9/18 彼岸花咲きて

花、茎、球根の全てに毒があり、そのご利益で田んぼのあぜ道や墓所に植えられたという。
この時期、路傍のいたるところで一斉に見かけるから、彼岸花とはよく言ったものだ。
種では増えず、栄養繁殖だけと聞いたが、人為的に株分けしなければならないだろうに、これだけ見かける全てが人間の手で植えられたとは信じられない。

北海道では、見かけた覚えがない。
あったのかも知れないが、これほどまでの数で見なかったと言うことか。
内地に転勤してきて、この時期に見慣れぬ花の名を覚えてから、もう20年近くになる。
葉も見えぬ場所から唐突に、土中から茎が突き出して、派手やかな花を浮かべる。
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彼岸花咲きて、咲かぬ故郷を思い起こす。

いや、まてよ。確か叔母が「あの花は気味が悪い」と言っていたな。叔母は札幌から出たことがなかったはずだ。いやいや、死んだ私の祖母の言葉だったかも知れない。祖母であれば佐渡と津軽の地を踏んでいるから、見ていることに不思議はないな。
by yokuya2006 | 2009-09-18 19:29 | 日常の雑感、覚書 | Comments(3)
Commented by 豆作 at 2009-09-18 22:24 x
文章が最近、韻文混じりですね(笑)
秋の到来は、人のうたごころを刺激するようです。
芸術の秋、文芸の秋、俳句なども良いんじゃないでしょうか・・・
Commented by yokuya2006 at 2009-09-19 16:25
あはは、わざと俳句にはしないように気をつけております。
曼珠沙華って歌がありましたが、歌っている山口百恵氏と言うよりは、作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童の傑作だと思います、豆作先生、知ってます?
Commented by 豆作 at 2009-09-22 07:29 x
もちろん憶えてますよー
曼珠沙華のことを「マンジュシャカ」と読んで歌ってましたね
それが孵って印象的で、発音重視だったんでしょうかね