昨日までは、シトシト雨でじめじめ。もう梅雨が来たのかと思うほど。
そして、今日の朝は一転して青空で気温も28度くらいまで上がり、一気に初夏のよう。
ところが、夕方には小雨がパラついて、上空には低い雲が強い風に流されている。
こうも移り変わりが激しいのも、困りものですね。
写真は、我が家の窓から見える、どんより小雨の中に暮れゆく幕張ビル群だ。
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と言っているうちに、あれあれ今度は夕暮れ空が明るくなってきたぞ。
おっ、強い風で吹き払われたのか、富士山が良く見える。
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我が社の農場に行ったときに、牛舎をのぞいた。
他の牛は、エサを食べたり、ベッドに寝て反芻しているのに、パーラーの前に3頭が集まって、小声でひそひそ打ち合わせをしていた。
カメラを向けると、「おい、人間が見てるぞ」と察知され、睨まれた。
いったい、何を話していたのだろう。とても気になった。
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早川書房 原題は「1089 AND ALL THAT」なのだが、これでは直訳してもしょうがない。
で、変な題名がついている、のだな。

数学が好きな息子に買い与えた。
2~3時間で、読んだと返してよこした。物足りなかったらしい。
で、しばらくして、私が読んでみたわけだ。

各章の終わりに用意されている、おお、そうか、の驚きが、私は判らない。全部ではないが。
著者は、各章の最後で、喜び、楽しみ、読者にも同意を求める。
ネ、ネ、すごいでしょ、こうなんですよ、と。
しかし、私は判っていないンですけど、、、

数学は美しい!                    ・・・・・・・・・ らしい。
自然対数の底e、円周率とは言うがそれだけではないぞパイ、あり得ざる虚数のi
美しいのだろう、たぶん、と思うことにしよう。
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朝から打ち合わせで、都内のベンチャー企業に出かけた。
担当者が女性なのは知っていたが、出てきた上司も女性。
うら若き美女お二人を前にして、田舎から来たオジサンは舞い上がらぬよう気をつけて説明しました。

職務知識が如何のとは、言うまい。
一所懸命に仕事しているな、と感じることでした。

うちの若い社員はどうか、ここまで緊張感を持って仕事をしているか。そして、そもそも私は、、、

ベンチャーって、やりがいはあるが、仕事はハードなのだろうな。
こんな細い体で(大変に失礼)スタミナあるのだろうか。
私とは体格が違う、いや人種が違う、むしろ世界が違う、のは確かです。
いろいろと、考えさせられる訪問でした。
最後に「私の仕事は糞尿処理、」と言ったら、笑顔で、退いていた。失礼しましたっ。
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千葉大学真菌医学研究センターの市民公開講座に出かけた。
中規模の講堂が、ほぼ一杯。資料が足りなくなるほどの大盛況だった。
ご年配の方々が多く、都会に位置する大学の面目躍如と言ったところか。

第一部でカビと人とのプラスの関わりを説明、ペニシリンの発見には「青カビとブドウ球菌が一つのシャーレで増殖した偶然」だけではなく「気温の推移により最初に青カビが繁殖した偶然」もあった話が面白かった。

第二部ではカビによる肺臓炎の怖い実態、米国カリフォルニアには肺を犯す強力なカビが存在する輸入真菌症などの話、先生が頭良さそうで、スマートでかっこ良かった。

第三部では、真面目な花王の研究員氏による、少し宣伝も入ったカビ退治の話。
どれも面白く聞けました。
仕事の関連の話題もあったので、後で大学に問い合わせてみよっと。
神奈川のお客様を訪問した。
去年取り付けたベッドの上に追加した送風機の一台が回らない、との連絡だ。
なるほど、回らない。
近頃の機械は電子制御なので、問題の送風機に割り当てている番号を別番号に変更してみたら、ちゃんと回った。
おや、と思い、調整のために一度ブレーカーを落としたことを思い出し、さてはと元の番号に戻してみたら、ほら回った。
でも、やはり心配なので、別番号に設定しなおして、30分くらい回して様子を見ていたが、これで大丈夫なようだ。
送風機本体には問題がなく、何かの拍子に制御装置の個体識別がバグったらしい。
具合が悪くなった電子機器は、一度ブレーカーを落としてみる。しばらくしてから電源投入すると、何事もなかったように復帰することがある。
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去年の同じ時期に、パーラーには牛舎とは違って手動ボリュームの送風機を取り付けていた。
そろそろ気温が上がってきたが、搾乳中の人間も快適だと奥様に喜んでいただけた。
関東では、これから牛舎の送風機が活躍する時期がくる。
河出書房新社 奇想コレクション ページをめくれば ゼナ・ヘンダースンを読み終わった。
先日の江戸散策のお供にもって行き、行き帰りの電車の中で、続きは就寝前に読んだ。
女性の、教師の、子供の、と少し鼻についたが、そこそこ面白く読めました。
最後の中篇が、佳作です。
この連休中の仕事として、NPOの法人化に係る提出書類の作成を進めている。
昨日までで、認定申請書、役員と社員名簿、定款などの原案を作り終えた。

