筑摩プリマー新書 池田清彦さんの「環境問題のウソ」を読んだ。
地球温暖化、ダイオキシン、外来種、自然保護について、これを煽り立てるマスコミ、美名に隠れて利権や仕事を得る集団、行政、政治、踊らされるオバカな市民、といった構成だ。
ここまで露骨に言えば、嫌われるのは承知で書いておられるようで、きっと性分なのでしょうね。
構造主義生物学(何だろ?)の先生で、しかし論点は生物学に縛られず極めて常識的でバランスよく、読みやすい文体で、すらすらと読めました。(活字も大きいし、)
地球温暖化も、周期的な自然現象と見ることができ、その主因は太陽活動の変動であるそうな。太陽の黒点数が増加する(太陽の活動が活発になる)と、そもそも地球に降り注ぐエネルギーも増え、しかも宇宙線が地球に届くのを干渉するので、雲量が減り、太陽光の量も増えるので気温が上がるのだそうだ。紹介されている伊藤公紀さんの本も、取り寄せて読んでみよう。
朝から、眼鏡越しに何か目の前をよぎるものがある。
邪魔な髪の毛だな、そう思った。
近頃増えた白髪などは、結構剛毛で、ピンと自己主張していて邪魔なときがある。
しかし、特定できず。
昼にトイレの鏡にまじまじと自分の顔を写して見て、ようやく正体がわかった。
何と「まつ毛」だった。3センチくらいに伸びた一本がヒラヒラしていた。
エイとむしりとった。最初は真面目に黒く、途中から白くなり、間違って伸びてしまったようだ。
この頃多いのだ、耳の中に生えた毛が、無性に伸びが速い。お前、髪の毛のつもりやろ。
歳をとると、体中で細胞が間違えだす。
きっと体の中でも、こーゆーイレギュラーな現象が起きていて、そのまま育てば癌細胞。
歳をとると、体中が間違えだして、そして最後は重大な結果に至る。それでいいのだ。きっと。
財)日本食品分析センターが主催する「バイオマス・ニッポン総合戦略に関する勉強会 第二回」に参加してきた。
同センターの顧問である石黒先生による講義で、前回はバイオマス・ニッポン総合戦略と飼料事業化プロジェクト(エコフィード)についての概論、今回は農水省から提出されているエコフィードガイドラインの説明、厚生労働省のポジティブリスト制度と飼料関係法令との兼ね合い、最近の飼料からの農薬検出状況など。
仕事柄、基本的な事柄は承知しているが、改めてポイントを押さえた説明を受け、理解を深めることができた。
参加者には、もう少しエコフィードに関わる企業担当者の顔ぶれが欲しい。生の声が聞きたい。
次回は、私の仕事上の関係者を数社お誘いして見ようと思う。
私が扱う「食品副産物」と「鶏・豚向けとしても量的に使用が限られざるを得ない食品残さ」を、もう少し区分して欲しいところだ。
スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」小澤徳太郎さんの本を読んでいる。
示唆に溢れた、目からウロコのレポートであり評論の書だ。
まだ途中なのだが、読み始めて、読み飛ばすことができず、最初から丁寧に読み進めている。

将来のあるべき姿を想定して、それにアプローチする方法論がバックキャスト、対して現状から良かれと模索し進む(しかしベクトルが合っている保障のない)フォアキャスト、環境問題に対するスウェーデンの姿勢が前者である。

イデオロギーを超越した、国づくりの一つの模範がここにある。
おそらくプロテスタントの価値観に裏打ちされた、成熟した社会形成が進められていて驚く。
人間は、ここまで知的に論理的に行動できるのか。

11月中旬に、著者をパネラーの一人としたシンポジウム「日本を緑の福祉国家にしたい」が予定されている。今から楽しみにしている。
素晴らしい音がするタイムドメインのスピーカー、ここのサイトはよく覗きに行く。
で、Google Earthを教えてもらった。
ここまで見えるかと感動する。ほぼ世界中どこでも見えてしまう。Google Earth
山口県の私のお客様の牧場を探し当てた。牛舎・堆肥舎施設のレイアウト提案から、何度も堆肥の切り返し作業のお手伝いした、印象に残るお客様だ。リアルタイムではないのだが、気持ちが飛んでゆく。牛舎の左には、私が販売した密閉型堆肥発酵機の銀色のタンクもよく見える。
f0057955_12452558.jpg

珍しく定時に退社、まだ明るいうちに線路際のバーL&Jに行く。
ビターズを落としたジントニック、このジンはゴードン。これに同じくビターズを落としたストレートのサファイヤジンを付けて出してくれた。暑い日の仕事の終わりに、ジントニックは格別。
そのうち、突然お誘いしたかみさんが到着して、も少し飲んでから店を出た。
次は、和食海鮮の居酒屋へ。泳いでいた烏賊を捌いてもらい、日本酒を飲んだ。
鰯の酢味噌は、何てことないのだが盛り付けが綺麗。北寄貝の塩焼きも旨かったよね。
f0057955_10281971.jpg

千葉県では、年内に改定される「資源循環型社会づくり計画」に資するため、県内5箇所でタウンミーティングを開催してきた。今日はその最後の会場、旭市でのシンポジウムに参加した。
各地それぞれ、地元の環境NPOなどが運営に当たっている。先日の市原会場は、会社の業務の一環として参加したのだが、人数は集まらない、分科会の議長が不慣れでまとまらない、で散々の状況だったので、今回は会社を休み個人として参加した。
f0057955_21165120.jpg

さて、今日はといえば、上首尾だった。
大量消費が前提のリサイクルはあり得ない、まずReduce(発生抑制)との提言から始まり、販売側の売り切る努力、有料化がゴミを減らす、養豚向けのエコフィード(食品の飼料へのリユース)とリキッドフィーディング、努力が評価されずコスト高になりがちな有機農業、安易な飼料化への危惧、廃油から石鹸、菜種油のバイオディーゼル燃料、市民が出資する風力発電、地元密着の環境問題取り組み例、太陽光発電、など話題は多岐に及んだ。

旭市や市内の生産者との連携の歴史がある「生活クラブ生協」が主たる後援団体で、やはり彼等の活動の深さと蓄積、おそらく準備されていたのだろう議事運営の巧さが光った。
司会の網中氏も、飄々と話題を捌き、上手に参加者の発言を誘い、役割を振る。サブ司会を務めた竹中氏も、都度の発言を要領よくまとめつつ、ストーリーを持たせて進行させた。
場慣れしていて頭の良い方々が議事進行すると、こうも違うものかと感じたことだった。

最後から二番目の会場からの発言、このようなミーティングを、格好だけの行政のアリバイ作り(一応、県民の意見は聞きました)に終わらせず、今回のコーディネーターが県の計画作成委員となり、一緒に行動しその首尾を見守るようにせよ、との提案には大拍手、最後の発言では、食品残渣ばかりではなく食品容器もリユースできるものを選ぼうとの指摘で散会となった。
関東は今日は暑かった。梅雨が終わって、しばし過ごしやすい日々が続き、久しぶりの暑さだ。ようやく夏本番を迎えた感がある。
社の農場のデントコーンは、今このくらい伸びている。2m50ってところか。
ぐんぐん伸びてガサガサと風に揺れる、暑い夏だがこの風景は好きだ。
飼料作物の王者の貫禄だ。
f0057955_20202494.jpg