カテゴリ:仕事と出張( 548 )

14日 午後から移動を開始。東京駅から東海道新幹線で京都、四条大宮のホテルに泊まる。ちょうど、ネットのニュースで「政府が地方創生の一環で文化庁を京都に移転する方針を固めた」とか報じられた。

15日 地下鉄東西線がそのまま京阪電車になって、浜大津に着く頃は路面電車となる。これが好きで乗ったのだが、時間だけで考えれば本当はJRが手っ取り早いのだ。
大津でレンタカーに乗り換えて、国道1号線をひた走り、草津の先で右に折れて栗東トレセン。馬のサプリの販売店で新年ご挨拶と打ち合わせ。
f0057955_2253282.jpg
終われば素早く戻り、今度はJRで京都。昼飯を食べて「のぞみ」で2時間で東京、その後は1時間で帰宅した。
f0057955_22531958.jpg
おやっ、東京駅の新幹線ホームの先端に記念碑らしきものあり。たまたま自由席の1号車に乗っていたので発見できた。
調べてみれば「新幹線の父」と云われた十河信二(そごう しんじ)氏のレリーフと「一花開天下春」の碑文、多分右から読むんだよねぇ。

「一花開いて天下春なり」 何か苦難を乗り越えて晴れやかな心境なのだろうか、気持ちの良い言葉だ。

早めに帰宅できたので、蛸と牡蠣とマッシュルームを買って来てアヒージョ。鰯のパン粉ふりオーブン焼き、蕪の葉を湯葉と炒め煮。カミサンにも好評であった。
函館駅前のホテルで研究所長と合流して取引先。2時間ほどの打ち合わせをした。1月~3月のスケジューリングが出来て有意義だった。
f0057955_2233816.jpg
終われば所長を五稜郭駅に降ろして、私は函館空港から羽田に戻る。

夕焼けの関東に向けて高度を下げる飛行機から東京湾を見下ろせば、アレレあの立ち上る煙は尋常ではないぞ。羽田空港からバスで千葉に向かう東関東道の途中でも、周囲にもやが立ち込めて社内まで刺激臭を伴った煙が入ってきた。咳き込んでいる乗客もいた。

帰宅してニュースを見たら、船橋の産業廃棄物の山が発火したとか。ああこれだったのだな。

さて、時間つぶしに函館空港で買った光文社新書。商店街はなぜ滅びるのか、社会・政治・経済史から探る再生の道、新 雅史(あらたまさふみ)著。社会学者とは、皆シニカルで世の中を斜めに見てせせら笑う奴共かと思いきや、この方は正確な判断と反省を踏まえた現実的な提案をする、まだ若い頭の良い学者である。

意外や歴史の浅い商店街の成り立ちと、これを破壊した元凶「財政投融資」。コンビニの台頭がとどめを差したが、今こそ引き継ぐべき商店街が語る理念。あるべき規制の形。

書かれた時期は2012年とやや古いのだが、順調に版を重ねているらしい。確かにその価値のある優れた評論である。良い本に出会えて幸せな出張帰りであった。
目覚めた千歳市内は雪が降っていた。路面を白くする程度の降りだが、最近の北海道人はこの程度の雪で傘を差すのだな。まるで内地の人みたいだ。

沼ノ端まで移動して、営業所長に拾って貰って浦河までひた走る。遠い。
ちなみにJR日高線は、鵡川の先の土砂崩れで不通が続いており、バスによる代替輸送とか。関東圏では考えられない事態だが、開拓地の蝦夷ではやむを得ない事象なのだろうか。開通の目途が立っていないとは信じがたいことだ。
f0057955_19564838.png
JR北海道で移動すれば嫌でも目に入る北海道新幹線とやら。
苫小牧から特急に乗って函館駅に到着すれば「開業まであと100日」の電光表示が出迎えてくれた。

むりやり盛り上げようとの感があり、しかし真価が見定まるのは札幌(旭川?)までの延伸の後であろうと思う。かつての海の玄関口、青函フェリーとの連絡を前提とした函館駅は、陸路で結ぶ新幹線ルートからは外されざるを得なかった。

