札幌から帰ってきたこともあるが、土・日・祝日とかなり暖かい。そして湿度が高い。
沖縄は梅雨入りしたのだそうな。あ゛~、あの季節がやってくる。

特になにをするでもなく、我が家でノタノタと過ごす。
家の中では、息子が一人で住むと云って引越しの準備をしている。我々老夫婦を置いて行くのだと云う。まあ一人暮らしをしたい気持ちはよく分かるのだ。結婚前の私もそうだった。平岸や美園のアパートを捜し歩いた。当時は会社が市内に実家のあるものに独立を許さず、独身寮に入れなどと云われたものだが、今はそんな時代でもなかろう。都会は独身者には便利この上ない。

改めて賃貸に出す札幌の我が家のリフォームを、業者から出てきた見積もりを基にいろいろ検討している。トイレ、ガスレンジ、湯沸かし器の更新など、かなりの高額出費になりそうである。
f0057955_184422.jpg鈴木宗男が考える日本
鈴木宗男・魚住昭・佐藤優、洋泉社新書

前半は鈴木氏と佐藤氏の対談「鈴木宗男、自らの政治姿勢を語る」、後半は魚住氏と佐藤氏との対談「戦後保守政治と新自由主義、そして官僚制」。本書は佐藤優プロデュースによる「政治家:鈴木宗男への入門書」である。

利益誘導型の手法とその類稀な行動力が災いして批判を受けることも多かったが、草の根を歩き自らを問い直した、本来真っ当な保守主義政治家、現実的で勤勉実直な鈴木氏の再起動に期待したいという気持ちになった。そういえばあの頃、鈴木氏をあげた検察も、煽ったマスコミ、そして野党も便乗して「疑惑の総合商社」だの「ムネオハウス」(何故か現地ロシア語ではなく奇妙だった)だの騒いだのだけれど、かなりその経緯は怪しかったと言わざるを得ない。結局は別件逮捕。時代は変わるのである。
札幌市内の書店で、平積みになっていたものを買い、楽しく読み進んだ。

奇跡の脳 -脳科学者の脳が壊れたとき- ジル・ポルト・テイラー 竹内 薫 訳、新潮文庫
現役バリバリ、順風満帆、新進気鋭の若き米国女性脳科学者Dr.テイラーが、ある朝の目覚めと共に頭の芯からの痛みを感じ、倒れ、あろうことか自分が出血性の脳卒中に遭遇したことを知る。科学者としての好奇心で、彼女は失われゆく自らの脳の機能を観察しながら、病院に担ぎ込まれる。

この本は、脳手術を受け、退行した脳の機能を取り戻し、失ったものは新たに補完して、病前とは異なる新たな自分を確立した彼女の8年間の記録である。左脳を損傷した状況からの回復、脳の各部位の機能の再統合、そして後半では右脳の存在の意味が語られる。

後半は趣きが変わって、生き物が属しやがて還る宇宙への窓口としての右脳が語られ、まるで宗教書のような内容になるのも面白い。スピリチュアルを求める米国での50万部は、この辺りのことだろう。巻末の養老氏、茂木氏の解説も豪華。
千歳空港の売店で、本に呼ばれて手に取り、自宅までの移動時間に読み終えた。
今日は会社を休みにした。必要な仕事は都度に処理しているものの、出張にかこつけて私用で出歩いているわけには行かれまい。レンタカーも昨日で清算して、今日からは個人で借り直している。
母をお琴の教室と病院まで送り迎えしながら、マンションの工事手続きやら買い物やらで札幌市内を駆け回る。豊平川は水量が多く、やや濁った水が音を立てて流れ下っていた。
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上流からの雪解け水が集まって増水しているのだ。そういえば札幌の春はこうして始まるのだったな。サイクリングロードを使って通勤していた30年前を思い出した。
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河畔では、冬季間の排雪で集められた雪山の表面積を増して融雪促進する作業を、黙々とパワーショベルがこなしている。

夕飯は、先日ご馳走した息子の友人が、何と手料理での夕べを企画してくれると云う。
お言葉に甘えて北大前の学生用マンションまでお呼ばれしてきた。
きんぴら、鶏肉のピカタ、ポテトサラダ、鮭のチャーハンにトマトスープなど、美味しくいただいて、いろいろと話をしてきた。近頃の若者はなかなか立派なものである。
午前中は私用を入れていて、さあ自転車で出てやろうと張り切っていたら、朝から曇天、風が強く、しかも雨まで落ちてきて、これは自転車を諦めざるを得ない。
次の賃貸まで、マンションの内装に手を入れねばならない。しかし、頼んでいる不動産管理会社が融通が利かず難儀している。二度目の打ち合わせで、内装業者は私に指名権がある(私の資産なのだから当たり前)事を担当の若い兄ちゃんに認めさせ、相見積もりを取る業者を連れていく。
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合間に一服した近所の珈琲店。昔はよく来たものだ。

