急ぎの仕事もないので、7年前に仰せつかった今の担当業務の年表を作っているのである。
今でこそある程度のシェアを持つに至った製品群だが、先日のシニア卒業となる先輩ご夫婦との会食で、きっかけはその先輩の入社二年目の米国出張にあったことを知らされた。

取引先の企業の研究所で発売したばかりの製品を見せられ、持ち帰り、さっそく自分たちの農場で試してみた。良好な結果を得て、その二年後には我が社でも取り扱いを始めた。私が入社したのは、この年だ。

そして、その翌年には、大学と共同で国産自社開発を目指しているのだから、なかなかのフットワークと言えよう。
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我々新入社員の前で、M常務から「今年から我が社でこの製品を売ることになった」と聞かされたのを、今でも鮮明に覚えている。37年前の事であるから、年表は40年を遡るものになった。
今度、我が社でも社史編纂が行われるらしいので、この年表を完成させて、押し売りしてやろうと考えているのである。

29日までは暖かく、桜も一気に満開に至ったが、30日は風もあり気温も低めであった。
隣の席の若い同僚が4月で営業職へと異動する、私のチームの係長もすでに異動しており、残念ながら補充がなく、その場所に主任の机を動かすことになったので、私も席替えとなった。

あと二年、多分この席で仕事をするのであろう。
年度を終えて、会社としては大きな案件を引きずったまま、新年度に突入する。来週には、平成29年度実績のまとめ、依頼があったお客様の品質管理のお手伝い、広告宣伝の準備やら、札幌出張やら、そこそこのスケジュールが私を待っている。

31日の今日は土曜日。昼まで仕事のカミサンを迎えに行って、市内の桜見物をしておこうと考えている。

昨日と今日の暖気で、千葉の桜もすっかり満開だ。
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そして、今日は朝から曇りがち。夕方になるにつれて空もどんよりしてきた。

あと数日で平成29年度もお仕舞いだ。会社PCには、平成30年度のスケジュール管理表を作り始めたところである。
近くの千葉港埠頭には、モニュメントが姿を現していた。
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「錨」と「操舵輪」に、千葉の名物「二枚貝」をあしらったものらしい。有名?な加曾利貝塚もあるし、近頃では北米原産のホンビノス貝が採れるようになったものね。

26日 サイト編集をこなして、昼には散髪。大根の炒め物が、そこそこ上手に出来た。
25日 家を掃除して、片付けものをして、ドライクリーニングに出した冬物を受け取りに行く。グリルドビーフがイメージ通りに出来た。

先日イオンを冷やかしていて、ジャケット買いした安売りDVD。例によって趣味のSFっぽいのをいくつか買ったのだが、まずはエックスメン・アポカリプスを見て少々失望し、次いでスタートレック・ビヨンドでこんなものかと思い、その他には手を触れずにいた。

この土曜日はカミサンが仕事に出たもので、家で洗濯して、冬物コートはドライクリーニングに出して、手紙を出して年賀葉書を交換して、ラーメン食べて、2時間ほどのポタリング。帰宅して、ようやく見る気になったのがインターステラーだった。

魂消た。
しっかりしたSF考証、ストイックで、クールで、破綻のない映像。
ロケットで地球の重力圏を離脱して、無重力の描写も秀抜。木星付近に現れたワームホールまでは母船に回転を加えることで1Gを作り、噴射の際の加速Gなど「重力」の描写にトコトン拘っているのは、このストーリーのゴールが人類の地球からの避難であり、そのためには「重力」制御が必要で、主人公の娘がそれをやり遂げる事への対比なのであろう。

ブラックホール・ガルガンチュア(しかも回転していた)を使ったスイングバイだの、事象の地平面に落ちたと思われた主人公が超四次元空間に導かれ、重力波で地球の娘に交信を試みるだの、これはSF読み以外には難し過ぎるだろう。
逆に言えば、この世界に親しんでいる者には、これまた素晴らしい大傑作であった。いやぁ、凄い映画があるものだ。

最後に主人公が小型の宇宙艇を失敬して、仲間の救出に向かう。
この時代、既にこんな小規模な宇宙船でも、重力を操り恒星間飛行が可能なのでしょうね。人類も進んだものです。

半面で荒れ果てた地球。
襲い来る砂嵐や大規模な作物病害は、限界を超えた灌漑や遺伝子組み換え作物などの多様性を欠いた作付け、土壌微生物叢・昆虫類の貧困を暗示しているようにも思えた。

2014年の製作とあるが、私はその存在をまったく知らなかった。
この年は私の現役最後の年。新たな部下を加え、プロジェクトの立ち上げに追われ、カミサンの手術と、引っ越しがあった頃だ。さもありなんと言うべきか。

