今日で今年も半年が終わる。
もう6月も終わるのか、早い事だと感じながら、振り返ればいろいろあった半年だった。
仕事でも、いくつかの新原料を軌道に乗せ、しかし計画は遅れ、乱れ、怒り、ブログ友達を身近にお招きすべく画策して実現し、パークゴルフは少々上手になり、NPOでは初の収益事業の年度を〆て新年度を進めている。後から思い出せば、口蹄疫の災厄が大きく記憶に残っているのだろうと思う。

この年になると何せ50数年の記憶を引き摺っているから、この半年の感慨など「あっという間」だが、それでもブログを見返せば都度にいろいろあったのだ。その時々でベストを尽くせていたか、そこが問われるわけである。

28日 複数の仕事の整理と対処にオーバーフローして、宇都宮への出張をすっぽかす。同行予定だった方々ご免なさい。沖縄の仕事のまとめに集中した。

29日 翌日の会議資料の作成に没頭して、今度は歯医者の予約をすっぽかす。何とか資料は作り終えて、上司の送別会で飲みすぎる。サッカーは興味がないが、日本が負けたのは残念だった程度のナショナリズムの持ち主なり。

今日の30日 横浜の新エネルギー展に出席するはずが、朝からの会議に呼ばれる。それでもようやく進み始めて安堵の溜め息をつく。午後から歯医者のリベンジをして、クリニックで処方箋をもらって血圧の薬をもらい、事務所に戻ってあれこれ後片付けをする。明日の予約してあったシンポジウムも、営業所長との打ち合わせが入って流れてしまう。こっちの都合も聞けよ!と思うが、遠距離の方だから機会は活かすべきなのは止むを得まいな。
まあ、人生こんなもんである。ひとつひとつ丁寧に対処していくのが身上である。
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歯医者の今日の支払いは820円、通算で35,300円也。奥歯の対処に大金がかかりそうである。
土曜日である。田んぼに行くカミサンを送って行って、自宅に戻って、机周りの整理やらでまったりと午前を過ごす。そしてネットで本を買う。ここのところ少々意気消沈しているのは、実は本に外れている事があると自分で気が付いている。

ユニコーンの日は、所詮は子供向けなのか、もってまわった表現も上滑りでイージスの緊張感もないし、神狩り2は作者一人が壮大な想定に酔っていて読者がついて行けない。
読後感が悲しいのである。僅かに警官の紋章が、もはや気心が知れた登場人物を信頼して楽しく読めたと言える。今日ネット注文した4冊の本と2つのCD。さあ、この気分を払拭してくれ給えよ。

夕方はNPOの生ごみ処理機メンテに行く。
種菌を切らして、床材にモミガラだけを使った発酵槽は、やはり「いやらしい臭い」が残る。やはり微生物の力を借りねばならない。種菌に使う堆肥を持ってきて投入した。
微生物処理と言いながら、ヒーターで加温して水分を飛ばしてハンドリングを良くするのが主目的の装置に過ぎない。それでも有機物分解に優れた微生物基材(完熟堆肥)の投入によって、乾燥処理の工程で発生する悪臭にはかなり対処できるのだ。微生物君には不本意な環境に導入されて迷惑この上ない事だろうが、例え生ゴミ堆肥が富栄養化しても畑に戻れば君たちの出番となるので、ここは我慢してくださいね。
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会社でバタバタと仕度をして、まずは歯医者に行かせてもらう。
今日でブリッジが入り、ようやく仮歯ともおさらばである。装着した新しい歯は、噛み合わせの高さなどやや違和感が残るが、そのうち慣れるのだろうと思うことにする。保険適用のブリッジ加工費を含めて、今日の支払いは21,880円、通算で34,480円也。後は両側下顎の奥歯への対処を残している。歯医者の先生とも、もうしばらくのお付き合いである。

終わって11時、渋滞の16号線を北上して野田の取引先を目指した。現地で2時の原料引き取りの初回に立ち会ったのだが、特に問題もなく終了。今後ともよろしくお願い致します。

