6/19 グーグルアースで被災地を見る

久し振りにグーグルアースを見ていた。
近所の駅や、通勤先の駅周辺の写真が最近のものに更新されていて、しかも新しいバージョンでは画像取得日が表示されるのだな。2011年3月31日と書かれてある。

となれば、被災地の画像も更新されているのかと、マウスで千葉から北上を開始した。
福島第一原発は、原子炉格納施設の屋根が吹き飛んだ生々しい様子が見て取れる。
2011年3月19日更新とあるから、震災直後の映像だ。なるほど、この広く沖合に展開した堤防を越えて、津波が襲来したと言う訳なのだな。これだけの備えが無効であった訳なのだ。

そしてその周辺も、まさに大災害の状況を俯瞰できる。扇状地一帯が水に浸かったまま海と同じ色を呈する地域が多数。津波が襲ったのであろう、河口から川に沿って昇り、或いは海岸線から内陸へと一定の幅で、瓦礫と化した地域も多数。白く点々と散らばるのは流された自動車なのだろうか。陸上に横倒しになった漁船も見える。

世界中がこれを見ているのだ。画像にはロシア語やら中国語やらで付箋が貼られている。
今の時代だ。この衛星写真を使えば、津波が来たエリアを明確に示す事が出来る。後世に伝える事が出来る。人が住んではならないところ、住むためには対処が必要なところが判るだろう。

そして原発だ。この周辺に国民が永久に居住出来ない国土を現出させてしまった事は、日本人が、そして世界が忘れてはならないことだろう。
そんな事を思いながら、しばし呆然としてマウスを滑らせていた。
by yokuya2006 | 2011-06-19 20:55 | 日常の雑感、覚書 | Comments(2)
Commented by rollingwest at 2011-06-20 06:30
震災後の被災地映像はどれくらいの頻度で更新されているのでしょうか?
Commented by yokuya2006 at 2011-06-20 20:48
Google Earth のヘルプによれば、
Google Earth では、可能な限り高画質の画像を取得していますが、その大部分は 1~3 年前に撮影されたものです。Google Earth の情報は長期にわたって収集されているため、リアルタイムのものではありません。って書いてあるだけですね。

確か米国のカトリーナ台風だったかの時には、特別に直後の画像更新がなされた覚えがありますので、今回も大災害への緊急対応の意味があるのではないでしょうか。