この後は、今月半ばに予定している設立総会に向けて、向こう二年間の事業計画と会計収支予算書を作らねばならない。
受託の目処もない事業を予算化するわけにもいかず、まあ固いところで見ていくしかないな。
創元SF文庫 歌う船」アン・マキャフリーを読み終わった。
健気な乙女の人格を持つ宇宙船BrainShipの物語。
女性作家ならではの視点で、主人公の愛と冒険を語ります。
なかなかの傑作です。
関東乳販連から、連休前に緊急連絡が回っている。
関東の生乳生産は4月に入っても高水準で推移しており、4月単月の販売不可能乳は4000トンを越えるという。
そこで、いよいよ「これまでは自然体としてきた計画生産の考え方を改める」とし、学校給食による需要が無い連休期間は前年実績3%の出荷抑制を求め、駄牛の淘汰(年取ったりで品質の悪いミルクを出す牛は廃用とする)と、全乳哺育(人工ミルクを飲ませず、余った牛乳で子牛を育てること)を推奨します、との文書だ。

これから夏が来る。
暑い夏は、牛乳の消費も伸びる。
しかし夏休みは学校給食向け牛乳が止まって、牛乳がダブつく。
秋には、品質による牛乳の淘汰が始まる。
九州、北海道に次いで、いよいよ関東にも、生産調整の波が押し寄せる。
市の生ごみ資源化アドバイザーなどを細々と続けてきたNPO活動だったが、サポートする市民団体が増えたことなどから機運が高まり、いよいよNPOを法人化することになった。

NPOでは、実は懲りている。
一つは「生ごみ資源化」を標榜したNPO。
「生ごみ堆肥化に取り組む市民団体の支援」という煩雑な実務作業は我々にやらせておいて、生ごみ堆肥で野菜を作る畑仕事が面白くなってしまった一部の理事たちが、我田引水、傍若無人、言語道断な振る舞いをし、市議の秘書風情の事務局長は会を私物化するわ、収拾がつかなくなった会長は逃げるわ、もうぐちゃぐちゃ。
会は空中分解してしまい、私も理事をやめ、NPOからも退会した。

もう一つは、これは悪人がいたわけではないのだが、技術関係専門家のNPO。
まだらボケの理事が、プロジェクトの運営費をポケットに入れてしまい、ボケの怖いところだが自己の正当性を譲らない。
しかも、ある町の補助事業に関して私も主力メンバーとして住民参加を取り持っていたのだが、町が住民の意見を聞いたふりのアリバイづくりに我々NPOを利用する構図が見え見えなのに、技術系の悲しさか、町に強く抗議できぬまま提灯持ちをさせられた。
挙句に二年目も町と契約すると言うので、いい加減に目を覚ませと契約撤回を決議したにもかかわらず、今までの苦労とか言いながら契約してしまった。
で、NPOを退会した。

NPOとは、善意の第三者がボランティア精神で集まるもの」と単純に信じ込み、考えが及ばぬ私も未熟だったが、ともに良い社会勉強をさせていただいた。
NPOは、メンバーをよほど厳選せねばならない。
そして目的を明確にすることだ。と知らされた。
そして資金、周囲に媚びる必要はないが、行政ともパートナーシップの立場から協調して業務を受託する、企業にも堂々と趣旨説明して援助を求める態度も必要だろう。

私の二つのNPO失敗例の共通点を敢えて言えば、会の首脳部の老害であったろう。
歳をとると、視野が狭くなり、意固地に、頑固に、そして唯我独尊になる傾向がある。
特に専門的な仕事一筋の方に多いとお見受けするが、残念なことだ。
私も、多趣味の年寄りになるよう、努力しなければと思う。

