3/31 新幹線のリスニングタイム

土曜日にのんびりしてしまったので、日曜日は事務所で残務整理と今後の予定を決める。
土日は、研究所や工場の幹部職仲間にとっても遅れを取り返す貴重な時間。溜まったメールに返信していると、向こうからもメールの受領確認が来る。
苦笑いしながら、メールのやり取りをし、最後には電話を入れて、打合せをする羽目になる。

31日は日帰りで八戸。東京駅から八戸駅までは「新幹線はやて」で3時間たっぷりかかる。
ここはPCを開いてノイズキャンセリングのヘッドフォンで格好のリスニングタイムと相成った。

長丁場なので、久々のブランデンブルグ協奏曲。チェンバロが色とりどりに活躍する五番が白眉だが、三番も弦楽合奏の疾走感が心地よい。いやいや地味ながら六番も味わいが深い。我がPCに収録してあるのは、リヒター指揮のミュンヘンバッハオーケストラ版。いかにも律儀に規則正しく比較的早いスピードで音を紡いでゆく。

大学時代の私が最初に聞き、当時札幌厚生年金会館の公演まで足を運んで耳に残っているのは、ミュンヒンガーとシュトゥットゥガルト室内管弦楽団による演奏だった。
ミュンヒンガーも、何度かブランデンブルグ協奏曲の録音を残しているのだが、このリヒター版よりは総じてスピードが遅く、そして何より楽器に唄わせるのだ。あの演奏も、もう一度聴いてみたい。今度ネット検索でもしてみようと思う。

大学当時、ビートルズから入ってブリティシュロックに傾倒していた私にバロックの味を教えてくれたのは、大学時代の下宿仲間のTであった。
同じ下宿の友人Aは荒井由美を始めとする所謂ニューミュージックをよく聞いていたし、別の友人Tは拓郎とエルトンジョンだった。
隣の部屋の住人Nは山崎ハコや中島みゆき、NSPやチューリップなど当時のフォークミュージック、麻雀仲間のH先輩はマンドリン部が取り上げた合奏曲を熱く語り、ラフマニノフの素晴らしさを教えてくれた。
研究室の同輩Nは、モケモケのジャズ屋でアルトサックスを吹いた。
下宿の後輩Nは、マイルスを神と崇め、山下と富樫のデュオを私に聞かせた。
当時の仲間との交流が今の私を形成しているのだと、今更ながら思い返す三時間であった。
by yokuya2006 | 2008-03-31 22:55 | 趣味の音楽 | Comments(2)
Commented by ペスコン at 2008-04-03 00:03 x
懐かしいですね。
すぐ誰のことを指しているのかわかりました。
ただし、マイルスのNさんはわかりませんでした。
私は多分、読書だったのかも。
Commented by yokuya2006 at 2008-04-05 07:55
ペスコンさん そうそう貴殿は昔からよく本を読んでおられましたね。
貴殿が自費出版された本は、今でも私の書棚にありますよ。