9/14 世の中は狭いもの

韮崎まで日帰り出張した。
朝、千葉を出るときは比較的涼しくて、昨日に引き続いてネクタイを締め上着を着た。
新宿で、北海道から今日の朝飛んできた同僚と合流して、特急スーパーあずさに乗る。
甲府・韮崎は、雲はあるものの青空が少し高く見えて、秋の到来を期待させた。

会議でお会いした大学の准教授氏、私が関わった農業高校の堆肥処理施設をご覧になったことがあるとかで、当方のシステムを褒めていただいた。それからいろいろ話をしていたら、この方は乾式バイオガスの研究を大手企業と進めていたと仰る。

聞くうちにそのシステムの特徴が気になって、もしかして、それは〇〇〇〇社では? 
ハイ、そうです! やっぱりね!
当方の発酵機の設計について、発注をちらつかされて設計協力を求められた事がある。
最初は丁寧に対応していたのだが、数回の設計打合せに出席を求められて図面を何度も提出、散々当方からアイデアを出して概要がまとまり、精密な見積もりを提出したら、高いので相見積もりをしているとか言いながら、更に技術的な相談を持ちかけられた。
流石に頭にきて、「技術協力には人と時間と金がかかります。どうも共同開発のノリになってきましたね。これ以上のご協力には、契約の上でしかるべき費用をいただかねばなりません。」とメールを打ったら、それきりになってしまった。

最初から、この先生と直接やっていれば良かったわけだ。
その後どうなったかもお聞きしたが、あんなに現場に疎い設計者では上手く行かないだろうな。
やたらと過大設計をする、計算ばかりが得意の若い方だった。現場で鍛えられていない、現場で悩んでいない、組織が大きく分業ができる大企業ならでは、と感じたものだ。

それにしても、まったくの偶然で別の会議で出会い、しかも予期せぬ会話がきっかけで、昔の関わりとすれ違いが判明したわけで、世の中は狭いものだと思い、また「人の縁」を感じた次第であった。
by yokuya2006 | 2007-09-14 22:50 | 仕事と出張 | Comments(2)
Commented by ペスコン at 2007-09-15 21:51 x
この見積もりの件は以前に読んだ記憶があります。

“悪いことは出来ない”という教訓が潜んでいますでしょうか?
Commented by yokuya2006 at 2007-09-19 23:27
多分別の話だと思います。つまり、よくある話なのでしょう。
営業するなら「誰と話すべきかを知れ」と言う教訓であるでしょう。
望まれれば、つい応えてしまって深みにはまる。技術屋が陥り易い欠点であります。営業としては、結果的に失敗した商談と言うことになってしまいます。