10/11 無限記憶
原題はAXIS。
ロバート・チャールズ・ウィルスン、茂木 健 訳、創元SF文庫。
ヒューゴー賞受賞作SPINの続編である。
地球が、次いで火星がSPIN膜で覆われ、地球外40億年の時間が遮断された地球上での40年が終わった。再び地球に開かれた宇宙は老い、同時にインド洋には、他世界へのゲートとなる巨大なアーチが出現した。本編は、その新世界での30年後の物語。
前作とは語り口が変わって、謎解きと追跡劇が織り重なってストーリー進行は早く、最後には壮大なクライマックス、破壊と進化と救いと別離、そして静かな余韻が用意されている。いやあ、堪能いたしました。三部作になるそうで最終編が楽しみである。
成田発から読み始めたが、フィリピンの国内路線では読み耽っているところを隣席の陽気なオッちゃんに邪魔されて困った。この本は何語だ?この文字は上から下に、右から左に読むのか?これは何の本だ?止まるところを知らない。サイエンスフィクションだと言ったが、オッちゃんの辞書にはこの言葉は無いようであった。
帰路には読み終えようと考えていたが、機内では寝ていたから、結局のところ読了したのは自宅の布団の中であった。
ロバート・チャールズ・ウィルスン、茂木 健 訳、創元SF文庫。
ヒューゴー賞受賞作SPINの続編である。
地球が、次いで火星がSPIN膜で覆われ、地球外40億年の時間が遮断された地球上での40年が終わった。再び地球に開かれた宇宙は老い、同時にインド洋には、他世界へのゲートとなる巨大なアーチが出現した。本編は、その新世界での30年後の物語。
前作とは語り口が変わって、謎解きと追跡劇が織り重なってストーリー進行は早く、最後には壮大なクライマックス、破壊と進化と救いと別離、そして静かな余韻が用意されている。いやあ、堪能いたしました。三部作になるそうで最終編が楽しみである。
成田発から読み始めたが、フィリピンの国内路線では読み耽っているところを隣席の陽気なオッちゃんに邪魔されて困った。この本は何語だ?この文字は上から下に、右から左に読むのか?これは何の本だ?止まるところを知らない。サイエンスフィクションだと言ったが、オッちゃんの辞書にはこの言葉は無いようであった。
帰路には読み終えようと考えていたが、機内では寝ていたから、結局のところ読了したのは自宅の布団の中であった。
by yokuya2006
| 2009-10-11 13:12
| 趣味の読書
|
Comments(6)
SFファンでしたか?~ちょっと嬉しいですね~。
0
Commented
by
yokuya2006 at 2009-10-20 21:44
KOUさんもSFですかって、なんて言い方だ。
私はSFです。キッパリ!(^_^)v
古き良きスペオペも好き、ハードSFも好き。最近の日本のSF作家は、育ってきましたねぇ。なかなかの方々が多くて、嬉しくなってしまいます。
私はSFです。キッパリ!(^_^)v
古き良きスペオペも好き、ハードSFも好き。最近の日本のSF作家は、育ってきましたねぇ。なかなかの方々が多くて、嬉しくなってしまいます。
Commented
by
KOU
at 2009-10-25 05:56
x
最近はもう読むのも少なくなってしまって~
必ず読むのは『ビジョルド』の作くらいです。
必ず読むのは『ビジョルド』の作くらいです。
Commented
by
yokuya2006 at 2009-10-25 09:18
昔、戦士志願を読みました。その後、このシリーズは随分発展しているみたいですね。
Commented
by
KOU
at 2009-10-28 21:54
x
Commented
by
yokuya2006 at 2009-10-28 23:00
あらま、そうなのですか。
私は、このシリーズは第一作で止まってました。
大昔の荒唐無稽な疑似科学スペオペは大好きなのですが、これはちょっと違うのかなと。
最近の日本の作家はいいですよ。藤崎慎吾とか、小川一水とか。
私は、このシリーズは第一作で止まってました。
大昔の荒唐無稽な疑似科学スペオペは大好きなのですが、これはちょっと違うのかなと。
最近の日本の作家はいいですよ。藤崎慎吾とか、小川一水とか。