12/11 笑う警官

f0057955_2211097.jpg佐々木 譲 著、ハルキ文庫

道警シリーズの二作目から読んで、これは第一作。なるほど、彼等の出会いはこのようであったのだ。

女性警察官殺害の被疑者にされた津久井巡査部長。過去に、共に働いた彼を信じる刑事の佐伯は、仲間を募って津久井の無実の証明に動きだす。覚醒剤吸引と拳銃所持の凶悪犯として射殺命令が出されるに至って、これを不審に思う警官も合流しはじめた。狸小路のはずれのジャズバー二階、そこが彼等の裏捜査本部となる。

またもや、残りのページが惜しまれる面白さだ。
ようやく突き止めた真犯人の予想外の行動、事件の真相究明とは異なる価値観から執拗に干渉してくる勢力と直面するラスト、事件が解決した後もなお緊張感が増すエンディングは見事!
道警ビルを睨み見上げる佐伯、この絵が撮りたくて映画になったのではなかろうか。

雨の静岡への日帰り。予定通り、新幹線の行き帰りと京葉線で読了した。戻った千葉も寒い。
自宅のPCを開けてみると、いささか図々しいお願いをしていた方々から快諾のメール。ああ有難い、有難い。世の中、捨てたものではない。
by yokuya2006 | 2009-12-11 22:40 | 趣味の読書 | Comments(0)