3/2 バビロニア・ウェーブ

f0057955_22525894.jpg創元SF文庫 堀晃著 1988年の出版だが、初の文庫化だ。
翌1989年に星雲賞(日本SF大会で投票決定される)を受賞している。スケールがやたらと大きい、無骨なまでのハードSF。
我等が太陽系から隔たること3光日に発見された銀河を縦に貫くレーザー光束:整然たる純粋エネルギーの流れは、直径1200万キロ、長さは5380光年もの規模に及ぶ定常波だった。
ここから得られる無限のエネルギー。この定常波の周辺に設けられた研究基地で、事件は起こった。

人口重力の下に生まれた主人公の遠心力(擬似重力)の感じかたなど、宇宙空間での描写がリアル。
そして、結末もまた広遠な宇宙空間の中で、壮大な規模でのコンタクトを予感させる。

午後から名古屋に移動、岐阜で仕事を終えて、新幹線の中で読み終えた。
その日は名古屋に泊まって、翌日の新幹線の中で組織改定に関する書類の作成など。
by yokuya2006 | 2007-03-02 22:03 | 趣味の読書 | Comments(0)