3/10 高浜原発 報道の違和感

昨日の報道を聞いて驚いたのだ。

産経新聞では、大津地裁は「住民らの人格権侵害の恐れが高いのにもかかわらず、関電は安全性確保について主張、説明を尽くしていない」として運転差し止めを命じる決定を出した。と書いた。

また、NHKは「住民の生命や財産が脅かされるおそれが高いにもかかわらず、関西電力は安全性の確保について説明を尽くしていない」として滋賀県内の住民の申し立てを認め、運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。と説明した。

これだけを見聞きすれば、ええっ~、これが運転差し止めの理由になるの?と、誰でも不思議に思う事だろう。私もそう感じたのだ。

産経新聞などは、これで電気料金値下げが出来なくなったと嘆いてみせて、ゼロリスクを求める判決は異常と述べる。しかし、記事を読み進めば、(福島を襲ったような)過酷事故への対応策に危惧があると裁判官が説明していることが分かるのだ。この判断は事実に照らしてまったく正当である。裁判官はよく勉強していると感じる。

要するに記者共がアホである。最初から報道の方向を決めてあり、そこに事実を押し込んでいるのだ。産経新聞などは、勢い余って血が昇っているとしか思えない。
で、これが「ワザトかと」考えれば、多分そうではない。自分の無知と不勉強を棚に上げて、とりあえず周囲に迎合した物言いをし、旗色を示して、仕事をしたフリなのであろう。

自身の言動を自覚し、誇り高くあるべきマスコミ人であろうに。亡国メディア朝日はどーしよーもないが、産経もNHKもこのザマか。というわけで、テレビも新聞も死に、ネットだけが生き残るのであるなぁ。
悲しい現実である。
by yokuya2006 | 2016-03-10 21:59 | エネルギー | Comments(0)