12/18 船橋の煙と社会学の本

函館駅前のホテルで研究所長と合流して取引先。2時間ほどの打ち合わせをした。1月~3月のスケジューリングが出来て有意義だった。
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終われば所長を五稜郭駅に降ろして、私は函館空港から羽田に戻る。

夕焼けの関東に向けて高度を下げる飛行機から東京湾を見下ろせば、アレレあの立ち上る煙は尋常ではないぞ。羽田空港からバスで千葉に向かう東関東道の途中でも、周囲にもやが立ち込めて社内まで刺激臭を伴った煙が入ってきた。咳き込んでいる乗客もいた。

帰宅してニュースを見たら、船橋の産業廃棄物の山が発火したとか。ああこれだったのだな。

さて、時間つぶしに函館空港で買った光文社新書。商店街はなぜ滅びるのか、社会・政治・経済史から探る再生の道、新 雅史(あらたまさふみ)著。社会学者とは、皆シニカルで世の中を斜めに見てせせら笑う奴共かと思いきや、この方は正確な判断と反省を踏まえた現実的な提案をする、まだ若い頭の良い学者である。

意外や歴史の浅い商店街の成り立ちと、これを破壊した元凶「財政投融資」。コンビニの台頭がとどめを差したが、今こそ引き継ぐべき商店街が語る理念。あるべき規制の形。

書かれた時期は2012年とやや古いのだが、順調に版を重ねているらしい。確かにその価値のある優れた評論である。良い本に出会えて幸せな出張帰りであった。
by yokuya2006 | 2015-12-18 22:52 | 仕事と出張 | Comments(2)
Commented by stehkaffee at 2015-12-19 12:51
船橋の産業廃棄物の煙は私も見ました。朝の恒例の撮影を終えて帰るときでした。白かったし形からこの冬に何で入道雲?と思ってしまった(^^;)
Commented by yokuya2006 at 2015-12-19 21:35
stekaffeeさん、凄い煙でした。中国はPM2.5とやらで大変ですが、我が国もそうたいした事はありませんね。