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小雨がパラつく肌寒い朝、通勤には、傘を閉じれば雨が気になり、傘を開けば邪魔になる。
午前中は、先日のセミナーの出張報告をようやくまとめて社内関係者にメール伝達。ここでご披露しようかとも考えたが、業界団体の主催で一般に広く公開された講演会でもなかったから、公開はまずいかしらん。
企業コンプライアンスの立場から、或いは今後の企業活動の方向性に資するためにも、経営層から一般社員までこの方の話を聞く機会があっても良いな、まとめながら改めて感じた次第。

昼蕎麦の頃には、雨は止んでいた。
昼からは、販売実績をデータベースから抽出して表計算。仕上げと裏付けは明日の仕事にとっておこう。為替と株も、今日は若干戻して波乱はなかったが、このままでは済むまいと思う。

寒いので今夜は鍋とカミサンにメールして、お陰で夕飯はキムチ鍋にありついた。
明日からは12月、早いものだ。
28日 昼前に、NPOで管理している生ごみ処理機のメンテナンスに行く。
そのままカミサンとパークゴルフ、今日は会社の月イチの大会がある。練習の成果で、二人ともスコアは圧縮できたし、カミサンはホールインワンの快挙もあった。
夜は家族で予約してあった霜月会席に出掛け、図らずもホールインワン祝賀会となった。

f0057955_19525652.jpg29日 掃除して、ベランダの鉢物に水をやり、手入れする。机の周りを片付けて、レモンハートの最新刊25巻と、娚(おとこ)の一生 西炯子 著 第2巻までを読む。絵の線を見取るに時間を要すが、傑作!

黒胡椒たっぷりフランスパンは、パン屋の思惑が当たり売り切れであった。

郵便局からホームセンターに回って、ガスレンジを新調した。思えば古いレンジは、義母が来宅の折、使い古した先代のレンジを気の毒がって買ってくれたものであったな。それが今、五徳が腐食し、本体の汚れも落ちなくなり、火のつき方も怪しくなってきたのだから、何年使わせてもらったことか。お母さん、レンジも寿命まで使わせていただきました。有難うございました。

さあ、明日で11月も終わってしまう。ドバイショックで拍車のかかった円高は、週明け どう動くのだろう。この水準では堪えられない輸出企業も多かろう。昨年10月のような世界恐慌の大騒ぎが、再び到来するのだろうか。年の瀬を控えて、気ぜわしいことだ。
薬を切らしていたので、会社に出る前にクリニックで処方箋を貰う。今回は、はっきりとジェネリックの医薬品名が書かれていた。いつもの調剤薬局に行くが、そうか金曜日はお休みだ。
向かいのパン屋さんの黒板が面白かった。
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下の息子の授業料を振り込んで、後は会社でせっせと仕事。

今日は、まだ11月だというのに忘年会である。
ホテルのディナーは、テリーヌからスタート。とても美しい。勿論お味もよろしゅうございました。
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米国著名アナリストが近い将来の米ドルを悲観したとか、最近のドル安を米政府が容認したとかで、今年夏には95円だったドルが、じりじりと値下がりしていたのが、何と今日の昼過ぎには急降下、86.2円をつける大騒ぎだ。

私の所属する会社はエサ会社であるから、原則としてインポーターである。円高による原料安は短期的には歓迎かもしれないが、原料安はそのまま次の四半期には製品価格に転嫁される業界だから、喜んではいられない。原価が下がっても、そうそう利益を上げられない宿命である。

f0057955_22205112.jpgむしろ、またぞろ自給飼料(酪農家が栽培する牧草や飼料作物)や、エコフィード(食品副産物を飼料化したもの)の割高感が顕著になり、取組み意欲が減退するのではないかと心配だ。
輸入飼料に頼っては、我が国の耕地への窒素蓄積と局所的偏在が増すばかりである。

閑話休題。昼休みに、近所で見かけた工事の看板。相変わらずの、ありえない斑紋の「うそ牛」の絵である。

顔もウソ、目も鼻もウソ、尻尾もウソ、描いた人は牛をキチンと見ていないことは明白だ。日本列島の形が斑紋になっているのがミソであるらしい。しかし、どうやら肯定的に乳用牛を捉えてもらっているのは、業界人としては有難いことなのかもしれないナ。
牛をめぐる環境が激変していると言うのに、この牛はひたすら平和である。羨ましいことだ。

また、ウソ牛を見ました。ウシおばさん、お元気だろうか。
エサの仕事で、早朝から東京駅、高崎まで新幹線に乗る。
昼には用事が終わって、JR熊谷駅で昼飯を食う。駅ビルの鳥飯屋に入った。
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食べた鳥飯重が滅法旨いので、お土産に「鳥めし弁当」と「ソースかつ弁当」を買い求める。

持って歩く弁当が、どうにも旨そうな匂いを発散していて気になる。一度自宅に土産を置いてから、会社に出て残務整理。帰宅して、カミサンと改めて鳥めし弁当を肴に一献。
幸せな夜である。
22日 朝から家族で掃除、午後は机周りの片付け。寒い日で、ガスストーブなど出す。
早めの風呂で温まり、息子が買い物してもらってきたボジョレーのハーフボトルを飲ませてもらって、ついでに白ワインも空ける。牡蠣をじゃが芋の千切りで巻き、オリーブオイルで焼き付けたもの、旨い。オリジナルの坂井シェフのレシピでは、ベーコンも巻かれていたとか、おお確かにもっと旨かろうと思う。

