11/15 エコフィード行動会議、東日本シンポジウム

先日は九州で開催されたシンポ。東日本ブロックは今日、千葉市内で開催された。
主催は関東畜産学会、共催は農林水産省、中央畜産会、配合飼料供給安定機構、農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術支援センター(長い名前だ)。
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農水省食総合食品局品産業企画課から、食品リサイクルの現状と課題の報告。
①食品リサイクルは安全性と品質確保を前提に、第一義に飼料化。
②次に需要とのバランスを考慮しながら、肥料(堆肥)化。
③熱利用は、上記が困難で、且つ一定の熱効率が確保される場合に限定、とのコンセンサスが、審議会で得られている。要するに、家畜糞尿由来の堆肥が余剰感のある現状では、カスケード利用として飼料化を推奨するし、バイオガスは効率重視で最後の手段と言うことだ。
極めて妥当な判断でしょう。

また、排出者である食品業界に「エコフィード利用農畜産物を積極的に採用させること」を支援するシステムを作り、このシステムの循環によって食品業界には排出物の品質の確保をさせる、などの工夫を考えているとのこと。(ヘタなものを出せば、自分に帰ってくる)

その後は、畜産振興課からこの8月末に制定された「エコフィード安全性確保のためのガイドライン」の説明。そして三件の技術報告。うち二件は豚さん向けのリキッドフィーディング。

最後はパネルディスカッション。いつもながら、実践者の発言が示唆に富んでいた。
地元企業でもあるので、最後に質問して少々アピールしておいた。
by yokuya2006 | 2006-11-15 22:16 | エサと飼料化 | Comments(2)
Commented by tori at 2006-12-01 12:53 x
バイプロ(食品副産物)を使ったリキッドフィーディング(養豚)を担当してますが、最近はそれらの物流も厳しくなってるようですね。 今までが無法だったのかもしれませんが、穀類高騰や資源の有効活用の点からもそのあたりがきっちり決まってスムーズに流れて欲しいものです。
Commented by yokuya2006 at 2006-12-01 19:00
toriさん、ご同業ですね。
食品副産物の飼料化は、食品業界や廃棄物処理の立場からではなく、我々エサ屋や生産者から構築しなければならないと考えています。
まだまだ食品業界は飼料化には本気ではない、そもそも業態が違い業務の目的が違うのだから当たり前ですが。
低コストで品質管理された食品副産物の安定供給体制に向けて、頑張りましょう。あの頃はアメリカから穀物がエサ用に安く買えたんだってね、へぇー、なんて言う時代が間近かも知れませんね。