思った以上に時間がかかり、急いで研究所に駆けつけて、新人研修。
終われば実家で晩飯を作りながら息子の帰りを待つ。
今夜のメニューは、キタアカリとソーセージと人参、玉ねぎでホワイトソースにチーズを乗せて焼いてグラタン風、鶏肉は塩胡椒で皮パリパリにただ焼いたの、汁もの代わりに出汁を取って薄味にした大根とキノコと焼き豆腐の煮物、息子が作り置いていた鶏団子から生姜の風味が溶け出て、これは旨かったね。
実家の庭では、花壇から野菜畑に向かってクロッカスが野生化して脱走中であった。
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カミサンの実家からカメレオン号で研究所まで走る。朝はまだ涼しかったが、昼には好天となって温度も上がり、楽しく疾走できた。関連会社との打ち合わせも結果は上々、何とかなりそうで一安心。要請先に首尾を報告して戻る。
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夜は息子と一杯やる。友人の数学徒がついてきた。いかにも育ちの良さげな好青年であった。新装なった雪印パーラーでロイヤルスペシャル、ちと高級な居酒屋、焼き肉屋とはしごして、飲みすぎ食べすぎて帰宅。
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23日 午前中は、必死で仕事をする。
到着する荷物を待ちつつ、これを分けて送る荷物の整理をしつつ、届けばすぐさま荷造りして11時過ぎに会社を出る。昼飯は食べる時間が無い。グリーン車を奢って、車内で菜の花弁当をお茶で流し込んで、一息ついたら新橋に到着した。
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1時に新橋で打ち合わせ、終わってメトロで待つと空港行きの快速電車に乗ることが出来た。品川から先は、蒲田もなにもすべて飛ばして羽田空港まで行く。お陰で15時の飛行機に早めて搭乗することが出来た。日ごろの行いが良いと、こうしたものだ。

f0057955_215237.jpg16時半に千歳空港に着、JR快速エアポートで新札幌、メトロに乗り換えて、18時前には札幌テレビ塔の近くの取引先で打ち合わせが出来ていた。

午後に、新橋と札幌で打ち合わせなど、忙しないこと甚だしいが、今日は上手い具合に時間が嵌って実現したわけである。

一時間ほど打ち合わせをして、終われば雨がパラつく市内で息子と待ち合わせて、世界のヤマちゃんで大量の手羽先を食べつつ酒を飲む。

ビール、芋焼酎のお湯割り、日本酒など沢山飲む。次いで、予定通りカラオケに行く。
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二時間ほど唄って、メトロでカミサンの実家に戻り、止せばいいのに、またビールなどを飲む。日が変わる前に就寝。

24日 同僚に乗せてもらって、研究所で一日会議。
終われば、今日は私の実家に息子と二人で泊めてもらっている。
先日、忘れていった部分入れ歯が、再び私の口内に装着された。めでたしめでたし。

今日はそこそこ暖かい札幌、明日はもっと気温が上がるらしい。早めにカミサンの実家に戻って、研究所までカメレオン号で走るのを楽しみにしている。
昼前に事務所に出る。
雨の予報なので、ポルテ号で向かう。ほら、もう小雨が落ちてきた。

懸案事項を、マウスパッド代わりのメモ用紙の束の上に書き出す。十数項目あって魂消て気落ちするが、気持ちを立て直して、愚直に丁寧に記入した順に上から取り掛かる。

終わればシャーペンで横線を入れて項目を消していく。夕方には少しは気が晴れて、遊びで資料を作り込めるほどに作業が進んだ。なに、明日の午前中も仕事はできるのだ。今日のうちに全てに対処する必要があるでもない。

かなり気が楽になって、7時に帰宅。家族と語らいつつ酒を飲み、風呂に入って人心地。
お陰で明日は心軽やかに出張に向かえそうだ。1時過ぎに新橋、4時の飛行機に乗りたい私である。
札幌に着いたら、息子と美味しいものを食べてカラオケとしよう。
18日 昨夜は自転車を置いてきたから、電車通勤。席を立つのも惜しんで稟議二件の準備などに没頭する。昼休みには、自転車のチェーンを洗う。4/1に洗って半月だが、かなり汚れるものだ。午後も仕事に打ち込んで、夕方には何故か私が周辺のPCセッティングをする羽目になる。延長タップで電源を引き回し、LANをハブで繋いで、OAデスクの裏に配線を仕舞い込んで美しく仕上げる。これで1時間のロスである。業務課に前から頼んであるのに、何でやらないかな。

19日 午後から会議がある。ギリギリまで事務仕事をして会議に臨む。終われば再び書類作成をひたすら続けた。6時に会議のメンバーからお呼びがかかって、いそいそと飲み会に参加する。幸せになり帰宅する。

20日 作業服を着て自転車で研究農場。エダマメの播種のあとは、今月上旬に播いたスイートコーンが発芽してきたので、発芽調査をする。f0057955_9522194.jpgこの時期は暖かく、お湿りも十分で、試験区には差が見られないようだ。

