12/9 シンポジウム二日目

昨日に続いて、シンポジウムの二日目。
長崎県から規格外ジャガイモの、千葉県から規格外サツマイモの、豚への給与試験の報告。
両者とも、リジンを要求量以下にして霜降りの高級肉を狙っていた。
流通に回らず廃棄される運命の規格外イモは、一箇所にまとまって発生するものではないから集める手間が大変である。千葉ではエコフィード業者が介在して巧く回っていると言うが、真の加工コストを加味したり、また飼料の使命たる安定供給の面でどうなのだろうか。

その他の報告は、一つを除いて三題が発酵TMRに関するもの。
自給飼料やエコフィードを組み込んだ発酵TMRは、テーマとしては面白いのだが、実際に事業展開している我々にとってみれば問題点も多い。

集める手間、作る手間、そして供給側は厳密な飼料安全法に則って製品として出荷せねばならぬのだから品質管理やトレサビ確保の手間が大変なのだ。
ましてや一群管理で完配的に使えば、牛群に対する負担も大きい場合がある。異物の混入や変敗リスクも含めて、これらを全て供給側が負担せざるを得ず、決して儲かる仕事ではない。
実際に、実践者の社長氏が「最近はフレッシュミックスも手がけている」と発言していたのが印象的であった。このあたりの営業感覚は、実際に仕事としてやってみなければ判らない世界であろうと感じた次第だ。
by yokuya2006 | 2008-12-09 22:30 | 仕事と出張 | Comments(0)