1/15 年末年始に読んだ本 忘れ物

f0057955_1428591.jpgまだあった忘れ物。
ワシントン封印工作 佐々木譲 文春文庫

日米が戦争に突入せんとする頃、日本の実業家の庶子故に米国に渡り医学を学ぶ幹夫は、母からの学費が途絶えて進退窮っていた。帰国を迫られ、大使館での雑用係として働き始める幹夫。

同じその頃、日本人を父に持ち米国人の母と共に帰国して就職先を探すミミは、政府高官から日本大使館にタイピストとしての仕事を与えられた。大使館内部に送り込まれたスパイとして。

両国が戦争に傾斜する中での青春群像。政府高官に愛されるミミは、やがて幹夫に心を開いて行く。
先日読み終えた大戦三部作の、一方その頃ワシントンでは、の一作。やはり傑作であった。

そのほかのメモ。
「プロ」が教える成功法則 新規事業がうまくいかない理由 坂本圭一 東洋経済新聞社
同僚が送ってくれた本で、字が大きく空白が多いのですぐ読めた。仰るところは御尤もな一冊。

アリスへの決別 ハヤカワ文庫、神は沈黙せず 角川文庫 共に 山本弘
MM9やアイの物語で味を占めて、作者の作品を遡って読んでみた。大層博学でオタク的、アイデアストーリーの小品を書くかと思えば、とんでもなくスケールの大きなものも書くのだな、この人。
by yokuya2006 | 2011-01-15 13:00 | 趣味の読書 | Comments(0)