ついで一反歩の畑に緑肥作物の種をまく。

バラ播きで良いのかと思いきや、収穫して他の場所に運んで鋤き込み試験をするからスジ播きにするのだと。
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肥料を撒いて、種をスジ播きに落とし、両足で覆土して、最後に足で踏み込む。
段取りも良く4人で作業したので、昼を挟んで3時間ほどで終了したが、こたえた。

事務作業が残っているので、作業服とゴム長靴のまま自転車を飛ばして事務所で書類作り。何とか終えて、6時過ぎには職場の歓迎会に向かった。酒癖の悪い同僚に絡まれて、やや不快。まったくイイ歳をして、そんなに自分がカワイイかなあ、馬鹿。

21日 朝の9時からNPOの作業。念願だった床屋で散髪。横のコンビニがサンクスからローソンに替わるとかで工事中だ。オーナーは同じらしいから、コンビニ業界も仁義なき戦いであるね。
巨人の大足に合う靴を選んで帰宅。昼からは来月の北海道は日高・十勝の桜ツアーの行程を練る。JTBに行き、ホテルと航空券とレンタカーを予約してもらい、これで勤続30年の旅行券は使い切る。

夜はカミサンの職場の「日本酒の会」とやらに夫婦で出かけた。
酒屋の大将とソムリエ氏が、10種類の日本酒を解説しつつ飲ませる。料理もなかなか楽しめた。獺祭スパークリングで始まり、新潟の淡麗本醸造から山口、福島の純米、吟醸と進んで、最後は獺祭の23%磨きで〆た。幸せになり帰宅した。
16日 研究所でスイートコーンの種まき。朝から嬉しく自転車で小一時間走る。試験圃場だから、マルチの穴にいろいろな種をまく。これは明日の太ももの筋肉が思いやられる。
自転車を漕ぐ筋肉とは異なる部位を駆使している。
昼に旨いラーメンを食べて、おもむろに事務所に向かって自転車を走らせる。
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ろっぽう水の道の親水公園の桜。とうとう開花の盛りには来ることが出来なかった。壮観だったことだろう。今では地面が桜の花びらでピンクの絨毯と化していた。
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なおも下れば、千葉都市モノレールの車両基地で新型車両アーバンフライヤー・ゼロタイプが駐機していた。うーむ、なかなかカッコイイね。既に試運転を済ませて7月に運航開始とか。いつか乗ることもあるでしょう。

午後1時過ぎに事務所に戻って、ひたすらメールと格闘する。先週月曜日の午後に一度事務所に出たきりで、実質的には一週間出張していたわけなので、この様である。終わるはずもなく8時には切り上げてきた。

17日 自転車通勤、しかして昼前から雨。一度は雨が上がって期待したのだが、夕方にはまた降りだして、自転車を置いて傘をさして歩いて帰宅した。溜まりに溜まった仕事を、ただただ愚直にこなした。昼飯モグモグしながら、昼休みで消灯になってもPCから離れず、体力勝負でひたすらこなした。ようやく彼方に曙光が見えてきたところで今日のところは終了とした。明日、明後日で、仕事に追いつければ僥倖である。
f0057955_20494135.jpg先日ラーメン屋でマンガ誌を開いたら、何と!ホーガンの出世作「星を継ぐもの」がマンガになっている。

しかも星野之宣。うーむ、これは知らぬうちに凄いことになっていたのだな。

題名こそは第一巻のものだが、既にガニメアンが、ジェヴレン人が登場していて、何やら展開は早いようだ。急いでネットで既刊を取り寄せたわけなのだ。

ハントとダンチェッカー、融通のきく英国物理学者と頑固な米国生物学者は、お国柄は反対だろうと思うのだが、この二人の掛け合いが実は物語を大きく進展させていくのだ。

雑誌連載では、もはやヴィザーの介入を受けてシャピアロン号は通常空間に浮上しようとしていた。このままでは、この題名のまま一気にGiants’ Starまで進みそうだな。楽しみにしておこう。

そうそう、久し振りにテレビを見ていたら、ジョン・カーターなる映画が公開とか。
ン?!、 ジョン・カーターだと! バローズの火星シリーズの主人公ではないか! とネットで調べたら、ディズニー映画だった。

f0057955_21343139.jpgトレイラーを見れば、比較的 原作に忠実なようで安心しながら、バルスームの赤色人の王国ヘリウムにおわす絶世の美女デジャーソリス(ちなみに卵生の生物)を、何方が演じるのかが心配である。

何せ、私を含めて我が国の火星シリーズの読者と云えば、武部 本一郎画伯のデジャーソリスのカバー絵(⇒右)が頭に染み付いている。
どうか、あまり筋肉質でやんちゃなお姫様にならないように祈りたい。
それにしても世の中、なかなかSFになってきた。