国道を戻って、研究所で懸案4件の打ち合わせとスケジュール調整。準備が功奏して、パタパタと決まるのは良いが、本当にこう進められるのだよね。
晴天とは言いかねるが、気温の高い蒸し暑い日であった。
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朝から会社の偉い人と県内を回る。昨日のような土砂降りではなく、視察日和で助かる。
戻って千葉駅前でカミサンと待ち合わせ。都内で働いている息子は間に合わず、夫婦だけでカミサンの誕生日を祝う。
海鮮料理の店で烏賊の生き造りを頼めば、店内の水槽で泳いでいる烏賊を刺身にしてくれる。まだ動いている頭部の表皮の色素胞が、めまぐるしく色を変えるのにちょっと驚く。本人は断末魔なのだろうな、美味しくいただきましたのでどうか成仏してください。

このゲソは、刺身を食べ終わったところで塩焼きにしてもらった。

店のおねーさんに「カミサンの誕生日で、」と口走ったら、ロウソクを立てたメロンとシャーベットの差し入れをしてくれて、ハッピーバースディを唄ってくれて有難う。

23日 雨の中を銚子方面まで取引先と打ち合わせに車を走らせた。約束の3時はちょうど土砂降り。
夕方に戻った千葉市内は、雨も止んで一部青空も見えた。壊れてローゼットごと取り換えた台所の照明器具を買いに行き、取り付けて、夕食には間に合った。

22日 ここ数日準備してきた午後からの会議、議論が長引いたが何とか進展をみるようで安堵。
しかし、続きを来週また打ち合わせるのでは、私の予定を変更せざるを得ないではないか。お互い様だが、もう少しスマートに仕事をしたいものだ。
21日 ダンプトラックでTMRセンターにデバンニングした新原料を研究所に運ぶ。まだ潰すべき問題点があり、商社と協議が必要である。ゼロから立ち上げる新原料は、とかく難しい。思いもよらない事柄が次々と表面化するが、丁寧に対処していかねば。
心配した雨も、どうやらセーフ。朝市は8時半からだ、準備をして8時前に家を出た。
会場に着いたのが8時を10分ほど回ったところ、農家の仲間がテーブルに野菜を並べ始め、私はカミサンとPOPやノボリの組み立てを始めるなどしていたら、わらわらとお客のおばさま方が野菜に群がってきたではないか。
f0057955_9381455.jpgまだ準備中だわよね、あらイイの、これいくら?などとやっているうちに、もはやお客の波で会場はごった返していた。今回も、やはり開催時間を待たずのスタートになってしまった。

何せ売り子の我々が、野菜の値段情報をまだ共有していない。価格POPが間にあっていないのだ。

見かねて、会長の奥さんが段ボール片に値段を書き付けて、皆それを見ながら一時間ほど押し寄せるお客様の対応に追われた。価格の札が出されたのは、ピークが過ぎた一時間後であった。

去年は、野菜がすぐ完売してしまったし、今年は農業高校の出店は「お花」が多くて野菜は少ない。
では我々がと、野菜を多めに取り揃えた。結果は、とうもろこし、キャベツ、大根、赤飯、きゅうりの漬物の順に売り切れて、餅、しんこ餅が僅かに残り、ほうれん草だけは4ケース売り残してしまった。

ほうれん草2ケースは会場のホテルに差し上げて、10時半には撤収開始。
その頃には農業高校の出店も既に販売終了状態だったから、見て回ることなど出来なかったが、館山総合高校のクジラとマグロの缶詰、成田西陵高校のメロンなど買ってみた。
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生ごみ処理機のメンテをして、一度自宅に戻って荷物を置いて、ホテルに舞い戻り、カミサンと昼食。
当日だけの特別メニュー「千産千消の松花堂弁当」を予約してあったのだ。
鱸トマト煮、丸十レモン煮、鰯茶葉揚げ、茄子土佐漬け、水菜辛子和え、玉子焼き、鯵糸造り、馬鈴薯饅頭とチンゲン菜の煮物、玉蜀黍掻き揚げ、さつま芋御飯、いも豚の豚汁、そして煎茶のムース。素材は県内の農業高校の野菜を多用したメニューである。