空中分解したNPOの、そのときの「良識派理事」達が今回の設立メンバーだ。
皆、苦い経験をしている。
これを教訓として、自らを戒めて、努力したいものだ。
河出書房新社 奇想コレクション「どんがらがん」アブラム・デイヴィッドスンを読み終えた。
短編が14話、そして中篇が2話。
何だろね、各編が万華鏡を覗くようだ。
かなり癖のある作家で、しかしとても楽しめました。
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別な本を読み進めていたが、ブログで知りネットで買った本が面白く、一気に読んでしまった。
東京大学出版会 遠藤秀紀さんの「ウシの動物学」だ。
全体としては解剖学的に語られるのだが、人類の手で絶滅させられた原牛オーロックスと対比させて、極めて特殊な存在たる家畜ウシを浮かび上がらせたり、人間の育種へのベクトルを「心のエネルギー」と称したり、ウシがバタバタ死ぬ病などの言葉遣いが、個性的だ。
テーマごとに読めば紙面の制約だろう物足りなさも覚えるが、長年凝り固まった私のウシ感を、客観的・総合的立場で解きほぐしていただいたようである。
いつも通るたびに、面白いと思う。
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堤防道路が前方の鉄橋にぶち当たっていて、ここが信号付きのT字路になっている。
右に曲がれば揖斐川を渡って桑名の町、左に折れれば長良川を渡って長島温泉。
鉄橋の道路は、国道一号線だ。
二本の川をまたぐ鉄橋の真ん中にT字路があるなんて、ここだけじゃあないだろうか。
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ちなみに、鉄橋の向こうに見えるのは、長良川河口堰。
キノコみたいに見えるのは、水門の巻上げ施設。
ガミラスの要塞みたいね。
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広島から山口にかけて、高速道路から見る山々は岩山である。
緑の植生が覆っているが、山肌は隠しようがない。岩である。
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山の無い千葉から走ってくると、今までの山とは景色が変わったなと思うのだ。
出張で、広島県の西条へ。
住所で言えば東広島市、新幹線も止まり、山陽道のインターもあり、広島空港も近くて便利なところ。広島大学もあるが、何と言っても西条は造り酒屋が駅前からゾロリと並んでいるのが有名。好きな人には堪りません、ゆーとるけのお。
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私の好きな、亀齢酒造さん。
冬に限定販売される「亀どん」:濁り酒には珍しい辛口純米が、お勧めね。
一合瓶もあるが、一升カメに入ったものもあり、ご贈答に最適です。
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朝から息子たちに手伝わせて、「生ごみ・もみがら・牛糞堆肥」の袋詰め。試験を頼まれたお役所から、近々引き取りに来る予定がある。第一回目の引取りでは、とても良い堆肥だと評価をいただいていた、努力の甲斐があって嬉しいことだ。
作業の途中で、市内の生ごみ資源化施設の機械の調整に出かけた。熱心な自治会メンバーさんたちと、楽しく語らった。一緒にアドバイザーをやっている方から、野菜とタケノコをいただいた。施設の機械を設置した社長さんからは、お昼を奢ってもらい、大吟醸のお酒をいただいた。
試験の対照区だった「もみがら・牛糞堆肥」は、もったいないので持っていた土嚢袋に詰めて、ご夫婦で市内の花壇運営ボランティアをしているところにお持ちして差し上げた。またもやお菓子をもらい、あろうことか息子らにはお小遣いまで頂戴した。
いろいろな方とお会いし、お話ができ、ずいぶん貰い物の多い一日だった。感謝。感謝。

堆肥舎を片付けていたら、ネズミの巣を壊したらしい。生まれたばかりのネズミの赤ちゃんが10数匹出てきた。可哀想だったが、巣もなくなったし、親も逃げてしまったし、助けようがない。お前たち害獣だものね。発酵している堆肥の中に埋めた。息子らと手を合わせた。南無阿弥陀仏。
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久しぶりに、那須のO製作所を訪ねた。この会社はサイロクレーンの開発で有名だ。
アイデアマンでクラフトマンの社長さん、今度は堆肥発酵の廃熱を利用してイチゴの水耕栽培に挑戦中だった。
会社の庭先に試験用のハウスを建てている。この行動力はスゴイね。
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農薬の残留を原則全て禁止して、「残留を認める農薬」のみを一覧表にして示す方式が、ポジティブリスト制度。
対してネガティブリスト制は、「残留してはならないもの」を一覧表にして示すという方式だ。
残留基準を設定して、それを超えた食品の流通を禁止するという、これまでのネガティブリスト制では、残留基準が設定されていない農薬に対しては無力になってしまう、との反省があったわけだ。この5月末からは、残留基準の設定されていない農薬が残留する食品は流通禁止!