22日 午前中は月次ミーティング、放課後は移動する同僚氏の送別会に参加した。
23日 製品写真がようやく届く。サイト更新の作業などいろいろ。

外は冷たい雨が降っている。
昨夜の洗い物を食洗器に入れて、同僚が調味料をこぼした台所マットは洗濯機に入れて、昼前に車を走らせて永福寺の枝垂れ桜を見に行った。
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ソメイヨシノより早く咲くこの桜。去年は遅れて、盛りを過ぎてしまったから、今年は早めを心掛けた。ちょうど見ごろだが、二本ある奥の木が元気がないようだった。
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墓地に向かう道端には、石碑に張り付いた地衣類が小雨を喜んでいる様子だった。

18日 二日早いが、上の息子の誕生パーティを開催だ。
二人とも前の日からきて泊っており、生憎と私は鼻と喉が風邪をひいている。昨晩は鳥を焼いたくらいで、あとは買ってきた寿司で夕飯にして、珍しく酒を飲まずに早めに就寝したのだが、起きてみるとまだ本調子ではなかった。

朝飯はバースディケーキでおめでとう、昼にはビーフシチューを作り、私は乾杯のカヴァを一杯だけにしておいた。夕飯前に、カミサンにせき止め風邪薬を買ってきてもらう。

19日 雨だと脅かされて自転車通勤は諦めたが、とうとう雨は降らなかった。風邪気味を引きずっているから、まあ無理はしないで正解である。
咳が出るので、事務所ではマスクをしていた。世の中にはマスク愛好者が非常に多いようだが、私としてはマスク着用は非常に珍しいことだ。翌日の準備にイオンでお買い物して帰宅。

20日 朝から雨だった。気温も低い。何とか風邪は治まりつつある。マスク着用二日目だ。夜は、部の若き同僚らを自宅に招いて壮行会。
入社三年目となる彼女が営業職に異動で、春からは上司となる係長氏も呼んで面倒を見てやってください。若いうちは、いろいろと経験しておくことが為になるのだ。

前菜に少し凝って、アヒージョやら、ローストビーフやら、お豆のサラダに、酔っぱらって作った大根サラダ。お客には台所を貸して麻婆豆腐を作ってもらい、皆でワイワイと食べた。二日間酒を飲まずにいたから酔った、しかし酒が飲める程度には回復したようだ。

私と言う一人の人間、単一ゲノム(そーでもなさそう、との話もあり)の37兆個(60兆個の説あり)の細胞でできている。
しかし、それだけが私ではない。

腸内菌叢だけでも1000種類以上(のゲノム)の細菌が100兆個住んでいるというし、常在菌は腸内に限らない。皮膚にも、口腔内にも、胃にも、鼻にも、耳にも、肺にも、外界と接するところならば何処にでもいる。これらマイクロバイオームを全部ひっくるめたのが「私」である。

そうそう、寄生虫だって飼っているかも入れない。また一つゲノムが増えた。一つとは限らないか。

俯瞰すればゲノムの数でもその多様性からみても、もはやヒトが主役だとは言い難い。私とは、ヒトを取り囲むマイクロバイオーム全体で「一つの宇宙」である。微生物が私を生かし、コントロールしているのだ。

しかも、そのヒトの体も、日々の食事から得た構成材料で、自らの組織を壊しては作り直している。これを動的平衡(福岡ハカセ)と言う。今の私は、構成する分子から見れば去年の私ではないが、ヒトの体の生命現象は維持継続され、記憶も、癖も、古傷の後だって残っている。

何とも生物とは不思議な存在だ。独立した意識と思考能力を持っているのは、この一つの宇宙の中でもどうやらヒトとしての私だけであるらしいから、まだ偉そうな顔をしておられるわけである。って本当にそうなんだろうな、おい。
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最近読んだウイルスの本二冊、大変面白かった。
アーキアに好気性細菌が住み込んでミトコンドリアになった、光合成細菌が共生して葉緑体となった、てーのは既に定説であるらしい。私の時代の学校の教科書には、もちろん載っていなかった。そもそもアーキア(最初は古細菌)なんて、当時は存在すら知られていなかったンですもの。

そしてこの本によれば、細胞核も、細胞に感染したウイルスが自らの増殖のために作ったウイルス工場が、役目を終えても宿主の細胞を殺さず、居座って、あろうことか宿主と共に進化してきたのであろう、と言うのだ。(著者である武村博士の説)

菌を培養して喜んでいた時代、培養できない細菌は「いない」ことにする呪縛から離れて、メタゲノミクス周辺の進展はこの様に新たな知見をもたらしている。研究者は、日々楽しくて仕方があるまいと思う。