10時過ぎには雨がパラパラしたが、昼からは晴れて気温も急上昇した。
自宅でシャワーを浴びて、後片付けして、昼寝して、ディナーにまたもや千産千消フレンチコースをいただくべくホテルを訪ねる。今度は息子とお客人の総勢4名でテーブルを囲んだ。
豪華なメニュー、どれも旨いが、魚料理「鱸と浅利のポワレ、ブイヤベースソース」と、肉料理「しあわせ絆牛のグリル」が共に絶品だ。ワインは一本目が息子の好きな甘口ピースポーターのカビネット、二本目は辛口の白、ここまでは良かったが肉料理に合わせた三本目の赤ワインが不味くて残念。せっかくの料理にワインは金惜しみするものではないな、ちゃんと選べば良かった。
ちなみに「しあわせ牛」は東日本産直ビーフ研究会のブランドで、ホルスタインが「しあわせ牛」、F1が「しあわせ絆牛」、和牛は「しあわせ満天牛」の名前が付いているのである。
f0057955_1422882.jpg会社は有給休暇を取得した。
まずは、明日に迫った朝市の準備をしよう。仕舞い込んであったNPOの看板やノボリを引っ張り出して、次いで野菜などに張るPOPシールや、卓上ミニノボリなどを印刷した。

そうこうしているうちに歯医者の予約時間が来た。抜歯の痕もふさがり、いよいよ仮歯を外してブリッジの型を取った。来週にはブリッジが入って、とりあえずの破損個所の修復は完了なのだが、奥歯の虫歯やら、無くしてそのままの部分入れ歯の対処(多分また作り直し、そしてまた多分なくする?)などが残っていて、しばらくは歯医者通いが続くのである。

次回はブリッジ代がかかるので大金3万円を持っていかねばならないようだ。今日の支払い金額は3,080円、通算で12,600円也。

近所の旨いラーメン屋で、エヴァンゲリオンの漫画を見ながら味噌ラーメン。この漫画も読み進むにつれてワケ判らん状態になってきたな。

午後から降り出した雨が夕方には大雨に変わった。夜に朝市の準備を手伝ってもらう某氏にシールを届けるべく車で出たが、夕方ラッシュに雨の影響も加わって市内の道路は大渋滞だった。

途中で買い込んできたビールと焼き鳥をやりながら、テレビのニュースなどをスクリーンに映して時間をつぶす。鬼平スペシャル~高萩の捨五郎が始まる9時には、会議と宴会が終わったカミサンも戻り、冷やした日本酒を舐めながら久々の池波ワールドを楽しんだ。役者さん方は、また一段と老けていたし、男優の諸氏は肥満気味だが、中村吉右衛門さん、この人は変わらないなあ。津川雅彦が軽やかに演ずる盗賊の頭もなかなか良い。

雨は弱まったが止まず、むしろ風も強くなってきた。
明日の朝市、雨天でも屋根の下や室内で実施の予定だが、雨に祟られませんように。
篠原孝氏が農林水産副大臣になった。
氏は、時代に先駆けて、民族の成立に欠かせない食環境からの農業論を展開し、輸出品目と比べ競うのも愚かな農業生産のあるべき形を、また食料の安全保障、農業の本来持っている付加価値創造に、自給を前提とした持続的・環境保全型農業の在り方などを、つねに発言してきた方である。農水官僚にも、こうまで旗色鮮明な方がいるのだと、昔からファンだった。
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あれこれ問題ある民主党だが、氏を副大臣に据えたことは上出来である。
篠原孝氏のブログをみれば、相変わらずクレバーで率直で真中を突いた発言が心地よい。

この人ならば支援したい。氏のブログから全国講演会への入会申し込みをした。
年会費は3,000円だそうで、個人献金7,000円を含めて、昨日の夜に金一万円をネット銀行から振り込んだ。NPOの生ごみ処理機メンテナンスの日当があり、バイオマスの地域循環の作業をして得たお金だから、氏への献金にもちょうど良かろうと考えたのだ。

政治献金なんて新聞ではよく見るが、自分でやろうとは思わなかった。
今日、自宅に戻ってPCを開ければ、永田町の氏の国会事務所、衆議院第1議員会館 538号室のご担当からお礼と受領確認のメールが来ていた。

・・・また、この口蹄疫の問題のみならず、日々弱くなりつつある日本の農林水産業への対策は待ったなしの状況であり、今回与えられたこの職責を全うし、日本の農林水産業の明るいビジョンを示せるよう努力して参ります。 今後ともご指導、ご支援の程何卒よろしくお願いいたします。・・・とのこと。
官僚経験のある実務派政治家として、是非とも奮闘していただきたいものだ。
11日 甲府の取引先に寄って、富士山を昇って、急きょ富士宮方面に下って打ち合わせ。たまたま来ていた同僚を新富士駅まで送ってから、富士小山の次の取引先に向かう。三島でレンタカーを返して、駅裏のビジネスホテルに泊まり楽をさせてもらう。

