連休の前半は好天に恵まれた。
金曜日の社内発表で大いに落胆し、気分は上向かぬままなれど、季節は巡り、行楽へと人を誘っている。が、私は引きこもる。土曜日の夕方に、女子会帰りのカミサンと合流して酒を飲んだくらいか。

家に籠って料理ばかりしておれば、酒量が増える。
最近は飲み過ぎを自覚しているから、ここいらで自らを戒める必要がある。

そー言えば、TVでは酒で失敗したタレントの話題があったな。
思うに、彼らは若いころからその世界しか知らぬので、業界では成功しても人格形成のための多種多様な経験が不足しているのだろう。私もこの年になって酒の依存症にならぬよう、注意しなければならぬ。
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さて、窓の外の青空を眺めながら、家に居て読書している。
このところ今野敏ばかりを読んでいたので、すっかり頭が今野敏になっていた事に気付かされた。
これも昔から読み続けている佐々木譲、緻密なプロットと重厚な読み応えの作者なのだが、比べればやや軽快で、登場人物のキャラが立っている今野敏の警察小説や、最近読了した拳法小説などでは、空手家でもある今野敏は型をつかう。

キャラ造形も、警察小説であれば捜査の方法論も、登場人物間のやり取りにも型があり、読者はそれを喜んで読み進むわけだが、これに慣れてしまうと佐々木譲の小説では登場人物の思考なり行動が、より柔軟である。この柔軟なところに今野敏に染まった頭が違和感を提出するわけなのだ。

で、結論はと言えば、読書はいろいろな作家をバランスよく行うべきであると言う事になる。その作家が手練れであればこそ、知らぬ間にこちらは影響されてしまう。

沈黙法廷、じっくりと読ませた。
数年前に経験した裁判員召集を否応なく思い出した。私の場合は被告人がすでに罪を認めていたので、議論は処分の程度に留まったのだが、、、
テーマは、作中で主人公が語る「貧乏であることは犯罪ですか」なのだろう。都市部の貧困者、特に若者や女性の実態と、対して小金持ちの独居老人の悲哀といった現代社会の暗部に光を当てて見せた。

さあ、連休前半最後の日だ。
今日は、自裁死を選んだ我が師 西部邁の遺作をとってある。例によって難解で、身勝手な、理念の洪水にまみれることで、孤高の思索者であった師を偲んでみたいと考えている。

南北会談を伝える朝のニュースを見て、会社の事務所でもスマホのネットニュースで見守り、この歴史的な日を過ごしたのだ。
金正恩の緊張しつつも時折弾ける満面の笑顔には、制裁の効果だ、茶番だとの指摘もあるところだが、改めて分断された隣国の同胞を再認識した喜びがあったことは否めない。
今後の進展には目が放せない。トランプはどう出るのか、安倍はどう動くのか。かつてベルリンの壁の崩壊を見たように、この日が歴史的なきっかけとなるのであろうか。

さて、自らを語れば、もう一つ歴史的な体験をした。
所属する会社の不祥事が明らかになり、驚き、呆れたが、諸事情により以下削除します。お天道様は見ているぞ。

24日は夕方から小雨、25日は朝から雨が本気で降っていた。
午前中は風も強く、傘もさせない横殴りの雨だったけれど、3時過ぎには一転して青空。そして今日は実に暖かな日となった。
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生垣のツツジも、至る所で満開である。

午前中は片付け仕事をして、夕方からの取引先との打ち合わせに向かう。私のような田舎者が戸惑う都心 赤坂見附でビールを飲みながらの気の置けない情報交換だった。
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試験結果が良く、性能が明確な製品になりそうなのは喜ばしいが、どうもステークホルダーが多すぎる。原料供給やら商流をどうするのか、我がほうでも追試は必要ないのか、知財の観点からはどうか。うーむ、これは関係者から事情を聞いて整理する必要がある。

打ち合わせが終われば、近所で働く息子も合流して店を替えて飲み直し。息子はすっかり都会のサラリーマンだなと、改めて思う。佐々木譲の沈黙法廷、単行本なので重たいが、楽しく読書をしながら帰宅。

21日 久々の休みだ。午前中はいろいろ片付けものをする。
午後からは掃除して、上の息子が夕飯を食べに来るに備える。春キャベツの和え物、肉豆腐、鶏のチーズ焼き、そしてシュウマイをチンして、蕪の漬物などで盛り上がる。

