3/5 精霊の守り人
上橋菜穂子 著、新潮文庫
圧倒的なオリジナリティ、第一作目にして大規模で綿密に構築された世界観、他に類を見ない物語だ。これは大層面白い。
所謂ファンタジーもので、児童文学として書かれたのだが、文庫版では大人向けに「漢字を増やした」のみ手を入れたそうな。
短槍の名手バルサは、ワケありの過去を持つ女用心棒。
彼女が救い、その後に庇護を依頼された帝の第二皇子には、精霊の卵が産み付けられていた。この卵から雲を吐く精霊を孵化させねば、この地は旱魃に襲われる。バルサは仲間の呪術師たちとこの皇子を守るべく、伝説の存在たる精霊の天敵や帝の放った狩人との戦いに身を投じる。
しゃばけシリーズの、読み終わった文庫本の巻末紹介欄で目にとまり、面白そうだとネットで取り寄せてみた。その後、しゃばけの畠中さんもこの著者のファンである事を知った。
守り人シリーズ全10巻、あと9巻が私が読むのを待っている。鉱脈を探り当てた気分だ。
4日の午後から札幌にやってきた。
ここ二日間は吹雪で大荒れだったようだが、着いてみれば静かな、しかし冬に逆戻りの札幌である。
圧倒的なオリジナリティ、第一作目にして大規模で綿密に構築された世界観、他に類を見ない物語だ。これは大層面白い。
所謂ファンタジーもので、児童文学として書かれたのだが、文庫版では大人向けに「漢字を増やした」のみ手を入れたそうな。
短槍の名手バルサは、ワケありの過去を持つ女用心棒。
彼女が救い、その後に庇護を依頼された帝の第二皇子には、精霊の卵が産み付けられていた。この卵から雲を吐く精霊を孵化させねば、この地は旱魃に襲われる。バルサは仲間の呪術師たちとこの皇子を守るべく、伝説の存在たる精霊の天敵や帝の放った狩人との戦いに身を投じる。
しゃばけシリーズの、読み終わった文庫本の巻末紹介欄で目にとまり、面白そうだとネットで取り寄せてみた。その後、しゃばけの畠中さんもこの著者のファンである事を知った。
守り人シリーズ全10巻、あと9巻が私が読むのを待っている。鉱脈を探り当てた気分だ。
4日の午後から札幌にやってきた。
ここ二日間は吹雪で大荒れだったようだが、着いてみれば静かな、しかし冬に逆戻りの札幌である。
by yokuya2006
| 2011-03-06 09:45
| 趣味の読書
|
Comments(6)
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mikiko
at 2011-03-06 20:29
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「…守り人」シリーズ 懐かしいです! もう15年ぐらい前になるでしょうか・・このシリーズにはまりました~。 バルサの身体を張っての戦いにハラハラしながらもテンポの良い展開がたまりませんでした。
先住民・アボリジニなど文化人類学者ならではの世界観が魅力的で、ご本人も気さくでとてもパワーのある方ですよ!
ぜひご堪能くださいませね。
先住民・アボリジニなど文化人類学者ならではの世界観が魅力的で、ご本人も気さくでとてもパワーのある方ですよ!
ぜひご堪能くださいませね。
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yokuya2006 at 2011-03-07 07:21
mikikoさん、原作は平成8年だそうです。シリーズ完結編が世に出た時点で文庫化したそうで、文庫本は平成19年とあります。
まったく古さはありませんね。登場人物は、皆とても魅力的です。楽しみに読み進めます。
まったく古さはありませんね。登場人物は、皆とても魅力的です。楽しみに読み進めます。
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yokuya2006 at 2011-03-07 07:22
kouさん、その後リバビリ如何ですか。
このシリーズ、お勧めですよ~~
このシリーズ、お勧めですよ~~
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kou
at 2011-03-07 22:20
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yokuya2006 at 2011-03-08 19:12
私も高校生の時に右足の膝下の骨にヒビを入れてしまい、ギプスで固定していたら、すっかり歩けなくなった経験があります。
膝は曲がらない、そもそも足で立てない!
膝曲げから始まるリハビリは痛くて大変だった記憶があります。
人間の体って、動かしていないとだめなのですねぇ。
膝は曲がらない、そもそも足で立てない!
膝曲げから始まるリハビリは痛くて大変だった記憶があります。
人間の体って、動かしていないとだめなのですねぇ。