12/28 妖精作戦

f0057955_21302843.jpg笹本祐一 著、創元SF文庫

まったく、この作者の存在を知らなかった。
1984年と云うから、今から27年前の痛快青春超特急超能力行って来いSFである。

解説によれば一世を風靡したらしい。確かに等身大の高校生が、プロの探偵や軍事組織を向こうに回して、縦横無尽の大活躍。
勢い余って月まで行って異星人との交戦に遭遇しながら、これを他人事のように地球に戻ってくる話は、主人公と同年代の読者には面白かったろう。物量豊富なのも時代である。

作者にすれば「今更の感」がある再版であるようだが、確かに今読んでも面白く、再版の価値はある。

時代背景が大きく変化しているのだが、当時の熱がまだ十分に感じられるのは傑作の証である。
四部作だと言うから、これから続きも出るのだろう。楽しみに待っていよう。
by yokuya2006 | 2011-12-28 21:43 | 趣味の読書 | Comments(0)