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30日 研究所で朝から新製品の打ち合わせ。あたふたと昼飯を食べに出て、午後からは管理帳票の打ち合わせと来週の会議に向けての下準備、終れば取引先を訪ねて挨拶と契約締結の話。
慌ただしい一日だった。

息子のいる家に帰宅して、すき焼き風の鍋を作って一杯やる。
息子よ!大学卒業おめでとう。大学院も有意義に過ごしてくれ給えよ。
流石に息子はよく食べる、私はついて行けません。当たり前だ。その分、酒を飲む。

31日 朝飯はキャベツとベーコンの炒め物を作り、トーストとコーヒーと牛乳でリッチな朝食。
今日も暖かい日だ。車庫にしまってあったビアンキ号を取り出して、空気を入れ、事務所まで快走した。まだ日陰には雪が残っており、乾いた道路には冬の間の砂埃が積もっている。この砂埃がきれいになったら白石から豊平川のサイクリングロードを走ってやろうと、今から楽しみにしている。
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打ち合わせを終えて、今度は札幌市内のURL製作委託先を訪ねる。札幌駅から新しく開通した大通りまでの地下道を歩き、オーロラタウンの先からバスセンター前で地上に出た。
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駅前の地下道は、商店街があるでもなく、なかなか落ち着いた造りで好感。晴れれば地上に、悪天候のときは地下道を歩いて、札幌駅地区と大通り、薄野までが繋がった意義は大きいだろう。

夕方に千葉に戻る。気温は低く札幌と大差ない印象だ。
さあ、今日で年度も終わってしまう。新年度は震災による社業への影響も未知数ながら、厳しい事業環境が待ち受けていることは確かな事だ。
今出来ることは何か、何を成すべきなのか、優先順位を付けて粛々と作業を続けて行こう。
28日 朝から都内の相手先を訪問。15分前に会社ビルに到着したところで、残念な電話がある。

あれだけ頑張っている方にも、過酷な現実がのしかかろうとしている。我が国の常識や感性が通じない外国で、ご苦労されているらしい。債務弁済が滞れば、当方としては粛々と社内処理を進めるしかないのだが、最後まで諦めずに努めていただきたいものだ。ご自分の厳しい状況にも関わらず、これまでのお付き合いを重視してご連絡をいただいたものと感じて、有難かった。

訪問先での打ち合わせは、この震災が影響してやはり厳しい見通しとのことだが、当方の言い分は受け入れていただいて有難し。帰社する前に、近所で少し早めの昼飯をラーメンにした。
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めん屋そら「曇天」で豚骨+鶏がら出汁の美味しいラーメン。テーブルには、鰯・鰹・鯖節の粉が用意されていて、これらを投入すれば味がグッと深みを増す。
中国の方なのか少々言葉が聞き取りにくいが、細身で綺麗な、かの某烏龍茶の広告のような姉さんが一所懸命仕事していて、オヤジとしてはノープロブレム、明白了(ミンバイラ)です。

電車で事務所に戻って猛然と仕事。勢い余って7時過ぎまで熱中してしまって、帰宅した。

29日 今日は暖かな千葉だ。10時まで事務所で仕事をして、行ってきます。
自転車で一度我が家に戻り、支度してバスで羽田空港から新千歳空港。札幌も今日は意外なほどに暖かい。息子と合流して、地震の日に発作を起こした実家の母を訪ねる。まだ一進一退とのことだが、顔色は悪くは無いようで安心する。

今日は息子の家(カミサンの実家)の泊めてもらって、鍋を作り、息子の大学卒業を祝った。
手持ちのアナログディスク(所謂レコード)をPC に取り込もうとした。
昔、デジタルI/Oデバイスを買ったときに附いてきたソフトが、そうか更新したこのPC にはインストールされていないのだった。ソフトを納めたCD を探したけれど出てこない。あのソフトは使い勝手は良かったし、添付されていたのはlight 版だったから、この際だ!正規版を買おうとしたら、今度はダウンロード販売していない。何故?

