昨日に続いて、今度は大手飲料メーカーを訪問した。
やはり事情は同じで、いろいろな絞りかすを分別せずに廃棄している。
今のところ分別はできないとの事。
しかし、何とかしなければとの思いは感じることができた。
大手企業は、どこも最近は「環境」を標榜している。
風は吹いているのだ。
迷惑がられぬ程度に、これからも連絡を保ち、働きかけていくことにしたい。
朝から、M県の飲料メーカーを訪問。飲料カスが飼料原料にならぬか、相談した。
各種飲料のカスはすべて廃棄シュートに一括処理で、分別できない。分別しても専用の貯蔵施設に費用がかかる。バラ出荷はできるがフレコン詰めは人手がかかり難しい。残念ながら、毎度のパターンで終始した。
当方は小額ながら有価物として買う、先方は産廃処理費用が浮く、そこの所の計算をして欲しいのだが、目先の出費が気になるのだ。
やはり、先方に「バイオマス活用」の明確な意思がないと、話が進まない。

午後からは、焼酎メーカーで焼酎粕の飼料原料化の話。
焼酎ブームのため、売り上げが伸びており、粕もたくさん出ているのだろう。
粕は積極的に飼料化したいと熱心だった。景気の良い業界は新しい取組みに熱心だ。貧すれば鈍すの裏返し。衣食足りて有機物循環を知る。海洋投棄ができなくなる背景もある。
河出書房新社の奇想コレクション、スタージョンの輝く断片を読了した。
忙しくて、取り掛かって読み終えるまでずいぶん時間がかかった、しかし断続しつつも幸せな期間だった。
奇想、快作、怪作のアンソロジーで、楽しめました。
前回のスタージョンと比べれば、まるで別人の趣だが、読後感の満足度は同様だ。
新幹線で博多までの移動中に読み終えた。
福岡は、桜が開花間際である。
早朝から首都高を抜けて、富士に寄り、その後は岐阜県の工場まで移動した。
作業は順調に終わり、宿に向かう堤防道路から、中規模の酪農家さんの牛舎が見下ろせた。
屋根なしのルーズバーンと言うのか、広場の中ほどはコンモリと恐らく掻き上げた糞で高くなり、頂上にはパワーショベルが鎮座している。
餌場には屋根があるのだが、その周辺は雨水と恐らく尿が溜まって泥濘化している。
牛たちは、足首まで泥に埋まりながら歩いており、体も真っ黒だ。

牛たちの健康状態も心配になるが、この堤防道路を毎日たくさんの車が行き来することを考えれば、別な心配も沸いてくる。この光景を見た一般の方々が、牛乳を飲もうと考えるだろうか。

実は仕事柄よく見る光景なのかもしれなかったが、牛乳の廃棄が重くのしかかっていたので、気になってしまった。写真掲載は控えさせていただきます。
ご自分の団地に生ごみ処理機を置いて「生ごみ資源化」に取り組む方々が、視察に来られた。この団地をサポートしている市の「生ごみ資源化アドバイザー」K氏と協力して、対応した。
息子等にも手伝わせて、掃除やら、スライド準備やら。
急いで作ったスライド資料は、文言が硬かったかも知れないが、できるだけ平易に説明した。
皆さん、微生物の働きに素直に感動していただけて、手ごたえがあった。
忙しかったが、実践者同士の連帯感を感じた楽しい一日だった。
写真は、モミガラの繊維質の分解を見る視察の方々だ。
Kさん、息子たち、有難うございました。
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ホクレンさんが、生乳1000トンを3月中に廃棄する。
特に十勝の生産の伸びが大きいらしい。
処理して有機肥料に、だそうだが、もし直接畑にすき込まずに堆肥処理するとすれば、さぞかし臭気が出るだろうな。

それにしても悲しいことだ。
最近、コンビニに行くと、飲料の棚に牛乳の200ミリパックが無かったりするようになった。
置いてあるのは、500や1000ccの大きな紙容器。
これは家庭用だな。

要するに、メシと一緒に、パンやサンドイッチと一緒に200ミリのパックを買う人が減ったのだ。
コンビニには競合商品は多々ある。
コーヒー、紅茶、いろいろなジュース類、お茶の類。
手を変え品を変え、パッケージを変え、オマケをつけて競争している。
コンビニは売れ筋に正直だから、足の鈍い商品は置かなくなる。
心配していました。

関東周辺ではメガファームがどんどん規模拡大し、首都圏に生乳を入れている。
九州では一年前から、北海道の牛乳に圧される形で、生乳がダブついていた。
北海道の牛乳は関東圏まで、九州の牛乳は関西圏まで、これは昔の話。
今では分水嶺は本州と九州の間、関門海峡まで追い詰められていると聞いた。
そして北海道では、それでも生産余力が拡大しているのだ。

とりあえず、大規模な広告宣伝。
テレビで、ラジオで、あらゆるメディアでガンガン流す。
牛乳はカラダにいい、太るなんてウソ、もっと牛乳飲もう。
やっぱ牛乳でしょ、のコマーシャルは最近どうした。
業界関係者よ、努力しよう。
河出書房新社 ベスターの「願い星、叶い星」を読了した。
まあ、面白かった部類か。
読み終わった後しばらくして、あっそういう意味だったのかと思いついたりするのも、一興。
最後の中篇は、落ち着いてもう一度読み返してみよう。
短編を読むのも細切れ時間では、仕方も無い。
昔は中断しても読み出すとすぐにストーリーを思い出せたものだが、頭が悪くなったのか、覚えるべき対象物が飛躍的に増加したものか、多分後者と信じたい。
新幹線の中で、スタージョンの二冊目に取りかかる。
f0057955_2234671.jpg3/4に加水して切り返しした「生ごみ・もみがら・牛糞堆肥」を掘ってみた。
深くまで放線菌が入っていて、なかなかの状態である。
会心の作です。
臭いも、アンモニア臭は無くなり、もはや森の腐葉土の匂い。
これなら、もみがらは分解しにくいとは言わせないぜ。
26日には、市内の生ごみ資源化グループにも、お見せする予定だ。
河出書房新社の奇想コレクション、テリー・ビッスンの「ふたりジャネット」を読了した。
表題作は、人名も雰囲気もアメリカ人なら楽しめるのかな。
ウィルスン・ウーのシリーズは、ンナあほな!のスラップスティック。
英国が、しっとりしていて良かった。
冥界も、後を引きますね。

注文していた4冊が届いている。
刊行順で、次はベスターに取り掛かろう。
息子に手伝わせ、試験中の「もみがら・牛糞堆肥」「生ごみ・もみがら・牛糞堆肥」を切返した。放線菌も白く見えて、繊維分解も良好な様子。
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もみがら堆肥はそろそろ二ヶ月、生ごみ堆肥は一ヶ月を過ぎたところだが、生ごみのエネルギーのため後発の生ごみ堆肥が腐熟が早い。
差は一目瞭然。
ちなみに左側「生ごみ堆肥」、右側が20日早くスタートした「もみがら堆肥」。
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生ごみ堆肥が乾燥気味なので加水した。水分測定せず勘で加水したが、積んでみると少し水が多すぎたかな。だから、科学的にアプローチしなければ駄目なのだ。