8/16 MM9

f0057955_20562310.jpg山本 弘 著、創元SF文庫

怪獣小説と書かれてある。書店で一度 手に取ったのだが、購入は躊躇した。しかし、その後のネット書店で見るうちに「読んでみようか」と思い直して購入したのだった。

盆休みの帰路、夢中で読んで、成田空港からの電車の中で読み終えた。これは面白かった。

気象庁特異生物対策部、略称「気特対」は、怪獣の素姓や進路予測、怪獣に対処する自衛隊への情報提供を任務とする公務員組織である。
彼らは、光線銃などの武器を持たず、特別装備のスーパーカーや合体するジェット機にも乗らず、ましてやウ〇ト〇マ〇の助けも借りずに、日常的に現実的に怪獣に立ち向かうのであった。

怪獣マニア向けの楽屋落ち小説かと思いきや、ちゃんとしたSFであり、娯楽読物としても完成度が高い。MMとはモンスター・マグニチュードなる尺度であって、怪獣の大きさ≒破壊力をしめす単位である。この連作集は、最後に表題のMM9:超巨大黙示録的大怪獣の出現に至る。

気特対が、懐かしき科学特捜隊「科特隊」のパロディである事は、お分かりの事と思う。
この作品には、映画やテレビの怪獣ものへの限りなき愛が注がれている。素晴らしい!!!
by yokuya2006 | 2010-08-17 21:18 | 趣味の読書 | Comments(2)
Commented by urasimaru at 2010-09-07 14:06
ドラマになってるようですよ。偶然見つけましたw
http://www.mbs.jp/mm9/
Commented by yokuya2006 at 2010-09-07 22:51
あらDVDまであるのですね、凄いこと。有難うございます。