市の生ごみ資源化アドバイザーなどを細々と続けてきたNPO活動だったが、サポートする市民団体が増えたことなどから機運が高まり、いよいよNPOを法人化することになった。

NPOでは、実は懲りている。
一つは「生ごみ資源化」を標榜したNPO。
「生ごみ堆肥化に取り組む市民団体の支援」という煩雑な実務作業は我々にやらせておいて、生ごみ堆肥で野菜を作る畑仕事が面白くなってしまった一部の理事たちが、我田引水、傍若無人、言語道断な振る舞いをし、市議の秘書風情の事務局長は会を私物化するわ、収拾がつかなくなった会長は逃げるわ、もうぐちゃぐちゃ。
会は空中分解してしまい、私も理事をやめ、NPOからも退会した。

もう一つは、これは悪人がいたわけではないのだが、技術関係専門家のNPO。
まだらボケの理事が、プロジェクトの運営費をポケットに入れてしまい、ボケの怖いところだが自己の正当性を譲らない。
しかも、ある町の補助事業に関して私も主力メンバーとして住民参加を取り持っていたのだが、町が住民の意見を聞いたふりのアリバイづくりに我々NPOを利用する構図が見え見えなのに、技術系の悲しさか、町に強く抗議できぬまま提灯持ちをさせられた。
挙句に二年目も町と契約すると言うので、いい加減に目を覚ませと契約撤回を決議したにもかかわらず、今までの苦労とか言いながら契約してしまった。
で、NPOを退会した。

NPOとは、善意の第三者がボランティア精神で集まるもの」と単純に信じ込み、考えが及ばぬ私も未熟だったが、ともに良い社会勉強をさせていただいた。
NPOは、メンバーをよほど厳選せねばならない。
そして目的を明確にすることだ。と知らされた。
そして資金、周囲に媚びる必要はないが、行政ともパートナーシップの立場から協調して業務を受託する、企業にも堂々と趣旨説明して援助を求める態度も必要だろう。

私の二つのNPO失敗例の共通点を敢えて言えば、会の首脳部の老害であったろう。
歳をとると、視野が狭くなり、意固地に、頑固に、そして唯我独尊になる傾向がある。
特に専門的な仕事一筋の方に多いとお見受けするが、残念なことだ。
私も、多趣味の年寄りになるよう、努力しなければと思う。

