8/1 篠原副大臣の講演

土曜日に出てやっつけていた仕事を上司に報告し、電話とメールで社内調整に専念する。次いで今月の日程をある程度埋めながら、飛行機の予約をした。流石にお盆の前後はもはや混んでいる。

午後からは船橋まで出掛けて、篠原副大臣の講演を聞いてきた。題目は、「25年目のチェルノブイリ視察から、人々の暮らし、大地と農産物」。生活クラブ虹の町と元気クラブの主催であった。
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予測された原発事故、放射能汚染と農産物、放射能に汚染された食料への消費者の対応、放射能汚染の中で生きるチェルノブイリに学ぶ、日本の将来、と話してきて、最後は「原発は害毒:ドイツよりイタリアより、日本こそが原発廃止の先頭に立つべき」と言い放ち、続けて「TPPは邪魔:土地は上がる、原発は安全、経済成長は永遠に続くとの幻想が破綻した。GDPで中国に負けたがどうした。そろそろ加工貿易立国から卒業して、大国意識を捨て『中日本主義』で行こう。」「豊かになり過ぎてエネルギーを使い過ぎている生活を見直して、少し昔に戻ろう。電気がエネルギーの全てではない、バイオマスエネルギー大賛成。」と結んだ一時間半だった。

地産地消、旬産旬消を唱えた昔から、この方は旗色鮮明、ブレない方である。
問題多い民主党政権だが、ウルグアイラウンドで自民党の農水大臣だった現 鹿野大臣と、このベテラン行政マン出身の篠原副大臣を擁する農水省は、確かに仕事が出来る布陣だと考えている。
TPP拒否、宜しくお願いします。目先の利益しか見えない経済人や政治家に、農業、環境、食料、そして循環の意味をこれからも主張し続けて下さい。これらがまさに国がやるべき仕事なのです。
by yokuya2006 | 2011-08-01 21:19 | エネルギー | Comments(5)
Commented by rollingwest at 2011-08-02 06:36
苫小牧・帯広で数年前からスタートしているバイオエタノール事業は順調に成長しているのでしょうか?
Commented by 角之倉 隆 at 2011-08-02 14:18 x
中日本主義。不安が残りますが覚悟して取り組む必要があると考えていました。そろそろそんな時期なのでしょうか、地球の生産力には限りが有ると思います。もっといい方法を編み出す科学者がいらっしゃるかも知れません。
Commented by yokuya2006 at 2011-08-02 18:01
バイオエタノール、新聞報道によれば十勝のそれは等外小麦と甜菜(シュガーピート)を原料にしているので、去年の悪天候による収量不足で苦戦していた記憶があります。苫小牧は今のところMA米が原料ですが、道産の米(エネルギー米?)を原料にできた時に真価が問われるのではないでしょうか。

ちなみに両施設とも、農水省の「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」によるものだったはずで、従って実証が目的であって成長はしないのだと思います。間違っていたら御免なさい。
Commented by yokuya2006 at 2011-08-02 18:33
角之倉様、地球環境は閉鎖系です。無限の成長などあり得ません。
宇宙進出して無限に成長する人類を本気でやらない限り、何処からか(地球外?)資源を持ってくるか、画期的なエネルギー源を開発するか、弱者から奪うか、根拠のない紙幣を印刷してばら撒くかしかないのではないでしょうか。

リンクしている「おゆみ野四季の道」の山崎さんが、日本も「新しい中世に突入」して、貧しいが時間が豊かだった時代に戻るだろうと記事を書かれています。
Commented by 角之倉 隆 at 2011-08-03 09:31 x
幼稚な質問に対し真剣にご意見をお聞かせいただきまして有難うございます。
意を強くいたしました。立派に生きなければと反省しております。