8/29 牛乳生産の回復?

暑い日々が続いて、乳牛も夏バテ。関東以西の牛乳生産量が落ち込んでいた。
厳しい経営環境から酪農家の離農が進んでいることも、生乳供給不足に拍車をかけたようだ。
このままでは、学乳が始まる8月末からは関東圏では生乳が足りなくなる。
北海道からも飲用乳がどんどん輸送されているが、そろそろ輸送能力の限界が見えてきた。
あまり北海道からの飲用向け移送が増えれば、今度は北海道で加工向け牛乳が逼迫する。
8月半ばまでは、業界でそんな話が飛び交っていた。
すわ、首都圏では店頭から牛乳が消える一大事か!

ところが、8月後半は薄曇りやら、土砂降りやら、天候不順で一転して涼しくなった。
気温が下がれば牛乳の消費量も減り、乳牛の体調も持ち直して生産量はやや回復の兆しだ。
北海道産の牛乳も、もはや近所のスーパーでは見かけなくなり、地元牛乳が158円である。

こうして、都会の消費者には生乳供給逼迫が知られることなく、夏が過ぎようとしている。
北海道側のフェリーを主とした供給努力と、流通側の燃料を焚いて保冷車で長距離輸送の努力によって、である。
オイルが高いというのに、これらの流通コスト負担は、いったいどこに消えているのだろう。
本当に、こんなことをしていて、牛乳の価格は上げられるのだろうか。
酪農家は大変なことになっているのに、回りが必死になって何気無さを装っているようだ。
by yokuya2006 | 2008-08-29 08:25 | 日常の雑感、覚書 | Comments(0)