寝物語に読み進めていた。バタバタした今日の一日だったが、電車とバスの中で読み終えた。
日本出版社 東雅夫さん編 猫路地 猫好きの方々が架空の「猫熟語」を想起して、そこから紡いだ短編が20話。猫のアンソロジーでネコロジだな。そこそこ楽しめました。
必要以上にヒトに媚びず我が道を行く、優雅な身のこなしと、時に見せる俊敏な動き、化ける・魔に通ずる影、艶やかな毛並み、鋭い牙・爪・そしてフニフニの肉球。また猫が飼いたくなった。
堆肥の中の放線菌を分析してもらった。専門の先生方にも興味を持っていただき、いろいろとご教授いただいたし、その結果は学会誌に論文発表されるそうだ。
いつも見慣れた放線菌だが、電子顕微鏡写真で初めて実態を拝見した。
そんな姿をしていたのだね、君達。ますます愛着がわくというものです。
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山形まで日帰り出張の朝、京葉線が止まっており、最寄り駅へのバスはギュウ詰め、総武快速線の電車も大混雑で、しかも遅れ。何とか「つばさ」に乗り込んだら、今度は到着まで3時間。
お陰で、読みかけの本を読了した。

不知火書房 温暖化は憂うべきことだろうか CO2地球温暖化脅威説の虚構 近藤邦明さんの本だ。氏はホームページ「環境問題を考える」を主宰している。
第1章「生きている地球」では、地球の成り立ちから始め、熱エントロピーを宇宙に放出しながらの熱循環と物質循環を行う現在の地球を述べ、石油文明の上でのリサイクルや再生可能エネルギーは結局「地下資源の浪費」になりがちであって、何が真の環境問題かを喝破する。
第2章は「二酸化炭素地球温暖化脅威説批判」、そして第3章に続く。では如何すれば、と提言を探したが、それがわかれば苦労はないのでした。

人間社会が工業システムを失っても、これを超越した新たな社会システムを作れる、とあったが、この辺りをもう少し聞いてみたい。
極めて客観的に構成された労作と感じました。
知り合いから問い合わせの電話、無菌豚の豚舎の臭気が強いので、臭気除去を相談されたが、私の扱う微生物製剤は使えないだろうか、とのこと。
本来、生き物は周囲の微生物と共生している。無菌などはあり得ない。
特定の病原菌に侵されぬよう、隔離環境で育てる技術もあるようだが、殺菌剤・消毒薬多用の畜舎は経験上、押し並べて臭い。異様に臭いのだ。ちゃんとした生態系が壊れているのだろう。
有用菌でコントロールするなど、相容れない世界であるからして、菌を敵対するならメカ的に対処するしかないだろう。密閉した豚舎の空気をスクラバーに集めて、酸アルカリ洗浄して、放出したらどう?と答えておいた。億単位の金がかかるだろうな。
地球温暖化(埋まってきたジグソーパズル)日本評論社 伊藤公紀さん
CO2温暖化説は間違っている ほたる出版 槌田 敦さんの本を続けて読んだ。

持続可能な社会を目指すことに異存はないが、地球温暖化が人類が撒き散らしたCO2に起因するものかどうかは、異論があることを理解した。
むしろ、温暖化したからCO2が増えた」と見るべきだとの考え方があり、この逆では説明がつかない事象が多々あるようである。

伊藤さんの本では、流されず迎合せず、あくまでも事実に鑑みて謙虚に理論を構築する科学者としての姿勢に共感した。槌田さんの本では、生命は余分のエントロピーを捨てて活動を維持する、との発想が面白かったし、なるほど地球(ガイアシステム)もそうなのであろうと直感した。
真に科学的な研究が待たれる。
畜草研の川島先生による、リサイクル飼料活用の現状と安全性確保」を聞いてきた。
時間の制約からか、私の分野の食品副産物より、食品残渣の利用の話が多く、従って豚さんの話題が印象に残った。
低リジン設計により豚肉の霜降りができるなど、知らない話もあり面白かった。
新潟県の出席者から牛向けに関しての質問が出た。おから、醤油粕、きのこ菌床などの乳牛、肉牛への有効利用について注意点は何か。
川島先生曰く、所謂「発酵TMR」という技術があり、有効NDFに注目した飼料設計と、サイレージ化による酸過剰に注意したいと、すかさず答えたのは流石ですね。

11/15に食品残渣飼料化行動会議東日本シンポジウムが千葉で開催されるそうな。
「残渣」だから、また豚さんのお話が主になるのかな。失礼ながら産廃業者さんが主導することの多い「乾燥処理」は、やたらに補助金を食って、石油も焚くし、地球に優しくない気がするぞ。
微生物使いの私の立場から言えば、やはり乳酸菌によってpHを下げるリキッドフィーディングが、目指すべき道でしょう。牛なら、勿論のこと発酵TMRだけど、骨格になる租飼料の調達が問題だ。この辺りは、飼料稲WCSや稲わらなどが注目されるのだろう。
10月11日 14時から、大手町JAビル9階ホールにて「ミルクと酪農の真実と未来」が開催されます。
1.牛乳・乳製品は優れた食品 -その文化と現代生活-
2.ミルクの科学 -牛乳の正当な評価- の二つの講演があります。
通算3回の開催であるようです。詳しくは、酪農学園大学ホームページ
茨城県のお客様に呼ばれて、堆肥舎で機械の点検。
機械の上からタラップで降りてきて、よっこらせと着地、そのとき何かが私の足元をかすめた。
おや、目で追いかけると、茶色のヒモのようなものが床を滑っていく。
ピタと止まったところに、ソーっと近づいて観察。関東でよく見るカナヘビ君?だった。
素晴らしく長い尻尾と、クイともたげた頭、遠くを見つめる瞳が凛々しい。
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ヘビは嫌いだが、トカゲは足があるので、なにか生き物として共感がある。
その後、建物の周りを歩いたら、結構沢山の同類に出会った。豊かな生態系でありますね。
お声がかかり、TMR飼料のプレゼンで静岡県内の農協さんへ。
今日は、今年のはじめから取り掛かっていた「もみがら牛糞堆肥」による栽培試験の結果を見に来ませんかと、茨城県のある町から呼ばれていた。あれだけ頑張って作ったもみがら堆肥の結果を見たかったのだが、このプレゼンは大事なお客様でもあるし、上司も都合で行けなくなったので私が行かねばなるまい。他社さんよりは気の利いたプレゼンであったと自画自賛。
PCで動画を見せるときにと、タイムドメイン・ライトを持っていった。
大きな音で鳴らしても、音が割れず、あくまでも自然に会場に響いていた。
こんな自然な音が、と気がついたお客様は何人いただろうか。
私一人で、おおっ、流石はタイムドメイン!!、と感動していましたとさ。
音源はちゃちなTV録画だが、大きな音で鳴らしたときに機器の素性が実によく分かります。
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11月19日に開催されるシンポジウム
「日本も〈緑の福祉国家〉にしたい! スウェーデンにまなびつつ」
の一般参加者の募集が始まりました。シンポジウム事務局ブログ