22日 朝は三人でいつものメニュー。夏みかんのヨーグルト、生野菜とソーセージと卵焼きとパンのワンディッシュ。牛乳と紅茶。

昼過ぎには下の息子も合流するので、料理を頑張る。再びの肉豆腐、グリルドビーフ沢山、パルメザンまみれのパスタは息子らに好評であった。いいだけ飲んで、夕食はひっぱり饂飩。
やはり料理ばかりしていた土日であった。頑張りました。

23日 さーて、仕事だ月曜日。
昨日までとは打って変わって、えらく肌寒い。しかし、これが季節なりの気温なのである。

気が滅入る朝礼の後は、ひたすら製品リニューアルに備える。情報を共有化するにも、他人事のような返事が来て魂消る。主体的に行動できないのは、自信の無さのなせる業なのか。ただ笑っていれば仕事ができていると思ったら、大間違いだよ。

もっと職制に見合った発言力を示せと言いたいところだが、できない人に言ってみても仕方がないか。組織の行く末が心配でならないのだが、年寄りの愚痴なのでありましょうね。

19日 遅めの電車で小舟町、商社を訪ねて新原料の情報を得る。室町のラーメン屋で早めの昼食にして、渋谷から井の頭線で新代田。今度はデザイン会社との打ち合わせだ。
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時間があったので、近所の大木の麓で読書。終われば今度は丸の内、渋谷から半蔵門線で戻る。
暖かな日で、歩いておればもはや上着を着ていられない。

丸の内の商社は小一時間で終わり、同僚と別れて線路をくぐり、八重洲北口の東京駅にアプローチ。5時過ぎに息子らと黒塀横丁で待ち合わせ。
流石は都会で、こんな時間なのに混んできたので、二階の北町まで登ってビア&グリルの店。
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流れて隣の店でしこたま飲んで、帰宅はそれでも10時前だったろうか。風呂に入り、寝床で佐々木譲の本を読了して轟沈。

で、20日。昨日に増して暖かだ。
昨日の訪問記をまとめて、メールで社内共有化しつつ、午後からはリニューアル製品のチラシを作り込む。

明日からはますます暖かくなるらしい。
土日には息子らも来てくれるので、料理の対応に忙しいオヤジである。

今日も曇天ながら、気温も上がって上着を着たのみで自転車通勤。ツツジも存分に花を咲かせている。

今後のスケジュールやら、リニューアル製品の事前準備やらで一日を過ごした。昼休みの港の波止場は、風もなく、陽も照らずだが、心地よい気温也。
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新原料の情報を求めて、明後日の都内行きを決めた。その日はカミサンが飲み会であるので、私も都内のビール屋に引っ掛かって帰ろうと思い、息子らにメールしたところが、二人とも都合が悪くはないらしい。

これは楽しみなことになってきたぞと、ほくそ笑むオヤジであった。

13日 金曜日。リニューアルが迫る製品がある。
誰もやらないので、概要をわかる範囲でまとめる。今やっておかねば間に合わぬよ、まったく。

リリース予定からバックキャストしてスケジュール表を作る。関係先と調整し、チーム内で共有化するのに、ほぼ丸一日を費やした。
風に寒い日は、アサリを酒蒸ししてクラムチャウダーで温まる。
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14日 思い立ってカミサンと東京見物。
そういえば丸の内側が新しくなったのを見ていない、わざわざグルリと東京駅を回って、神田、淡路町辺りで遅い昼飯。セリ鍋を食べたかったが昼はやっていないのね。塩釜おでんが旨かった。

神田の藪をかすめて新しくできたビル街の中を通って御茶ノ水駅に出る。聖橋を渡り、湯島聖堂を覗けば太極拳の方々。孔子様にご挨拶して、秋葉原、斜めにのぼって田原町。何度か来たクラフトビールの店で一休み、歩くのはこのくらいにしてメトロで上野、JRで東京駅。
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八重洲北側の飲み屋街に引っ掛かり、魚の店、秋田の店とハシゴして幸せに帰宅。出る前に買っておいた千葉ブランド大多喜の筍は、明日にしよう。移動時間に読み進めていた太田忠司の優しい幽霊たちの遁走曲を、寝床で読む。イイところなのだが睡魔に負けた。

