3/23 流れ行く者

f0057955_20414022.jpg上橋菜穂子 著、偕成社。守り人短編集、四編収録である。

守り人シリーズの本編を10巻まで読み終えて、その興奮が冷めやらぬうちに、買い込んであった別な文庫本を持って出張に行ったのが失敗だった。

うってかわって軽妙洒脱、なかなか面白いミステリもので、面白いんだ、面白いんだと自分に言い聞かせて読み進めていたのだが、イカン!、遺憾!バルサとチャグムの濃厚な物語から、私の波長が戻っていないのだ。

読みたい本があるのを、私の潜在意識が訴えている。
仕方が無い、ここは自分に正直にならねばと、京都駅に着いたら大型書店を探した。京都駅前のヨドバシカメラの6階に大垣書店を見つけて 児童書の棚を探せば、あったあった。やはり私はこの本を読む運命であったのだ。出張だと言うのにこんな重たい本を買い込んで、嬉々としてビジネスホテルで読みふける。

ジグロが生きていた頃の、まだ小さいバルサにタンダが絡む物語などが四編。嬉しいなあ。
チャグム以前の物語が、もう少し読みたいなぁ。

そして、チャグムが壮年王となった物語も良かろうなぁ。しかし、一般に女性作者は、利発で健気な若者までは好きでも、男性ホルモンに満ちた男や、脂の浮いた実年オヤジは書くのが嫌だろうな。
読み終えて満足した。ようやく、別な本を読めるようになった。筈である。
by yokuya2006 | 2011-03-23 20:03 | 趣味の読書 | Comments(2)
Commented by kou at 2011-03-25 03:04 x
あれ~外伝までもう探されましたか?
kouは天と地の~3巻読み終えたらちょっと余韻が強くて少し休養です。
Commented by yokuya2006 at 2011-03-25 07:43
余韻を反芻しつつ、しばらくお休みが正解かもしれませんね。
我が家では、今カミサンがハマっています。(^^)v