も一つ、私が昔習ったウイルスとは「結晶化できる無生物」だった。このウイルス粒子は、しかしウイルスの生活環ともいうべき中では、感染力を持った一形態に過ぎない。ウイルス粒子はウイルスの本質ではない。ウイルスが細胞に取り付いて自らのゲノムを大量に複製している状況、そのものがウイルスの本体ととらえるべきである、と言うのだ。この状態の細胞を、フランスのパトリック博士はヴァイロセルと名付けた由。

これまで分裂するのが仕事だったフツーの細胞が、ウイルスがとっついたらウイルスの本質たる「ヴァイロセル」に変身する?
理解はできるが、どうも苦しい。

いっその事、ウイルスはミニマリストなので、そもそも本質なんかないのです。と言ってしまえばどうか。
粒子になって細胞を感染させたと思えば、その細胞を乗っ取り自らを増殖して、再び次の宿主にとっつく。他人のソースを使って変幻自在に生きる、その営みが、その現象がウイルスなのであって、姿はないのです。(これは素人の私の戯言です、本には書いてありませんので悪しからず。)

何だか、地球の生命は、少なくとも真核生物は、ウイルスの意志から生まれた。ウイルスこそが神であった、という気がしてきましたね。

16日は午後から、千葉市から数えて三つ隣の市のお客様を訪ねる。我が社の乳酸菌で食品副産物からリキッドフィードを作っておられる。サンプル分析を頼まれて、品質管理にご協力することとした。国道16号線の上空はどんより怪しげな黒雲。
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朝から冷たい小雨だったが、夕方にかけて風も強まり、こりゃ先日までの暖かさはどこへやら。直帰させてもらい、クリニックで薬を貰って帰宅した。
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17日 起床すれば窓の結露が凄い。外気が冷たい証拠だろう。
朝飯は簡単に済ませて、掃除して、今夜は息子共が来るので食材の買い物に行こう。カミサンは夜は女子会とか。まあ、ゆっくりと遊んできなさい。

13日 札幌市の社会福祉協議会のご担当が、母の介護度の判定にやってくる。体の動きを調べたり、認知の状況を確認したりするのに私も立ち会った。札幌は道内の年寄りが大集合しているから、仕事は大変だろうな。新年度から保険証書は二年更新になるので、少しは負担も減るらしいのだとか。

終われば、母を歯医者に送って行き、製品写真を撮るべく市内とは言っても西区にある印刷会社を目指して車を走らせる。
夜は、今度シニア定年を迎えるお世話になった先輩ご夫婦に、駅前ホテルの会席料理で一献差し上げた。入社前の飼料分析アルバイトでは奥様に、そして入社後は情報誌の連載漫画の助言やらで、いろいろとお世話になった方なのだ。

14日 7時前に札幌駅から快速エアポート、9時発の飛行機に乗り、昼には自宅に着いて、着替えて、エスケープ号で出社する。
早朝の札幌は2℃、降りた羽田は22℃、コートなど着ていられない気温差である。

15日 今日も暖かで、ジャケットを羽織っただけでエスケープ号で通勤。先週末のシンポジウム展示を含めて、出張の後始末をいろいろする。帰宅時には風がやたらと強くなった。

週末には上の息子の誕生日祝い、来週は職場の若き同僚の壮行会、もてなす料理を考えておかねばなるまい。

午前中は、会社には移動日扱いで忝い。
母と共にリハビリ施設を見学に行き、その後は私は江別に移動して生産部門の打ち合わせに参加した。

TV会議で済むこともあれど、その場に居てこそのニュアンスもあり、有意義だった。新規包材のダミーを作り、明日の新製品撮影に備えたら、札幌駅前の定宿に戻ってきた。
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ホテルのフロントでは、明日発売の発泡酒の試飲缶の提供あり、連泊の部屋掃除不要を告げればビールのプレゼントありで、有難い。

明日も丁寧に過ごして参ろう。
昼前の羽田発で新千歳空港。快速エアポートで札幌駅にアプローチ。大通りまでの地下歩道では、各所で3.11関連のイベントあり。被災した海岸で採取したハマヒルガオの種子を、石狩の中学生らが増殖して、再び被災地に戻す活動の成果発表を聞いた。
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このコーディネーター氏は、早期退職した私の元同僚である。良い仕事をしているではないの。

去年移動した雪印パーラーを見つけて、ロイヤルスペシャルを食べて、持って行ったウィルスの本を読み耽る。羽田に向かう際にも、没頭してしまい新木場駅を通過してしまったくらい面白い。

夜は、先日世話になった甥っ子らを招いて、焼き肉屋で一杯。
いろいろと近況報告、今度の盆には家族皆ンなで記念写真を撮ろうなどと計画した。
札幌市内は、3月に入ってからの大雪がまだ残っている。