1/10 日本でもA2ミルクが

物凄く寒いのだ、千葉。
今日はやや緩んだが、昨日は風も強くて、自転車通勤も寒い寒い。すっかり体を冷やしてしまった。
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この寒空だが、千葉みなと桟橋には穀物バルク船から観光船まで、いろいろな船が停泊中である。

さて、フェイスブックでお友達になった方の記事を見ていたら、中標津の「Aコープあるる」でA2ミルクが販売中とか。
豪州では注目を集めているが、日本では多分初めての試みだろう。業界関係者としては、一度飲んでみたいものである。

牛乳のタンパク質は、チーズになるカゼインが8割で、残りは乳清(ホエー)と呼ばれるタンパク質が2割ある。このカゼインは、さらにα:アルファ、β:ベータ、γ:ガンマ、κ:カッパとかいろいろあるらしい(済みません、詳しく知らないのです)が、このβーカゼインの中に更にA1やA2と言われる種類があることが最近分かったのだそうな。

構成するアミノ酸が一部分異なるのだが、このA1は「お腹ゴロゴロ」の乳糖不耐症を助長するとやら、そればかりか自閉症や総合失調症、糖尿病や心臓疾患の原因だとの学説が現れて、豪州では今ちょっとした騒ぎになっている。βーカゼインA2を含む牛乳なら大丈夫です、と言う事らしい。

A1やA2は、その牛の遺伝子が決めるのだそうで、じゃあA2だけを分泌する乳牛から絞った牛乳はめでたく「A2ミルク」と言うことになる。
最近では、A2遺伝子を持った乳牛の輸入精液が人気だそうな。

牛乳は殺菌とホモジナイズが必要なので、沢山の牛から絞った、沢山の酪農家からの牛乳が、乳業メーカーで混ぜられてしまう。これを合乳(ごうにゅう)と言って、つまり差別化しにくいのである。
流石にJA中標津は、A2の牛だけを集めることができるのだろう。
販売価格は、税込み388円とか。この先駆的取り組みがどうなるのか、興味津々なのである。






by yokuya2006 | 2019-01-10 19:01 | 牛ネタ | Comments(2)
Commented by rollingwest at 2019-01-11 07:19
バイオマス知見が満載の記事ですね。TPP解禁で色々な意味で国内乳製品の生産・販売に影響が与えられそうです。
Commented by yokuya2006 at 2019-01-11 20:46
A2ミルクは、学術的には未だ評価が定まりません。要注目ですね。