4/9 逃亡日記

f0057955_202466.jpg日本文芸社 吾妻ひでお著、と言っても、前フリとあとがきと少しばかりの絵があり、後はインタビュー記事で成り立った本。

一部でカルトなファンを持つ漫画家さんなのだが、ある日突然、フイと仕事も家族も捨てて浮浪者になる、しかも何度も繰り返す。拾われてガテンな仕事について、その会社の社内報に妙に巧いマンガを投稿したりする。戻ったかと思えば、今度はアルコール依存症で漫画が描けなくなり、入院して断酒。その波乱の人生をあまり深刻にならない程度にリアルに描いた前作「失踪日記」で、日本漫画家協会賞大賞や、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、ついには手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞してしまった。
無駄の無い線がきれいな絵と、ロリと、SFっぽいギャグが身上の方で、これは自分をネタにした自虐的ギャグ漫画だった。でも湿っていないのが救いです。

長男が「続編があるらしい」と知らせてきたので、ネット検索して購入したのが本書だ。
私のような昔からのファンから見れば、思い当たる部分が沢山あってとても面白く読めました。
しかし、息子は理解できたのかな。まあ、私が面白く読めたのだから良し。
名古屋までの新幹線の移動で読み終えた。

仕事はアルコール蒸留副産物の飼料化の打合せ。出張の甲斐があったかは、数ヵ月後に乞う御期待といったところだ。
by yokuya2006 | 2007-04-09 20:26 | 趣味の読書 | Comments(0)