羊蹄山(蝦夷富士)を回るルートに想定される北海道新幹線。倶知安から小樽回りで札幌にアプローチする。
今日は苫小牧から函館まで、噴火湾をグルリと回って3時間を要した。今どきこの距離を3時間とも思うが、まあ北海道の特急だからこの程度でお許しいただくのも一興、とも思う。
昨夜に札幌駅前で取引先との会食を入れていた。
f0057955_18381973.jpg
毎度の事だけれど、この大きなボタン海老は旨かったねぇ、勿論のこと交際費ではありませんよ。

本件を優先したので、今後の訪問先の都合を聞けば明日からの日程になってしまった。まあ、出直してくるよりマシで、相手のある事で仕方がない。移動日と云う名の何もしない日。しかし、お客様からの問い合わせには電話対応して、仕事をしてるふりをした。

今日は私の61歳の誕生日、年金申請をしなければならぬのでちょうど良い、本籍のある札幌南区役所を訪ねて戸籍謄本を貰ってきた。
f0057955_18423515.jpg
掲示されていた人口比率。ふーむ、道内から定年老人が押し寄せて、札幌市は二百万人都市が目前である。男女の比率はご覧の通りで、やはり男性が短命傾向か。
実家の母の銀行メンテなどに付き合って、千歳にレンタカーを返し、明日に備えて千歳で泊っている。
14日 昨夜の飲み過ぎで、体と頭が重い。酒を抜くための自転車通勤。
ひと仕事して、また自転車で帰宅して、少しは常態に復帰したか。いい歳をして翌日に残るようではいけませんね。
昼前の空港行きリムジンバスに乗り、珍しく羽田空港から千歳入りして札幌に移動。今日のところは、早めに就寝が吉と出た。

15日 レンタカーを借りて研究所。デザイン会社の社長氏を招いて、昨日承認された新製品のロゴ、キャラ、包装資材の打ち合わせだ。今や当社のメインブランドに育った製品群に追加するのだから、万全の態勢で臨みたい。
f0057955_1711887.jpg
f0057955_17112423.jpg
一度見ておきたかった旧島松駅逓所に寄り道した。
当時はこの場所ではなかったようだが、かのクラーク博士が「Boys, be ambitious like this old man」とか言った記念碑がある。その横には、この駅逓所の主であり当時の北海道(道南は除く)では不可能とされた米づくりにチャレンジした中山久蔵翁の功績を称えた「寒地稲作発祥の地」碑も並列していた。

さーて札幌市内に戻り、連泊のホテルで一休み。
今夜は、部下(だったが、こちとらシニアなので今は違う)が不始末をした会社の社長と飲み会を設定している。酒を奢ったくらいでは済まぬ話だが、謝意は示しておきたい。今後のお付き合いもあるのだから、
26日 朝から研究所で製造作業に立ち会って勉強させてもらう。5年間も関わって来て今更の感もあったが、この研究所の営業部門の立場でもう少し仕事をしなければならぬので、現場の邪魔にならぬようお邪魔してきたわけである。

各装置の役割と連携が、しっかりと腑に落ちた。これで私の営業活動にも説得力が増す(はず)のである。
f0057955_1472966.jpg
千歳のコンビニで見つけたオリオンビールのクラフトビール「琉球ペールエール:RPA」とは恐れ入った。香りよくなかなかビターで、旨いと思いましたね。サイトによれば「主に沖縄県全域および奄美地区、他全国わしたショップ等で販売」と書いてある。何故に千歳市内で買い求める事が出来たのか、謎であるなぁ。

27日 突然降った雪も、朝からの小雨に融けだした。道路はグザグザ、交通量の多い車道はソロバン状の悪路、排水溝を雪に塞がれて泥水冠水も多数、もう少し融ければ走り易くなる。
飛行機まで時間があるので、実家に顔を出して買い物に付き合い、お琴の稽古がある母を市内まで送って行った。
f0057955_14151541.jpg
千歳空港からのJetstarはほぼ定時、気流を避けたのか日本海側を低く飛んで、日没頃に犬吠埼を回って成田にアプローチ。遠くに富士山のシルエットが見えた。
f0057955_14355066.jpg
成田に到着すれば、何と今日は会社の忘年会なのである。7時からの開始に直行すればちょうど良いタイミングだった。
朝目覚めれば、レンタカーの上には10cm以上の雪。短靴では雪が入るが止むを得ず、車周囲の雪を踏みしめてドアを開け、エンジンを始動して車の雪を払い落す。
4WDを貸してくれたオリックスレンタに感謝しつつ、ぶっつけ本番ながら慣れていないわけでもない圧雪路面を走らせる。
f0057955_20113118.jpg
本社の会議はほぼ終日で、終われば朝にも増してブラックアイスバーンの危険な路面との戦いだ。