と言う訳で、昼前に自転車で幕張の電気店まで行ってきた。恐れていた通り、置いていなかった。
結局、液状化現象の爪跡が残る海浜幕張駅前でラーメンを食べて、自転車で3時間ほど走って帰宅して、ソフトは自宅からネット注文となった。

その行き帰り、自転車で公道やサイクリングロードを走っていたら、二人のオヤジのロードバイクに抜かれた。私もそこそこのスピードで走っていたが、最高速でないのは路面が液状化で荒れていたり、或いは横を走る自動車や自動車に配慮してのことだ。狭い場所で割り込むのは危険なのでやめて欲しいものである。

私を抜いて気が済むのだろう、その後は同じ巡航速度で走る私に追い付かれたりするので、これは張り合っているとしか思えない。無邪気なものだ。今度は、周囲に迷惑をかけぬ長い直線で仕掛けて来い!負けないぞ!多分。
いや、向かい風や登りの連続では、やはりドロップハンドルには敵わないだろうな、などと考えながらペダルを漕いでいた。風は冷たいが晴天の日で、今日はオヤジローディも多かったようだ。

ちなみに私は、前の自転車がそこそこ早ければ抜かないことにしている。甘んじて前の人の速度で輪走するのも楽しいものだ。我慢ならない速度の時は、抜ける余地が出来た時に「お先」と声をかけて前に出る。通勤でも、ママチャリは抜く事があっても、クロスバイクなら誰でも、ましてや通勤で毎日乗っている方々はそこそこ速く走るものなのだ。

今日の教訓「ロードバイク・オヤジは、自分に酔って危険なので近づかないようにしよう!!」
久し振りにパークゴルフに出掛けた。空いていた。風が強かった。スコアはまあまあだった。
誘った同僚が買い物に不自由していると言うので、帰路はスーパーマーケットに寄った。
なるほど納豆が品切れ、牛乳は数少ないが並んでいて、流石にいつもの安売りはしていない。
ヨーグルトも品切れ、パンも品薄のようで「お一人様お一つに願います」との表示。
車の燃料がほぼ空になったので、ガソリンスタンドに寄る。ほーれ見ろ!148円はバカ高いが、特に並ばずに給油ができたぞ。数日前までは長蛇の列だったのだ。

4時からNPOの生ごみ処理機メンテ、来年度の契約書をお渡ししてきた。
強い向かい風の中を自転車で戻るが、団地は昨日に続いて今日も10時から断水している。上水道は地震から二日目で復旧したのだが、どうやら下水配管の一部に支障があったらしく、排水できなくなっているとかで「直るまで水を流してはいけません」とのお達しだ。
帰宅してもトイレも使えないのではしょうがない、そのまま自転車を走らせて「いなげの浜」の被害状況を見てきた。
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埋立地の人工海浜はかなりのダメージで驚く。公園のあちこちには砂の噴き出た跡が残る。
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この道路は、どうやら周辺地域の液状化で噴き出した砂の一時集積場所になっているようだ。
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ビーチセンターの建物全体が浮き上がって(周囲が沈んで?)いる。
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路面もこの有様だから、復旧整備にはかなりの時間がかかりそうだ。費用もかかるだろうな。市内の環境系や街づくり系のNPOなどに声をかけて、労力奉仕を求めてはどうだろう。
北関東の農村物や牛乳に出荷停止が言われ始めた。これは困った事になってきた。自給飼料の飼料作物、牧草や、デントコーンや、飼料稲や飼料用米は、果たして栽培していいのか。これらの議論は、まずは人間用の米から始まるのだろう。

午前中は来週の準備で事務仕事。
昼前には研究所まで自転車を走らせて、午後は研究員と共にお客様を訪ねての打ち合わせに車を走らせる。車で一時間、打ち合わせで一時間、戻って一時間。
予定通りこなして再び自転車で研究所から事務所まで戻る。

6時からは、この4月に移動が決まった同僚の送別会があった。
このご時世で飲み会なども控えていたせいか、いざ酒が入ると喧騒の渦だ。社員皆して大変な目に遭ってきたのだなと、改めて感じさせられた。

二次会に流れた仲間も多かったようだが、私は帰宅。小雨が降っていたので、自転車を会社において電車で戻る。ルイガノ君、明日は取りに来るからね。
宮内さん、いいなぁ。新幹線内でPC にヘッドホンを繋いで聞いていた。

さて、22日は京都まで移動した。
豊橋あたりで雨は上がり、名古屋で曇り、京都では晴れである。同僚とおばんざいで酒を飲む。
明けて23日の京都は青空、しかして寒い。京都の取引先を訪問して、大阪市内の次の取引先を目指す。頻繁に携帯電話が鳴る同僚から運転を変わって、実に久しぶりに自ら車を運転して池田から大阪市内にアプローチする。やや忘れていたけれど、ほぼ大阪市内の位置関係は頭に入っていたので、都市高速も何とかなって下道に降りた。

2時過ぎに仕事が終わる。これから集金がある同僚と別れて、中途半端な時間だ。もう少し遅くなれば、今日は大阪泊まりにして天王寺の馴染みの店に久し振りに顔を出すのも良かろうがな。
青空ながら風の冷たい大阪の、地下鉄を乗り継いで新大阪が3時半過ぎ。新幹線に乗って東京着が6時過ぎ。稲毛海岸には7時過ぎには到着した。

