8/25 幻詩狩り

f0057955_19331339.jpg創元SF文庫 川又千秋著。日本SF大賞受賞作。
これは面白かった。かなり昔の作品なのだが、傑作である。

読む者を異界に導く「詩」がパリで生まれた。シュルレアリスムにかかわる者たちが、次々に魅了され、そして消息を絶った。その詩が、偶然から半世紀を経て日本に輸入され、その道の専門編集者の手に渡る。編集者はその価値を認めて訳出を急ぐが、その過程で関わった友人を失い、また訳者も消息を絶つ。

詩は、日本語訳されてもなお魔力を保っていた。印刷所の校正技術者が蒸発し、訳された詩を読んだ者たちにも自殺者がでだす。詩は取締りの対象になり、詩はコピーされて麻薬のように広がりはじめた。

と、こうくれば、追うものがどう事を成就させるのかと思いきや、作者はまったく別の結末を用意していた。昨日の都内出張の行き帰りと、早めに就寝した枕元で一気に読んだ。

今日は、朝からNPOの夏祭りの清算業務。
自治会が発行した金券を現金に換えて、収支の〆をした。きゅうりと、トマトと、茹で落花生で、しめて40,600円の売上げ、2,300円の粗利益だった。昨年が3,000円の赤字であったから、改善は大きいが、もう少し利益があってもいいようだ。

NPOの会計帳簿をつけ、自宅の机の周辺の書類を整理し、捨て、夜になってようやく作業が一段落した。忙しくて、この部屋が荒れ放題で、とても気になっていたのだ。
明日は、これも気になっている会社の仕事を片付けに出社しよう。月曜日からは、また札幌と九州への出張を控えている。
by yokuya2006 | 2007-08-25 20:11 | 趣味の読書 | Comments(2)
Commented by ペスコン at 2007-08-25 23:36 x
『忙しくて、この部屋が荒れ放題でとても気になっていたのだ。』
同感です。
私の所もその通りです。
綺麗にしても、いつの間にか、荒れ放題化になります。

まだ、綺麗にしていませんが---
Commented by yokuya2006 at 2007-08-26 08:54
おお仲間ですね!
片付けなくちゃ、片付けなくちゃと思いながら、ほかの用事で後回しになってしまう。ストレスです。
会社の仕事のたまり具合も常に気になっていて、ストレス×2です。