15日 夜中には物凄い風の音がしていた。家まで揺れたような気がしていたが、起きてカミサンに話せば「酔っぱらって寝たせいでしょ」と笑われた。朝起きても風は強いが、昼には雨は止んでくれたようだ。

朝は軽めに済ませて、日曜日の定例 我が家の掃除。
昼は、鯖の水煮缶、納豆、卵に、小葱を刻み、白胡麻を混ぜた汁に、饂飩をつけて食す。山形名物ひっぱり饂飩だ。

ようやくの休日の午後、まずは太田忠司の続きを読んで、今度こそiPhoneの各種設定を終わらせてやろう。

久々の自転車通勤、今日は朝から暖かだ。
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桜が散ってしばし、今年も生垣のツツジがこれでもかとばかり花をつける時期になった。

さて、実はスマホで苦労している。
テンキーが捲れてきた我がガラケーを見限って、土曜日にドコモの店で機種更新したのだ。

会社支給のケータイは断っており、自前のガラケーを仕事でも使って来たのだが、その愛機も長年の使用に耐えかねたようだ。ケータイあればこそで、iPod touchを携帯音楽再生とカメラとして使ってきたが、その環境も維持したいので、iPhone X を選んでみた。

さあ、これが難しい。
日曜日からの出張に持って行ったが、かかってきた電話に出ることしかできない。重宝していた携帯メールやショートメールは、どうやって送ればよいのだ???

今日、やっと落ち着いて取扱説明書を読めば、携帯電話で使っていた懐かしのドコモメールのiモードは、スマホでは別のプロバイダspモードとかになるらしく、スマホではspモードにつなぐのもアプリが必要となるのだね。

で、d-アカウントやら、何たらかんたらをイヤになるほど設定させられて、ようやく携帯電話でできていたメールやり取りが可能になった。自宅のWi-Fiにも繋げることができて、ようやく何とかなったのが一時間前である。

後は、iCloudにこのデバイスを同期させられれば、一応の我が欲求は満たされる。出先に持ち歩いても、地図や電車の時刻確認をするくらいであろうな。間違っても、間抜けな顔をして公共の場でスマホに興じることのないように致したい、オヤジである。

第5巻を札幌の書店で見つけ、昨日の午後から取り掛かって、今日の早朝便で千歳⇒羽田の機内、モノレール、JRで自宅最寄り駅到着まで読み進み、あと10ページほどを自宅で読了。これで今野敏の孤拳伝:文庫新装版を読了した。
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1992年のノベルズ版を合本・文庫化して、昨年7月から全5巻を隔月刊行。512+472+488+464+696ページ、全2,632ページの、重ねれば厚さ105mmの大作であった。

不幸な生い立ちを自らの喧嘩拳法で乗り切ってきた若者が、強さを求め、強敵と対峙し、相手を倒し、しかしどうしても勝てない相手との戦いに悩み、技を極めるにつれて変貌していく。いやー今野さん、読ませます。去年の夏過ぎから楽しませていただきました。

風が物凄い千葉、午後からはポルテ号で事務所に出て仕事をした。
明日の午後のミーティングまでには、今回の出張報告をまとめねばならぬ。

今日は午後から研究所の定例会に出席した。
日頃から、電話だメールだで意思疎通は出来ているとしながらも、実は、顔を見合わせての会議ではアレコレ聞いておくべきこともイロイロある。

発言者の日常が、周囲の者には詳細が分からぬことが多く、若いうちは周りが如何見ているかなど気にしないものなので、傍から見ればどうしても説明不足になる事が否めぬ。ここいらが私のような年寄りの出番と弁えているのだ。

人事異動もあって、しかし若い者は成すべき事を追及しており、頼もしく感じた事である。

終わって、札幌駅前で先輩との飲み会。
退職同期のS氏と三人で、お手軽に飲んで酔っぱらって、楽しく二時間ほど語らう。酒ばかり過ぎて、先輩の「旅人よ」を拝聴する機会を逸してしまったが、次回は酒はホドホドにしてカラオケに行きましょうね。
酔っぱらいつつ、千歳まで来て定宿に泊まっているのである。

9日 有給休暇にして、母の着る春物購入付き合い、耳鼻科で薬を貰い、買い物して実家泊。8日 家の掃除をして、カミサンに作り置く料理素材を作り冷蔵庫へ。夕刻から札幌入りする。