8/26 茶殻の飼料(エコフィード)化2

②エコフィード化を阻む要素
比較的古いボトリング工場では、排出ラインが単独であり、茶粕類が全て同一の排出ホッパーに導かれ、その下には産廃用のアームロール車が待機している構造が多い。この場合は、例えば「ジュース粕」も「コーヒー粕」も「緑茶粕」も「ウーロン茶粕」も「紅茶粕」も一緒に排出され分離は不可能なので、資源化は無理にならざるを得ない。

排出ラインは資源化を考慮して設計されていないため、洗浄できる構造になっていない場合も多い。
洗浄できない鉄製フレームのベルトコンベアが錆びて、干からびた茶粕が固着してカビていても、産廃ならば問題はない。しかし、飼料原料としてはダメである。

排出ラインを水で押し流す構造がある。廃棄物だから、押し流す水に中水(簡易処理した水)や、汲み上げて衛生管理していない井戸水を使う場合がある。これも、産廃ならば問題はない。しかし、飼料原料としてはやはりダメである。

緑茶粕は水分が多い。水分70~80%はある。これも飼料化を阻む要素となる。
飼料化を考える場合、水分は栄養分として評価されないから、100%から水分を引いた「乾物%」で評価することになる。しかし、輸送費は水分にも厳然とかかるので、コスト的に不利になりやすい。曰く「水を運んでいるようなものだ」である。

最後に、緑茶粕は乾物当たりの栄養価も決して高くない。緑茶粕の飼料価値については、次回に述べることにしよう。(続く)
by yokuya2006 | 2009-08-26 22:24 | エサと飼料化 | Comments(0)