1/30 通夜

私は6時過ぎに起床したが、妻は随分前から故人を前に叔母達といろいろ話していたらしい。
通夜と葬式の段取りを進めるうちに、お世話になる町内の葬儀委員の方々が来られて、打合せをひとしきり。傷心の父に対して漢詩を詠めなどと言い出す。父は漢詩と詩吟をやるのだが、そんなことが出来るものか。ではお孫さんに「送る言葉を」と食い下がるので、よし受けて立とう。下の息子も大学入試の歳だ、その程度の学力はある、と言い放った。
どうしてそんなにお涙頂戴が好きなのだ女どもは。演出はせずとも、じっと涙を噛み締めてでよいではないか。

光熱費などの自動引き落とし口座へ入金、葬儀費用の引き出しなどをするうちに、時間は刻々と迫る。皆で式場に移動して、現地で通夜の準備を始めた。

会場ではますます親族は集まる。こんなときにしかお会いできなくて、と挨拶を繰り返す。
会場の椅子が足りなくなりはじめ、急いで葬儀会社の事務所に追加を頼むなどバタバタしているうちに親族席に座る時間となり、通夜の儀が始まった。
通夜が終われば、参列者への挨拶もそこそこに、本日の会計の引継ぎに呼ばれた。
香典の勘定をして金庫を引き継ぎ、既に食事と酒が回り始めた親族の席に加わったが、今度は明日の段取りで忙しい。

車を持ってきている機動力のある私が留守番で戻ることになり、下の息子と帰宅。
ようやく夕飯と缶ビールをいただきながら、親族から寄せられた供花のリストアップと会計、弔電の整理を済ませて、さあ受けてたった「息子(孫)の送る言葉」に取りかかる。
息子と文面を相談しつつ、たまたまこのPCに入っていた亡き母と孫の写真を会場に映し出すべく準備を始めた。
あまり感傷的なのは嫌だ、かと言ってドライ過ぎるのもどうか。息子と相談しながらどうやら原稿が完成したのは、夜の12時を回っていた。
続く。
by yokuya2006 | 2007-02-05 23:54 | 日常の雑感、覚書 | Comments(0)