12日 今日は新幹線で帰るだけだが、昨日ホテルで出張報告作成など仕事はしたのだ。
この二日間、NHKの朝ドラを見た。水木先生の奥さんの原作らしいゲゲゲの女房。なかなか面白い。貧乏神に付きまとわれているようだが、この後「テレビくん」で水木先生は注目を浴びることになる。もう少しですよ、頑張ってくださいね。もうすぐ、もうすぐ、世の中が水木先生の存在に気付くのです。

この二日間は暑い日で、大いに消耗して帰宅。ちょうど家の掃除が済んだところであった。ラッキーだ。夕方のNPO作業には嬉々として出かけるワタクシである。帰路にはビールを買う。

13日 日曜日だ、パークゴルフだ。湿度があり暑く、大いに汗をかいて疲れる。
研究農場にちょっとした事件があって、ちと生きが下がった同僚を誘って帰宅して、何事も無くて良かったねで乾杯、ちょうど、良いチーズが届いていたから、意地で探してきたフレッシュバジルでカミサンが作ってくれたカプレーゼが旨い。ワインを沢山飲んで、チーズを沢山食べて、宴会となった。

そして、今日の14日は朝から雨、細かい雨、小糠雨と言うやつだ。ずっと夜までシトシト、ジメジメと降り続く。ああ、梅雨到来の季節である。

雑草が繁茂する空き地と隣接する歩道には、雨に浮かれたナメクジさんお出ましである。
凄い個体数だ、この空き地にはさぞやと思う。当然、天敵のコウガイビルなどもいるのだろうな。夜は彼らの殺戮の場なのかもしれない。背中に甲羅の名残がある様で、これは外来種なのだろうか。すらりとして凛々しく、これはこれで美しい。体長5センチメートルほど。
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8日に聴講してきたシンポジウム。今日の移動時間にまとめ終えたのでUPしておこう。

東京ビッグサイト2010国際食品工業展FOOMA JAPANに併催の、農業機械学会シンポジウム、フーテックフォーラムを聴講した。テーマは「食料の自給率向上に寄与する最先端技術」
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講演1 筑波大学の名誉教授による、食料自給率の向上とフードテクノロジーの展開方向
作り込んできたパワーポイント資料のファイルが壊れてしまったとかで、口頭講演となり、話が散らかって時間が足りなくなるアクシデントがあったが、非常に広範にタームが散りばめられ万華鏡を見るかのような講演は、聴いていて楽しかった。
政策誘導による食の産業の形成発展の必要性、今回の口蹄疫にも明らかな分権的な危機管理システムの重要性、穀物の先物取引に実需者以外が相場形成に関わる違和感、EUの農業所得保障と直接支払いの変遷、LCAとセットの製品作りのメルクマールとして制御された農業のビジネスモデルが必要、市場経済で出来るものと出来ないものがある、空間と時間に応じた農業の示唆など、理系の技術論ではない農業経済学からの切り口も面白いものだ。

講演2 新潟大学の教授による、米粉加工技術で美味しい食事
北海道の「おぼろづき」、九州の「にこまる」の新品種の登場など、コシヒカリとその子孫ばかりではない有望品種が続々と登場している。カレーライス向け米として、ジャポニカとインディカの混血の華麗米というものあるのだな。

一方で、分析機器の進歩があり多面的な食味評価が迅速にできるようになっている。おにぎりからも、日本酒からも、原材料の米のDNA分析が可能な時代なのだ。
米の粉末化のみならず、米を糊化組成物として各種素材を練り込んで麺・パンを製造する技術や、発芽玄米の発芽促進と微生物による変質防止に赤玉葱を使うなどが面白い。
米の加工による用途拡大で、我が国の食料自給率向上に寄与したいと結んだ。

講演3 中央酪農会議の理事による、国産酪農製品の自給率をめぐる課題と取り組みの現状
本来、国内生産と消費がニアである酪農製品、世界的に見て生産量に占める貿易量の割合は、バターで20%、チーズで10%、脱脂粉乳で5%、共に非常に薄い市場であると言える。我が国での酪農製品市場は急速に拡大しているが、反面で自給率を落とし現在は70%を下回っている。チーズの消費拡大や飲用乳の消費減退などの市場構造の変化が、その背景にある。

