11/30 農水省改革の緊急提言と農地借用の自由化と

11/27付けで、農林水産省のプレスリリースがあった。
過日の事故米不正流通騒動の反省から、10月2日に省内に改革チームを立ち上げ、国民視点に立った業務・組織の見直しについて約2ヶ月の集中検討を行い「改革の緊急提言」をとりまとめ、農林水産大臣に手渡したとのこと。また翌28日付けで、石破農林水産大臣からの談話も公表されている。農水省の 「農林水産省改革のための緊急提言」関連ページ

少し自己批判(卑下)し過ぎではないかと思わせる書き方で、当世このくらい反省して見せなければ通用しないと言うことなのか。根本的な問題点として最初に来るのは「国民のためにこそ存在するという使命感の欠如」だそうだが、本当に欠如してましたか。
多少の不足や変質や勘違いはあっただろうが、欠如ですよ、欠如! 欠落よりはマシだが不足よりは意味が重い、欠如!

一所懸命やっているお役人さんの中には、嫌になっちまう人も多いのではなかろうか。
尻馬に乗って騒ぐマスコミや企業関係者がいたら、こう言ってやりたい。「ほお~、貴方の会社は、貴方の日々の為されようは、さぞかしご立派なのでしょうね~」
他人事ではない。私も日々の業務遂行上の誡めとすべき、誠に謙虚な分析ではある。

大臣談話の同日に、日経新聞に「農地借用の原則自由化」の記事が載った。
農地法を改正して農地の借用を原則自由化し、結果として企業参入を即して農業の大規模化するなど生産効率を高めるもので、近く政府の経済財政諮問会議に示し、来年の通常国会で改正法案を提出する運びとか。
昨年の夏頃に、一度新聞ダネになった記憶があるが、ようやく動き出すのだな。

前述の問題点には、こうも書かれてある。「攻めよりも守りを重視する消極的判断の横行」
いいじゃないですか、攻めで行きましょうよ、攻めで!

これもきっとマスコミや既得権益者が騒ぐのだろうな。何せ、国民や個人事業主は純真無垢なことこの上なく、悪いことをするのは企業、特に大企業との図式が好きなのだ、この国は。左の党も、マスコミも、そして何故かこれまでのお役所も。
やらせれば、企業のほうが効率よく、環境負荷も少なく、キチンと税金も払いながら、国のために農業ができる場面もあるのだ、というところを見せてやろうではないか。酪農分野では、自給飼料や飼料稲WCSのコントラ経営などが面白そうだ。食料自給率も向上するし、低コストで安全安心な農産物に貢献できるだろう。これらと連携したTMRセンターも運営し易くなるだろう。

お陰で、トラクタなど農機具の会社の株が上がっているらしい。誰も考えることは一緒だな。
by yokuya2006 | 2008-11-30 21:01 | 日常の雑感、覚書 | Comments(0)