会議よりも、車の運転が大変だった一日だ。
もう少し札幌に用事を残しているが、早く雪の無い千葉に戻りたくなってきたぞ。
f0057955_1938354.jpg
いつものJetstarは、午後の便が既に満席である。
予約を入れる事が出来たのは10:55発、自宅を出て燃えるゴミを捨てて、8:55の空港連絡バスに乗り込んだ。

ほぼ定時の10時前に成田空港第三ターミナルについて、搭乗口で待っていると、千歳の天候不良を理由に出発時間が遅延、そのうち出発時間は未定とされた。これは少々マズイ事になってきた。

11時を過ぎて、新たな出発時間は13:30とのアナウンスあり、おお何とか飛ぶようだと安心して昼飯を食べに手荷物ゲートを戻る。のんびりと寿司でも食べて戻れば、次の便がキャンセルつまり欠航となった由。
結果的に午後の便を予約できなくてラッキーだったことになる。

辛うじて飛行機には乗り込めたが、順番待ちの長い列で離陸は14時を過ぎた。上昇中は大揺れで、機長からの機内放送では「揺れない高度を選択します」との事、再びの放送では「千歳の管制から三沢上空で待機を命じられました」とかで何度か旋回、続いて「函館上空で待機」の報、ようやく「管制から着陸進入を許可された」とのアナウンスがあり、それでも新千歳空港に降りたのは16時を過ぎていた。
f0057955_19414691.jpg
たいした積雪ではないのだが、気温が低く路面は圧雪、レンタカーはブレーキをかけても四輪ロックして止まらない。これでは札幌市内までの移動はキビシイなと考えて、札幌の宿をキャンセル、千歳の隣町 恵庭に泊っている。

明日の会議は朝イチではないから、余裕を持って安全運転で向かう事としよう。今夜はビールで幸せになって早寝が吉と出た。

エアバスの中で、ipodで、Pink FloydのThe Dark Side of the Moon とMeddle をじっくり聞く時間があった。ロジャーのベースラインをずっと追っていた。私にとっては幸せな時間が過ごせた事である。
16日 朝イチで千歳から最寄の研究所に向かい、全社のTV会議に参加する。三年目のイベント報告を課長から報告してもらい、私は見守る立場だ。上手に仕切ってもらい有難い。

終われば午後のお客のピックアップまで時間がある。カミサンの実家を訪ね、荷物を市内に運ぶなどする。いつもメンテナンスしてくれる叔母様には御礼申し上げます。
f0057955_19191713.jpg
新千歳空港でお客様を待ちつつ、ここと札幌本店でしか食べられないロイヤルスペシャル・アイスクリームを、水だし珈琲と共にいただく。
うーむ、卵(乳化剤)を使わず乳脂肪分16%で作り上げた、まさに正統アイスクリーム。機能性に富んだ乳脂肪の旨さを堪能した。

午後3時に講師二名を迎え、苫小牧の工場を視察してもらう。苫小牧駅前に宿泊して、会食で美味しいものをいただいて、一度ホテルに戻るが、またもや夜の街を彷徨う事になる。結局、深夜に及んで轟沈。

17日 朝8時にスタート、高速道路をひた走り江別の研究所視察、札幌市内に戻って本社で挨拶、またもや道央道を下って千歳から追分、お客様を訪ねてプレゼン。忙しい一日だった。

早めに終わって実家に戻り、今日の仕事は終了。明日は有給休暇を貰っているので、実家の仕事をして、母を市内に送ってから戻る予定なのである。
6時台のバスで成田空港、9時発の飛行機は雨の中を飛び立って雲海の上に抜けた。
f0057955_18505835.jpg
冬に強まると云うジェット気流に乗っているのか、この高度では下に地面は見えずとも快適な飛行だったが、一向に雲は晴れない。千歳空港上空で、立ち並ぶ家々が視認できる高度まで降りたところで、ようやく視界が開けた。
f0057955_190414.jpg
降りた新千歳空港は、雲低い曇天、札幌の実家まで行き帰りしたが、終日の雨降りである。

実家の母の年賀状のお買い物に付き合って、千歳まで戻り泊っている。さあ、明日、明後日は上首尾で進めて見せよう。