不足払い制度の成立から乳製品市場の多様化・低コスト化に伴う制度の変遷、生産調整型から販売調整型需給調整対策への転換の現状を切れ味よくまとめた。

講演4 中央農研の先生による、国産大豆生産量向上のための機械作業技術からの取り組み
世界の大豆の生産量は2億1千万トン、米国次いでブラジルでその65%を占め、我が国の生産量は23万トンで0.1%に過ぎない。一方で我が国の大豆消費量は403万トンで、実に92%を輸入に依存しているのだそうだ。しかも畑面積当たりの収穫量も、米国・ブラジルでは260kg/10aを超えているのに、我が国では多くて190kgだという。我が国の大豆は食品加工用、海外は主に搾油用の品種であることも背景としてあるが、この低収量をどうにかしたい。

我が国での大豆栽培の低収要因は湿害と、これによる発芽不良なのだそうで、これを作業機の改善で取り組んだ。大豆の高畝立て栽培なのだが、耕運の刃が進行方向に対して下から土を切り上げるアップカットロータリー機構を採用した耕運同時畝立て播種機を開発したのである。下から切り上げるので破土性能が高く、しかも畝の構造として下に荒い土粒が、上に細かな土粒が位置するので、畝の排水性能が良く種子の水分条件を整えることで収量がアップするのだそうな。地道な研究と確かな成果に好感。

講演5 千葉大学の教授による植物工場における最先端栽培技術の紹介
植物工場は、施設園芸から派生して近年その数を増し、また技術的にも進化している。新鮮で安全安心な野菜の需要は増加しているが、国産であることのニーズも高い。

植物工場の種類としては、断熱壁に囲まれた空調管理、溶液栽培と人工光、栽培管理の自動化を行うのが「完全人工光型」、所謂温室で太陽光を取り入れるが空調管理と溶液栽培を行う「太陽光型」、これに人工照明を付加した「人工光併用型」に分けられるのだそうだ。

演者は、人工光は「お天道様の代わりになる」と言い切る。むしろ、電磁波の波長を変えて目的通りの成長を確保したり、例えば青色光や紫外線領域を照射して植物に機能性成分を産生させることもできると言う。
無農薬で安定した高品質、安心安全に機能性成分が加われば、なるほど植物工場には未来が開けているのかもしれない。

私の好みからすれば、根は土に張っていて欲しい。人工光はお天道様の代わりになるかもしれないが、溶液栽培は根圏微生物の代わりになるのだろうか。意地悪な質問をしてみたかった。この先生の講演は聴講者も多く、関心の高さをうかがわせた。

もう一題の講演があったのだが、会社の仕事に呼ばれていて止むなく途中退場した。
東京駅から長野新幹線で長野まで。車内での2時間は、先日のシンポジウムの出張報告をまとめるには、うってつけの機会であった。昼に長野市に到着。

取引先に対して少々専門的な説明をしてもらうべく、同行をお願いした同僚と合流して、昼はやはり信州ならば蕎麦を食わずばなるまい。用事は一時間あまりで終わったが、そう言えば長野と言えば善光寺、駅に戻る道すがらレンタカーのカーナビ頼りで寄ってきた。
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おおっ、これが、かの有名な善光寺なのか。でかい、立派。実に風格のある建築物である。
一光三尊阿弥陀如来様を御本尊とする善光寺は、全国にもその名を継ぐお寺さんが数あるらしい。名古屋市などは、各区に一つはあるようだ。
6/20にはダライ・ラマの特別講演もあるらしい。これに合わせて制作されている砂曼陀羅のスタッフなのだろうか、チベット?ラマ?仏僧の姿も目についた。

同僚を駅に送って、レンタカーに燃料を入れ、さあ私は明日の取引先訪問で甲府まで移動するのだが、間の悪いことに電車は一時間後、松本まで一時間乗って、その後は甲府までまた一時間かかるのだった。
甲府に着いたのは夜の8時になってしまったが、出張報告はまとめ終えたし、持ってきた神狩り2は居眠りしながらも読み進めたし、松本からは車中で缶ビールにもありつけたしで、移動時間はそこそこ有意義であった。

遠くとも一度は詣れ善光寺、救け給うぞ弥陀の請願
身は茲(ここ)に心は信濃の善光寺、導き給へ弥陀の浄土へ