11/11 スターフォース

f0057955_10181554.jpg横になり、ずっと東直己の探偵ものを読み耽っていたら、頭の中がすっかりハードボイルドだぜ! になってしまった。
昨夜は就寝前に、別ジャンルの文庫本を手に取った。
スターフォース 最強の軍団、誕生! B・V・ラーソン
中原尚哉 訳 ハヤカワ文庫

郊外の牧場に暮らす大学教授、専門はコンピュータサイエンス。夜半に突如現れた異星の船に拉致された彼は、過酷な試練を経て船の指揮者として認められる。
船は地球上に700以上いて、それぞれが指揮者として的確な人間を無造作に探していたのだ。

船のAIを通して状況を探るうちに、敵の襲来が知らされ、指揮官を獲得した船達は迎撃のために宇宙空間に飛び出す。教授は周囲を可視化する方法を編み出し、仲間の船と協力して、未知の敵船の破壊に成功。とりあえずは初戦を勝利で飾るが、、、

軽めでテンポ良く、コンピュータゲームの様な次から次からの展開に、思わず一気読みしてしまった。終いには、教授は船を構成するナノマシンを自らの体内にも取り込んで、無敵の兵士と化し、地上に降りて侵攻を開始した敵ロボット群と闘うは、核地雷や戦車からの戦術核砲撃はバンバン破裂するは、仲間の強化兵士は次々に死んでいくはと、まあ如何にもな単純明快、明朗闊達なアメリカ活劇。この精神性の欠如が凄い。
米国のコンピュータ学者って、こんなにマッチョなのか! 肉食人種恐るべし。

なお原作は、アマゾンの電子書籍プラットホーム・キンドルに発表されたそうで、訳者も本を見ず、キンドル画面から訳したそうである。時代だなぁ。
原題の「Swarm」は、蜜蜂の分封を意味する言葉。宙軍歩兵隊を擁するAI船団が、群れをなして地球を離れ、次なる拠点に移る様を言うのだろう。
そして、最後にまさかの急展開。苦渋の選択、そして物語の始まり。
ネオニコチノイドには気をつけていただきたい。
by yokuya2006 | 2012-11-11 11:05 | 趣味の読書 | Comments(2)
Commented by kou at 2012-12-13 20:26 x
先だっては拙ブログにお越しいただきありがとうございました。
このSFはkouも先だってアマゾンにて購入して読んだばかり。
日本でもいずれ電子書籍に様変わりしていくのかな~なんていやいや私はちょっとムリムリって所です。
Commented by yokuya2006 at 2012-12-14 00:16
kouさん、お久しぶり。このSFは、私は結構楽しく一気読みしました。でも、私も小説は本で読みたいですねぇ。電子書籍は、ありぁ本ではありません。