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1/3 ヘルファイア・クラブ

このところ読む本たちが当たり続きだったのに気をよくして、年末に新たに数冊仕入れていた。
さあ、どの本から読んでやろうかと、まず手に取った創元推理文庫 ヘルファイア・クラブに、見事に足元をすくわれてしまった。

登場人物の性格描写やら仕掛けがいかにも鈍重で、なかなか読み進めない。まさに我慢して付き合っていたが、300ページを越えたところで話がとんでもない展開を見せ、読んでいて俄然腹が立ってきた。何故、俺はこんな訳の判らぬつまらぬ話を読んでいるのだ。そうだ中断するという選択肢もあるではないか、読む本は他にもある、思いついて読むのを止めてしまった。

もう少し我慢して読めば、恐らく全ての伏線が絡み合って怒涛の如く結末に向かって、、、とは思うのだけれど、どうも毒気に当てられてしまったようだ。

本の裏表紙には「畢生の大作」だの「最高傑作登場」だのと書かれていて、すっかり騙された。
この頃の文庫本は高価だ。この本も上巻・下巻がそれぞれ1000円以上する。
貴重な休日に読む本だ、もう少し慎重に選ぶべきだったかと反省した。
by yokuya2006 | 2007-01-03 10:21 | 趣味の読書 | Comments(0)
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