秋に植え替えたシクラメンの花芽が上がってきたが、こう寒くては成長も遅い。サンルームなどもない団地の我が家では、如何ともしがたい。

23日 またもや早朝からカミサンとパークゴルフに出かける。ようやく4コース通算でアンダーとなった。なるほど、まず数をこなすことである。この調子で基礎をしっかり身に付けておこう。

昼飯を食ったところで、京葉道路を都心に向かう。途中、200mを越えたという新東京タワー「東京スカイツリー」が右手に見えた。あと2年かかるのだな、京葉道路を通る楽しみが増えたと言うもの也。

f0057955_18134932.jpg上野に車を止めて、息子とも待ち合わせ、東京藝術大学の美術館に行く。

従弟から招待券を貰っていて、今日の最終日にようやく見ることが出来た。

どうも我が家は美術とは縁がないようで、展示はなかなかに難解である。感想を書き残すほどの理解に到達しなかったのは、私だけではないようであった。
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f0057955_15555482.jpg小川一水、ハヤカワ文庫
全10巻となるシリーズ天冥の標(てんめいのしるべ)の第一巻は、
メニー・メニー・シープの上・下巻である。

地球の植民星であるメニー・メニー・シープ。しかしこの世界は300年前の植民船の墜落によって高度な科学技術を失い、いまだ残る当時の技術産物たるロボット、アンドロイドと、地上で再開発された蒸気機関や電力器機が混在する、生まれながらに機械を体内に持つ羊?達がのどかに放牧される文明だった。

f0057955_15565552.jpg化石燃料が存在せず、金属資源も乏しいこの星では、墜落した植民船からいまも供給される電力が頼みの綱だったのだが、この文明の世襲の統治者は、過酷な配電制限を進めていた。

地方都市で医師として働くカドムが、海に暮らす友人アクリラから謎の疫病の診療を依頼されるところから、この物語は始まる。

次から次へと投入される登場人物、色彩豊かで、物語の展開もめまぐるしく変化する万華鏡のような小説で、しかも巻末では、何と!全てリセットしたかのように、大きな謎を残してストーリーは暗転する。

呆気に取られるが、これは次作も読まねばならぬと、すっかり作者にしてやられた。第二巻を楽しみにしていよう。
f0057955_13394671.jpg佐々木 譲、ハヤカワ文庫

映画化されて話題の「笑う警官」で注目を集めている、札幌の叔母さまから佐々木譲はイイワよと勧められていたので、まず本書をネットで取り寄せてみた。ハヤカワ文庫から復刊されていたのだ。

衆院初当選を果たして理想に燃える若き弁護士 寺久保は、党本部が付けて寄こした同年の第一秘書 野崎の案内で政治の世界に足を踏み入れる。巧妙に支え操る野崎の働きで、寺久保は党内で徐々に頭角を現してゆく。

時まさに収賄事件で揺らぐ与党、一方 自らの所属政党にも瓦解の音が聞こえるなか、寺久保はかつて野崎の裏工作で恩を売った与党の大物と組んで、政権奪取の賭けに出る。

読み出したらグイグイのめり込む。これは傑作である。まず滅多に読むことの無い分野の小説だが、夢中になってページをめくった。こうなったら、著者の看板作「道警シリーズ」から、片端から読んでみようと決めたのだ。
刊行は1991年だそうな、当時の世相のもとで読めばもっとリアルであったか。この作家を知らずにいたことは勿体無いことだった。

ところでググッてみれば、何と著者はエキサイトブロガーであった。
数歳年上の方だが、同じ北海道人だし、高校は隣だし、カミサンとは高校の同窓で、親近感!
朝からカミサンとパークゴルフに出かける。しばしブランクがあったが、パー以下で回ったホールも多くあったのは上出来である。近所で食した昼の蕎麦もなかなか旨かった。
佐倉では旭鶴さんに寄って、「40本限定の秋あがり」と「樽酒」を一本ずつ買い込んできた。

自宅に戻って、運動と食事の後に押し寄せた「昼寝の誘惑」と戦いながら、NPOの書類の整理をする。5時を目掛けて生ごみ処理機のメンテに向かい、そのままNPO理事会。
決議事項は少なかったが、有意義な討議が出来た。

夕飯は、カミサンが日本酒に合わせてメニューを作ってくれる。鰆の塩焼き、大根と春菊の汁物、椎茸と芽キャベツのアーリオ・オーリオ、買って帰った秋おろしが実に豊かで品よく旨い。
運動と、好きな仕事と、うまい酒。休日の過ごし方の見本のような、充実した一日であった。
月曜日を法事で休み、中間に出張があったので、この一週間は早い。
もう今日は金曜日で、明日からは三連休になってしまう。

午前中のお客様が話好きで、午後からの都内でのセミナーを控えた身には気が気でない。席に戻れば視察依頼が届いたりで、すぐに事務所を出られない。結局、表参道のセミナー会場には30分遅刻して2時に到着した。
セミナーは大学の先生お二人の環境に関する講演、日頃聞く技術的な話とは異なって、EUの施策などとても勉強になった。毎度の事だが、頭の良い人の話を聞くのが好きである。

都内にいるのならセミナーが終わったら会いたい」と取引先からメール、渋谷ハチ公前で待ち合わせて少し早いが食事をしに行く。最初は仕事の話を少し、そのうちどーでも良い話題になり、これでは一体何のために呼ばれたのやら。食事をするだけだったのなら、私は家族と一緒が良かったのだが。決まったことは、忘年会をやることだけ。セミナーに啓発され気持ちが高ぶっていたが、何か不完全燃焼な帰路であった。