ようやくバルサとチャグムの余韻が醒めつつあり、軽妙な猫丸先輩の本を楽しめたと言うものだ。
なかなか面白い事が腑に落ち始めた。守り人シリーズの波が引いてみれば、これはこれでスルメのような味わいがある。このシリーズも続編が多く用意されているので、楽しみにして読み進めよう。

24日、朝からがっちりと仕事。いろいろコツコツ仕事して、定時には頭が沸騰して帰宅した。
美味しく発酵の進んだキムチがあったので、キムチ鍋を作って、帰宅したカミサンと食す。発酵の力は偉大である。
f0057955_20414022.jpg上橋菜穂子 著、偕成社。守り人短編集、四編収録である。

守り人シリーズの本編を10巻まで読み終えて、その興奮が冷めやらぬうちに、買い込んであった別な文庫本を持って出張に行ったのが失敗だった。

うってかわって軽妙洒脱、なかなか面白いミステリもので、面白いんだ、面白いんだと自分に言い聞かせて読み進めていたのだが、イカン!、遺憾!バルサとチャグムの濃厚な物語から、私の波長が戻っていないのだ。

読みたい本があるのを、私の潜在意識が訴えている。
仕方が無い、ここは自分に正直にならねばと、京都駅に着いたら大型書店を探した。京都駅前のヨドバシカメラの6階に大垣書店を見つけて 児童書の棚を探せば、あったあった。やはり私はこの本を読む運命であったのだ。出張だと言うのにこんな重たい本を買い込んで、嬉々としてビジネスホテルで読みふける。

ジグロが生きていた頃の、まだ小さいバルサにタンダが絡む物語などが四編。嬉しいなあ。
チャグム以前の物語が、もう少し読みたいなぁ。

そして、チャグムが壮年王となった物語も良かろうなぁ。しかし、一般に女性作者は、利発で健気な若者までは好きでも、男性ホルモンに満ちた男や、脂の浮いた実年オヤジは書くのが嫌だろうな。
読み終えて満足した。ようやく、別な本を読めるようになった。筈である。
そう言えば地震以来、電車に乗ったのは初めてだ。ずっと雨が降らずに、自転車で会社に通えていたものな。今日は雨降りで、出張なので、久し振りに電車に乗った。
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駅のエスカレーターは止められていた。
そして、電車の箱の中は寒い。暖房を止めて電力を節約しているのだろう。

着いた東京駅の、京葉線の歩いても長い「動く歩道」も止められていた。何やら照明も薄暗い。天井の蛍光灯も間引き点灯しているようだ。

確かに、こうして首都圏の全ての電車や駅で節電して、しかもJR側で発電した電力を東電に提供していると言うから、現状の弱った電力事情には、かなり大きく貢献しているのだろうなと実感する事だ。

新幹線は、いつもの通り暖かく快適だった。東京に出るまでは遅れるかもしれないと、早めに出たのだが、寒くて暗いだけで何らトラブルなく、従ってそのまま早めに京都に到着してしまった。
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相変わらず、巨大な京都駅ビルである。夜には営業マンと合流して、おばんざいで一杯やって、明日は京都と大阪で営業である。
f0057955_1922857.jpg上橋菜穂子 著、偕成社

新潮文庫で7刊まで出ていて、現時点で文庫化されていない最後の物語「天と地の守り人」は三部作である。

これは当然、続きを読まねばなるまい。
偕成社から軽装版で出ている三冊を見つけて購入した。

実に面白かった。
境遇と経験が鍛えた青年皇子チャグムが、果敢に運命に挑む。
これを守り助けるバルサ。各々の立場で、役割を悟って機敏に働くシュガ、トロガイ。そしてタンダの危機。

「父上、おさらば!」チャグムの声が、まだ耳に残っているかのようだ。
f0057955_22101883.jpg20日 上の息子の誕生日で、朝飯はケーキにしてパッピーバースディを祝う。
黙々と、守り人シリーズを読む。
夜には、この3月で千葉を去るブログ友人が来てくれて、息子の誕生祝いと、氏の送別会とを兼ねた宴会となった。

21日 今日は肌寒い雨。一日を読書に充てる。

まだ多い余震のせいで、何か体が揺れた都度に「地震か」と身構えるのがいやになった。
そこで、机の上に地震検出装置を自作して、備え付けたのだ。

「おや!」と思えば、これを見れば良い。
自分の体の揺れに過ぎないのか、はたまた世界が揺れているのかが瞬時に判る。糸とボルト一個で出来上がった優れものである。