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10/1 柴田三兄妹ライヴ

札幌の母がいる実家に、朝から息子と向かってご機嫌伺い。一緒に昼飯を食べる。
そろそろ終わりの菜園の、隣家の地所まで伸びたカボチャを引っ張って、10個ほどの収穫をして、ついでに体の数箇所を虫に食われた。

10/1 柴田三兄妹ライヴ_f0057955_23323087.jpg夕方から風も出てますます気温が下がった中を、バスに乗り、地下鉄に乗って、時計台までテクテク歩く。

19時から二時間ばかり、時計台の二階「時計台ホール」で津軽三味線の柴田三兄妹ライヴを聞いてきた。取引先の会社から誘われていたのである。

三人の超絶技巧もさることながら、なるほど三味線が三丁あればいろいろな事ができるものだ。

三人合わせてのユニゾンで、これでもか!の力強さを聞かせたかと思えば、ふと合奏が解けてハーモニーが絡み合い聞く者をゾクリとさせる。兄貴と、妹二人の掛け合いも楽しい。個々の独奏を繋いだかと思えば、妹二人が三味線を置いて民謡を唄ったりもする。

力強さと疾走感、ドライヴ感が身上の津軽三味線だが、どうしてなかなか繊細でメロディアスだったり、華やかで艶やかで、等身大の生身の三兄妹が奏でる素晴らしいライヴであった。
津軽三味線と言えども、彼らのオリジナル曲は結構「今風」である。節回しはどうしても同じに聞こえてしまうけれど、新しい趣向も工夫されているようだ。会場で売っていたCDを買って、サインをしてもらった。息子が、明日が誕生日だと言う姉さんに花束を渡したりして、我々もミーハーである。

打楽器であるとも言われる津軽三味線。その打撃音がこもり反響して耳にうるさいのは、時計台二階の屋根の構造からして仕方がないのだろう。
by yokuya2006 | 2011-10-01 23:42 | 趣味の音楽 | Comments(2)
Commented by rollingwest at 2011-10-02 08:15
津軽三味線の名人公演を2年前に聴いたことがありますが、まさに芸術ですね!
Commented by yokuya2006 at 2011-10-02 09:45
あれだけの弾き手が三人揃うと、何か空中戦みたいな感じです。
それにしてもお三人ともお年頃で、誰かが結婚したりすればどうなるのかな、などと余計な心配をしました。
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