我々エサ屋も、この制度に対応するための準備が忙しくなってきた。
趣旨にはもちろん賛成だが、輸入大国日本でこれを徹底するのは、とても大変なことだ。
ものすごく企業の資源(人、もの、金)を喰っているのが実情だ。
東武の特急電車の中では、後ろの会社員の関西弁の会話が騒々しい。PCを取り出して、ヘッドフォンでYESを聞いていた。名曲Awakenを聞きながら小雨にけぶる田園地帯を車窓に見て走るのは、なかなかシュールです。
浅草から地下鉄で上野駅、JRに乗り換える。
地下からエスカレーターで上がってきたところに、ハードロックカフェがある。
そういえば、YESの名盤「fragile」が飾ってあったな、数歩寄り道して写真を撮った。
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上野駅は新装して、もう3年くらい経ったのだったろうか。
昔と比べると、とても綺麗になったものだ。
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今日は朝から事務所で仕事。
私も、酪農家さんと同様で、ほとんど土日の休みはありませんの。
お前の場合は、趣味の仕事が多すぎるンだ、と周囲の声。済みません、仰るとおりです。
会社のPCで仕事をしながら、無線LAN環境があるのをいいことに個人のPCでデータを焼いたりしながら、ネットしながら、片付け仕事。
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皆さんのブログが、各地の春を紹介しているので、私も一発。
千葉は、先日の雨と風で、もう桜は花びらを落としつつあります。
あれ、何か引っ掛かっているぞ。天の羽衣かな。そんなキレイなものではありません。
重なるときは重なるもので、またまた飲料かすの飼料化で打ち合わせ。
大手メーカー 二社を訪問した。
午前中の会社は、やはり廃棄ラインが専用化されていなく、排出ベルコンにも付着物がある。
これが混ざっては困るのだが、先方はやはり「絞り粕だから」「エサ原料だから」と捉えるためか、頓着が無い。いつもの事だが「飼料も食品として考えてください」と前置きして、ラインを掃除してから専用容器に入れていただきたい、とお願いしたが、さてどうなるか。

午後の会社は、既にお付き合いがある。
TV放映されたこともあり、今後とも安定供給をよろしくお願いした。
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上はミキサーにSKB茶殻の投入、下はTMR飼料を食べる牛さんだ。
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ハミルトンのSF黎明期のスペースオペラ、荒唐無稽と非難することは容易いが、私はこんなSFが好きだ。
滅亡間近の銀河系から蛇人間の侵略、別銀河のガス人間と協力してこれを迎え撃つ我が銀河系の星間パトロール。危機に次ぐ危機、宇宙空間を埋め尽くす宇宙戦艦の殲滅白兵戦、アッと驚く新兵器、勧善懲悪の世界観とハッピーエンド。1929年の作品なんだって。

そういえば、恐れ多くも野田宇宙大元帥によるキャプテン・フューチャー全集の続巻はどうなったのだろう。創元社のホームページで調べてみよう。
ここ最近、ビール会社からビール粕が出てこない。
酪農現場でのビール粕利用が、大きく様変わりしつつある。

牛のエサとしては長い伝統があるビール粕だ。明治30年代には、札幌麦酒のビール粕を共同購入して振り分ける酪農家の組合組織が札幌で稼動していた。まだ農協も無かった時代、ビール粕で連携した酪農家達は、飼養管理を学び、牛乳の販売を行ったのだ。

ビール粕が出ないのは、普通ビールの仕込が激減し、発泡酒と第三のビールが増加しているのが原因だ。発泡酒の粕は、麦の割合が少ないので、ねっとりべたべたしていて別物。第三のビールに至っては粕が出ないのだと言う。

ドイツでは厳格に原料が定められていると聞くビールだが、この軽薄短小(死語か)の日本では、まず価格が最優先だ。ビールの伝統をぶち壊し、まがい物飲料を競争して開発、雨あられと宣伝し、理想的に運営されていた副産物利用の伝統も消え去ろうとしている。お客様のニーズ、新製品開発と言えば聞こえは良いが、一体この国はどうしてこうも落ち着きが無いのだろう。

ちなみに発泡酒粕は、製品によってレシピが違うため栄養成分も製品によって異なる。特に粗蛋白質のブレが大きいので、注意が必要だ。ビール粕は、どのメーカーのものでも成分はほぼ同様なのだが。
昨日に続いて、今度は大手飲料メーカーを訪問した。
やはり事情は同じで、いろいろな絞りかすを分別せずに廃棄している。
今のところ分別はできないとの事。
しかし、何とかしなければとの思いは感じることができた。
大手企業は、どこも最近は「環境」を標榜している。
風は吹いているのだ。
迷惑がられぬ程度に、これからも連絡を保ち、働きかけていくことにしたい。
朝から、M県の飲料メーカーを訪問。飲料カスが飼料原料にならぬか、相談した。
各種飲料のカスはすべて廃棄シュートに一括処理で、分別できない。分別しても専用の貯蔵施設に費用がかかる。バラ出荷はできるがフレコン詰めは人手がかかり難しい。残念ながら、毎度のパターンで終始した。
当方は小額ながら有価物として買う、先方は産廃処理費用が浮く、そこの所の計算をして欲しいのだが、目先の出費が気になるのだ。
やはり、先方に「バイオマス活用」の明確な意思がないと、話が進まない。

