10/29 進むも地獄、退くも地獄のTPP

今日はやや暖かな札幌。最寄の駅から新千歳空港を目指した。
紅葉の時期を迎えて、市民は秋を惜しみつつパークゴルフに興じている。雪虫が飛び交い、もうすぐ雪を迎える北国の晩秋の光景である。
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千歳から羽田。暖かい。夕方に自宅に戻り、夕飯間際まで昼寝する。
ボーイング787の遊覧飛行に当選した息子が、成田から帰ってきた。ネットで応募して「繰り上げ当選」したと言う。昔から籤運の強い奴なのだ。

閑話休題。
民主党の仙谷某が「JA全中がTPP反対をわめいて走っている」「ちゃんとものの分かる人を組織して対処する」旨の発言を行ったと、ネット記事が報じていた。もし、こんな物言いをしたとすれば、傲岸不遜も甚だしい。聞く耳持たぬ阿呆の言動である。民主党の底の薄さが、つくづく恨めしい。

同じく民主党の篠原孝氏が彼のブログで、思いの丈を述べている。
考えるに、米国スタンダードに飲まれる愚を選択し国柄を坩堝に放り込むのか、一時はこれを避けたとて、空洞化して疲弊して衰弱死を待たざるを得ないのか。「進むも地獄、退くのも地獄」の心境なれど、後者には対処のための時間があるだけ価値がありはしないか。
飛び込めば国柄を失う、とすれば踏みとどまって対処の知恵を絞る道がなかろうか。土壇場の創意工夫では、まだまだ民度の高い日本人には可能性が残されている気がする。と、保守主義者の私は考える。衰えたとはいえ、この国柄を売り渡す愚は犯すまい。

それにしても、遺伝子組み換え作物然り、バイオエタノール戦略然り、リーマンショックへの対処も然り、国際紛争への対処は言うまでもない、米国指導層の悪辣さは史上最悪ではなかろうか。
自国の利益と安寧秩序のためには、他国を踏みにじっても公然と「スタンダード」「グローバル」と言ってのける。神を見限ったプロテスタントの末裔共の暴挙には、ただ呆れるのみである。
by yokuya2006 | 2011-10-29 21:44 | 日常の雑感、覚書 | Comments(5)
Commented by rollingwest at 2011-10-30 18:22
農業に関係する方々にとっては、TPPは悩ましい問題ですね。
広大なる大地を持ち日本の農業の供給源となっていく北海道にとってはプラスの面もあるような気もするのですが・・。
Commented by yokuya2006 at 2011-10-30 19:38
北海道の農業より、むしろ内地の山間地集落などが心配です。
TPPは「都市部VS農村」みたいな短絡報道が多いようですが、金融、郵政、医療など我が国の国柄が破壊されかねない脅威を感じています。
Commented by rollingwest at 2011-10-31 06:28
なるほど・・、日本の生活インフラの破壊ですか・・。そのような視点ではあまり認識しておりませんでした。
Commented by 角之倉 隆 at 2011-11-01 18:20 x
TPPの事分かりません。二者択一しかないのでしょうか?農業、TPPに加入しなければ存続するのでしょうか?清朝末期の様な状態から抜け出すいい機会かもしれないなどと考える事があります。
最近優秀な若い方々を拝見しましてスタートラインさえ公平ならば日本人は切り抜けられるかもしれないと思います。途中から都合よくルールを変えられなければ良いのですが。
Commented by yokuya2006 at 2011-11-01 21:14
もうここまで来て、今更 守るべき国柄など無いと考えるべきでしょうか。
まあ、なるようになると開き直るのも一興です。

若き日本人で優秀な方もいるでしょう。韓国にも中国にも、米国にもいるでしょう。同じ土俵で勝負して、日本人が負けない事もあるでしょう。負けることもあるでしょう。

同じ土俵に登らざるを得ない、良き伝統や慣習を捨てても登らざるを得ない、そこに議論の余地があるのでしょう。