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8/24 朝採り、胡瓜の丸かじり

NPOの名前で、私の住む団地の夏祭りに出店した。今年で3年目の出店となる。
近頃の団地育ちの子供等は、採ったばかりの胡瓜を、そのまま味噌をつけてバリバリ食うなどしたことが無かろう。ひとつ、その醍醐味を教えてやろう、との我々オヤジ達の発案で始めたものだ。
堆肥で土作りをしている市内の畑作農家から、しかも鮮度にこだわって仕入れる。
まだトゲが痛く、切り口から露がしみ出すほど新鮮なきゅうりだ。不味いはずがないのだ。

初年度は、素麺やトマトなどと一緒に並べて100本売った。胡瓜だけは、すぐに売り切れた。
昨年は、寿司桶に氷槐を置いて胡瓜を浮かべる演出が当たり、300本を売った。
夏祭りは土曜日と日曜日の二日間あるのだが、両日共に夕方5時頃には売り切れてしまい、祭りを盛り上げるべき立場からは、少々失礼してしまった。
そこで、今年は500本を用意、初日に200本、翌日に300本と意気込んだ。

昨年とはうって変わって涼しい二日間で、雨が心配されたが、多少バラついた程度で済んだことは僥倖である。そして、初日の胡瓜は、またしても6時頃には売り切れてしまった。我が家の在庫も10本供出したが、焼け石に水であった。
50円玉を握り締めて来てくれる子供達に「ごめんね~、売り切れなの」と、何度も応えなければならず、都度にガッカリした顔を見るのは申し訳ない。
日曜日の300本も、この日は10時からの開店なので、昼を過ぎたあたりにはもう100本以上が売れていた。
これでは、今日も持たないぞと、急いで市内の野菜直売所に連絡を取ってみるのだが、既に胡瓜は売り切れである。ここ数日で、相場が上がり、皆が殺到しているらしい。
道理で、夏祭りでもよく売れるわけである。味噌を入れた紙コップを付けて供しているのだが、3本5本とまとめて買っていく奥様もいるのだ。

急遽、昼過ぎに、息子と胡瓜の買出しに出かける。
「千葉産の採れたて」にこだわっているからには、スーパーで他県産を仕入れるわけにはいかないのだ。
隣の八千代市まで走るが、農協の野菜直売所では胡瓜は売り切れ、道の駅の野菜直売所もやはり胡瓜は1本も残っていない。
印西に向かう道路に面して、直売農家があったことを思い出し、店頭で30本をゲット。わけを話して、明日の販売予定だった採りたて在庫を40本、分けていただいた。
戻り道は、少し遠回りして、市内の若葉区まで。農家の直売所では既に本日の販売を終了していたのだが、裏の畑で奥さんが胡瓜を収穫しているのを目敏く見つけて、23本を買い受けた。
駄目もとで、農協直売所「しょいかーご」を覗いてみたが、午後の入荷も即完売だったらしい。

夏祭りに戻れば、ちょうど在庫を売り切ったところ。持ち込んだ93本は、それでも1時間ほどは稼いでくれただろうか。7時過ぎには完売となり、地元野菜を原価提供の投売りをして、出店終了となった。
3年も続けると、すっかり祭りに定着したのだろう、固定客も増えた。
何度も買いに来てくれる子供もいて、新鮮野菜の旨さを伝える目的は果たせているようだ。
さあ、来年は何本仕入れようか。今年で600本、あと各100本/日は、少なくとも行けそうだ。
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by yokuya2006 | 2008-08-24 22:20 | 堆肥化とNPO | Comments(0)
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