12/7 再生可能エネルギー・セッション

取引先から自宅に届いた生花を会社に持って行く。電車通勤だから出来る事だな。
メールに対処して、先月の業務報告書を発信して、スケジュール調整して、企画書の草案を上司に報告して、昨日置いたままだった自転車で幕張メッセに向けて走る。

5日から開催されている再生可能エネルギー展。展示会場を覗く時間はなかったが、併催される産業技術総合研究所のセッション「再生可能エネルギーへの期待と展望」を聞いてきた。
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福島原子力発電所事故から見た太陽光発電への期待
前半では放射能測定値が下げ止まっている様子が判り、これからの長い対策の必要性を改めて感じさせた。後半は太陽電池の最先端の話。世界最高の効率を誇る集光型、或いは多接合型、有機薄膜型、色素増感型太陽電池などの話が楽しめた。

蓄電デバイスの開発と標準化
主に自動車用の電池の話。EVにはリチウムイオン電池、HEVとPlug in HEVにはニッケル水素電池など、用途に応じた特性などを聞いた。安全性と劣化の研究の進展、世界的に規格の標準化が提案されている。演者が早口で、しかも「まぁあの~」「あの~」を連発するので聞きにくいこと甚だしい。面白かったんですけど、、

分散型エネルギーマネジメント
所謂スマートグリッドの話。原則として貯め置けず、供給の水準がいろいろで、需要の要請も様々な電力と云うもののマネージの難しさが腑に落ちた。制御装置の開発が重要です。

バイオマスエネルギーの最新動向と産総研の取り組み
バイオマスの定義・解説から始めて、そのポテンシャルと将来像を語る。一時のバイオマスに対する過大な期待やバイオガスブームも落ち着いて、その欠点も含めて正しく評価され、バイオディーゼルフューエル、バイオエタノールなどと並べて総合的・客観的に示した。再生可能エネルギー電気の買い取りが、今後の活性化を予感させる。バイオマスって、誰が集めるの、どうやって運ぶの、何処で加工するのが、やはり大事なのだ。相変わらず。

地熱発電と地中熱利用の現状、可能性と研究課題
ここを掘ろう!から10年以上かかるリードタイム、採掘コストは高く、ハズレもある。一方で、有望地域の8割以上が国立公園などの中にあり、既存の温泉業界に配慮せねばならず、地熱開発を進める法的整備が遅れている。うーむ、これはなかなか難しいものなのだ。
似て非なる、浅く掘る地中熱利用。夏は涼しく、冬は暖かく。これはもっと普及して良い。

そうそう、昼休み前に、コスタリカのラウラ・チンチージャ大統領がサプライズ登壇。
緑多い国、環境全般に配慮してきた歴史、森林保護に注力する一方で、敢えてハイドロカーボンを採掘せず再生可能エネルギーでの電力自給に挑むコスタリカをアピールした。
水力で75%、地熱で15%、90%を再生可能電力で賄い、雨季には再生可能率100%!グリーン企業の誘致を進め、今後はバイオディーゼル、バイオエタノールも推進する。優れたエネルギーの歴史を持つ日本?とも相互協力して、世界のお手本になりましょう!って、最後は少しお世辞。
美人で、落ち着いて話す、カッコイイ方だった。あんな指導者がいいね。
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by yokuya2006 | 2011-12-07 18:25 | エネルギー | Comments(0)