空中分解したNPOの、そのときの「良識派理事」達が今回の設立メンバーだ。
皆、苦い経験をしている。
これを教訓として、自らを戒めて、努力したいものだ。
河出書房新社 奇想コレクション「どんがらがん」アブラム・デイヴィッドスンを読み終えた。
短編が14話、そして中篇が2話。
何だろね、各編が万華鏡を覗くようだ。
かなり癖のある作家で、しかしとても楽しめました。
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別な本を読み進めていたが、ブログで知りネットで買った本が面白く、一気に読んでしまった。
東京大学出版会 遠藤秀紀さんの「ウシの動物学」だ。
全体としては解剖学的に語られるのだが、人類の手で絶滅させられた原牛オーロックスと対比させて、極めて特殊な存在たる家畜ウシを浮かび上がらせたり、人間の育種へのベクトルを「心のエネルギー」と称したり、ウシがバタバタ死ぬ病などの言葉遣いが、個性的だ。
テーマごとに読めば紙面の制約だろう物足りなさも覚えるが、長年凝り固まった私のウシ感を、客観的・総合的立場で解きほぐしていただいたようである。
いつも通るたびに、面白いと思う。
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堤防道路が前方の鉄橋にぶち当たっていて、ここが信号付きのT字路になっている。
右に曲がれば揖斐川を渡って桑名の町、左に折れれば長良川を渡って長島温泉。
鉄橋の道路は、国道一号線だ。
二本の川をまたぐ鉄橋の真ん中にT字路があるなんて、ここだけじゃあないだろうか。
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ちなみに、鉄橋の向こうに見えるのは、長良川河口堰。
キノコみたいに見えるのは、水門の巻上げ施設。
ガミラスの要塞みたいね。
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広島から山口にかけて、高速道路から見る山々は岩山である。
緑の植生が覆っているが、山肌は隠しようがない。岩である。
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山の無い千葉から走ってくると、今までの山とは景色が変わったなと思うのだ。
出張で、広島県の西条へ。
住所で言えば東広島市、新幹線も止まり、山陽道のインターもあり、広島空港も近くて便利なところ。広島大学もあるが、何と言っても西条は造り酒屋が駅前からゾロリと並んでいるのが有名。好きな人には堪りません、ゆーとるけのお。
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私の好きな、亀齢酒造さん。
冬に限定販売される「亀どん」:濁り酒には珍しい辛口純米が、お勧めね。
一合瓶もあるが、一升カメに入ったものもあり、ご贈答に最適です。
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朝から息子たちに手伝わせて、「生ごみ・もみがら・牛糞堆肥」の袋詰め。試験を頼まれたお役所から、近々引き取りに来る予定がある。第一回目の引取りでは、とても良い堆肥だと評価をいただいていた、努力の甲斐があって嬉しいことだ。
作業の途中で、市内の生ごみ資源化施設の機械の調整に出かけた。熱心な自治会メンバーさんたちと、楽しく語らった。一緒にアドバイザーをやっている方から、野菜とタケノコをいただいた。施設の機械を設置した社長さんからは、お昼を奢ってもらい、大吟醸のお酒をいただいた。
試験の対照区だった「もみがら・牛糞堆肥」は、もったいないので持っていた土嚢袋に詰めて、ご夫婦で市内の花壇運営ボランティアをしているところにお持ちして差し上げた。またもやお菓子をもらい、あろうことか息子らにはお小遣いまで頂戴した。
いろいろな方とお会いし、お話ができ、ずいぶん貰い物の多い一日だった。感謝。感謝。

堆肥舎を片付けていたら、ネズミの巣を壊したらしい。生まれたばかりのネズミの赤ちゃんが10数匹出てきた。可哀想だったが、巣もなくなったし、親も逃げてしまったし、助けようがない。お前たち害獣だものね。発酵している堆肥の中に埋めた。息子らと手を合わせた。南無阿弥陀仏。
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久しぶりに、那須のO製作所を訪ねた。この会社はサイロクレーンの開発で有名だ。
アイデアマンでクラフトマンの社長さん、今度は堆肥発酵の廃熱を利用してイチゴの水耕栽培に挑戦中だった。
会社の庭先に試験用のハウスを建てている。この行動力はスゴイね。
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農薬の残留を原則全て禁止して、「残留を認める農薬」のみを一覧表にして示す方式が、ポジティブリスト制度。
対してネガティブリスト制は、「残留してはならないもの」を一覧表にして示すという方式だ。
残留基準を設定して、それを超えた食品の流通を禁止するという、これまでのネガティブリスト制では、残留基準が設定されていない農薬に対しては無力になってしまう、との反省があったわけだ。この5月末からは、残留基準の設定されていない農薬が残留する食品は流通禁止!

我々エサ屋も、この制度に対応するための準備が忙しくなってきた。
趣旨にはもちろん賛成だが、輸入大国日本でこれを徹底するのは、とても大変なことだ。
ものすごく企業の資源(人、もの、金)を喰っているのが実情だ。
東武の特急電車の中では、後ろの会社員の関西弁の会話が騒々しい。PCを取り出して、ヘッドフォンでYESを聞いていた。名曲Awakenを聞きながら小雨にけぶる田園地帯を車窓に見て走るのは、なかなかシュールです。
浅草から地下鉄で上野駅、JRに乗り換える。
地下からエスカレーターで上がってきたところに、ハードロックカフェがある。
そういえば、YESの名盤「fragile」が飾ってあったな、数歩寄り道して写真を撮った。
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上野駅は新装して、もう3年くらい経ったのだったろうか。
昔と比べると、とても綺麗になったものだ。
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