5/16 国際食品素材添加物展

昨日と今日と、東京ビッグサイトで「ifia JAPAN2013 国際食品素材添加物展」及び併催のヘルスフードエキスポを覗いてきた。二日間とも長時間のセミナーやシンポジウムを聴講し、なかなか有意義な時間だったと言えるだろう。
f0057955_18213767.jpg
安倍首相の成長戦略の一環で、政府の規制改革会議で優先して取り組むべき課題の一つに、所謂「健康食品」の機能性表示が挙げられている。ワーキンググループからは6月までに結論が示されることになっており、業界は期待を込めてこれを見守っているのだ。

我が国の法律では、薬品と食品の壁は厚い。20年ほど前に、食品の薬側に近い部分に「特定保健用食品、所謂トクホ」と「栄養機能食品、ビタミンとミネラルの類」のカテゴリーが新設されて、これは世界的にも先進的な取り組みだったそうだけれども、その後のトクホの進展は芳しくない。その理由をザックリと書けば、認定の範囲が限定されており、巨額の経費がかかる為である。要するに「無理して取る意味がない」と云われる所以で、「中小企業は手が出ず、大手企業も持て余すトクホ」などと陰口も聞こえてくる。

そこで、トクホの今度は食品側に、新たに例えば「健康支援食品」というカテゴリーを創出しようとの意見が提出されている。認定までのコストを抑えて、食品供給の主体である中小企業にも門戸を開き、或いは地域産業の振興に役立て、将来的には海外市場も視野に入れようとしている。もちろんエビデンス(科学的根拠)は必要だし、ランダム化試験(試験対象の母集団をランダムに振り分けて、試験区と対照区を設定する)も必須となる。

進めるべし!と思う。
しかし、パネルディスカッションでも、質問したくてウズウズしていた事が二つある。それを云っちゃあ、お終いよ!と白けるかも知れないので云えなかった事がある。
ここに書いておこう。

1.「薬事法の制約」との言葉が複数の演者から聞こえましたが、本丸たる薬事法そのものの改正については、どのようにお考えですか?

2.「消費者の理解」との言葉も複数の演者から聞こえました。この場にいる我々は兎も角、生化学的知識に乏しい一般消費者に機能性食品のエビデンスを提供したとて、それがどう伝わるか心配ではありませんか? み○も○た氏や、試○て○ッ○ンの番組で紹介されたとたんに、スーパーから特定の食品が無くなるという民度であるのが現実です。
f0057955_2025094.jpg

by yokuya2006 | 2013-05-16 20:28 | 食べ物・飲み物 | Comments(0)