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9/26 脱臭槽の改善など

NPOで管理請負している生ごみ処理機、付属しているバイオ脱臭槽(とは名前が凄いな)の担体を交換することになり、朝からメンバーで作業してきた。脱臭槽の担体は、10年前から交換したことがないヤシ繊維だから、だいぶんヘタっているのは確かだ。

例によって、発酵槽に接続された排気ファンの送風量がきわめて大きいにも拘らず、脱臭槽の容量は小さいから、臭気を含んだ排気が担体に接触している時間など、たかが知れている。
担体はタイマーで上から散水されているので、要するに湿った担体に排気が接触することで水溶性のアンモニアなどは排気からは取り除かれるが、そのほかの悪臭物質はそのまま放出されてしまう。
バイオと言うからには、この担体に硝化菌などが住み着いて、などと連想を誘うのだが、こんな短時間で通過する悪臭物質を捕まえて食べてしまう便利な微生物などいるはずがない。

どうしてもう少し考えて設計しないかなぁ?容量を大きくしたり、排気ファンにインバータをつけて風量をコントロールして接触時間を稼ぐとかさぁ、バイオの名が泣くぜ、まったく。
by yokuya2006 | 2009-09-26 17:39 | 堆肥化とNPO | Comments(0)
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