午後からは、焼酎メーカーで焼酎粕の飼料原料化の話。
焼酎ブームのため、売り上げが伸びており、粕もたくさん出ているのだろう。
粕は積極的に飼料化したいと熱心だった。景気の良い業界は新しい取組みに熱心だ。貧すれば鈍すの裏返し。衣食足りて有機物循環を知る。海洋投棄ができなくなる背景もある。
河出書房新社の奇想コレクション、スタージョンの輝く断片を読了した。
忙しくて、取り掛かって読み終えるまでずいぶん時間がかかった、しかし断続しつつも幸せな期間だった。
奇想、快作、怪作のアンソロジーで、楽しめました。
前回のスタージョンと比べれば、まるで別人の趣だが、読後感の満足度は同様だ。
新幹線で博多までの移動中に読み終えた。
福岡は、桜が開花間際である。
早朝から首都高を抜けて、富士に寄り、その後は岐阜県の工場まで移動した。
作業は順調に終わり、宿に向かう堤防道路から、中規模の酪農家さんの牛舎が見下ろせた。
屋根なしのルーズバーンと言うのか、広場の中ほどはコンモリと恐らく掻き上げた糞で高くなり、頂上にはパワーショベルが鎮座している。
餌場には屋根があるのだが、その周辺は雨水と恐らく尿が溜まって泥濘化している。
牛たちは、足首まで泥に埋まりながら歩いており、体も真っ黒だ。

牛たちの健康状態も心配になるが、この堤防道路を毎日たくさんの車が行き来することを考えれば、別な心配も沸いてくる。この光景を見た一般の方々が、牛乳を飲もうと考えるだろうか。

実は仕事柄よく見る光景なのかもしれなかったが、牛乳の廃棄が重くのしかかっていたので、気になってしまった。写真掲載は控えさせていただきます。
ご自分の団地に生ごみ処理機を置いて「生ごみ資源化」に取り組む方々が、視察に来られた。この団地をサポートしている市の「生ごみ資源化アドバイザー」K氏と協力して、対応した。
息子等にも手伝わせて、掃除やら、スライド準備やら。
急いで作ったスライド資料は、文言が硬かったかも知れないが、できるだけ平易に説明した。
皆さん、微生物の働きに素直に感動していただけて、手ごたえがあった。
忙しかったが、実践者同士の連帯感を感じた楽しい一日だった。
写真は、モミガラの繊維質の分解を見る視察の方々だ。
Kさん、息子たち、有難うございました。
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ホクレンさんが、生乳1000トンを3月中に廃棄する。
特に十勝の生産の伸びが大きいらしい。
処理して有機肥料に、だそうだが、もし直接畑にすき込まずに堆肥処理するとすれば、さぞかし臭気が出るだろうな。

それにしても悲しいことだ。
最近、コンビニに行くと、飲料の棚に牛乳の200ミリパックが無かったりするようになった。
置いてあるのは、500や1000ccの大きな紙容器。
これは家庭用だな。

要するに、メシと一緒に、パンやサンドイッチと一緒に200ミリのパックを買う人が減ったのだ。
コンビニには競合商品は多々ある。
コーヒー、紅茶、いろいろなジュース類、お茶の類。
手を変え品を変え、パッケージを変え、オマケをつけて競争している。
コンビニは売れ筋に正直だから、足の鈍い商品は置かなくなる。
心配していました。

関東周辺ではメガファームがどんどん規模拡大し、首都圏に生乳を入れている。
九州では一年前から、北海道の牛乳に圧される形で、生乳がダブついていた。
北海道の牛乳は関東圏まで、九州の牛乳は関西圏まで、これは昔の話。
今では分水嶺は本州と九州の間、関門海峡まで追い詰められていると聞いた。
そして北海道では、それでも生産余力が拡大しているのだ。

とりあえず、大規模な広告宣伝。
テレビで、ラジオで、あらゆるメディアでガンガン流す。
牛乳はカラダにいい、太るなんてウソ、もっと牛乳飲もう。
やっぱ牛乳でしょ、のコマーシャルは最近どうした。
業界関係者よ、努力しよう。