4/1 時砂の王

f0057955_8562969.jpg小川一水 ハヤカワ文庫。
未来世界で人類を滅ぼさんとする自己増殖型の機械生物。
既に地球で破れ太陽系外円に拠点を再構築した人類は、高度な知性を備えた戦闘ヒューマノイドによる反撃を開始する。
人類の過去に干渉を始めた敵を追って、彼等もまた時間を遡る。
機械生物の急襲から若き邪馬台の卑弥呼を救ったエージェントOは、その時代の人類を組織して、押し寄せる敵を迎え撃つべく作業を開始した。
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いやあ素晴らしい。設定の大胆さもさることながら、ストーリーテリングがなかなかで、読ませる。最近は日本の作家を読み始めたのだが、我が国にも着実にこの分野の物書きが育っていたのだな。
札幌行きの飛行機の中で、残りを一気に読み終えた。

札幌市内の書店で、この作家の短編集を見つけて購入。これもまたなかなか良い。
表題作は、太陽に近接した巨大ガス惑星の超高温大気に生息する生物の話。小惑星の衝突により種族存亡の危機を予感した彼等は、自分達の感覚器官を使って惑星外への光通信を試みる。これもハヤカワ文庫。
by yokuya2006 | 2008-04-01 08:55 | 趣味の読書 | Comments(0)