8/17 風前の灯!冥王星ドーム都市

f0057955_1730236.jpg野田昌宏 著、創元SF文庫。
このシリーズを日本に紹介した翻訳者で、6月6日に亡くなられた野田サンの、オリジナル・キャプテン・フューチャー長編である。
初版が6/27とあるから、まさに氏が世を去るのに前後して出版されたことになる。これで締め括りとなったことは、氏も本望だったのではなかろうか。

1983年と言うから、今から25年前に書かれた一編。不倶戴天の敵を登場させたものの、原作者に敬意を表してか、手荒な真似はしていない。むしろ、フューチャーメンや、お馴染みの周辺人物たち、また宿敵に対しても、作者の抱く並々ならぬ愛情が感じられる好編である。原作に比べれば、ややサイモンが饒舌で感情的かもしれない。

スカイラーク最終編のように、カーティスとウル・クォルンが、協力して宇宙を守リぬくなんてプロットも、面白かったかもしれませんね。誰か、書かないかな。
宇宙軍のページに、野田サンを偲ぶ催しがUPされていた。 ⇒ 野田昌宏さんをしのぶ会
by yokuya2006 | 2008-08-17 18:14 | 趣味の読書 | Comments(0)