8/26 茶殻の飼料(エコフィード)化1

①緑茶粕エコフィード化の経緯
缶入りの、その後はペットボトル入りの、緑茶飲料が登場して久しい。
コンビニの冷蔵ショーケースを見れば、各社様々な「茶飲料」を製造しており、その移り変わりも激しいようだ。

飲料メーカーのボトリング工場では、当然「茶殻」が発生していて、飲料メーカーはこれを産業廃棄物の中の動植物性残渣(お茶だから動物性ではないのだが、業界用語のカテゴリーなので)として処理している。
事業場からは収集運搬業者による搬出が必要で輸送コストがかかるし、堆肥化するなどの産廃処理費用は別途必要となる。これらはマニフェスト管理が法律で義務付けられている。

ボトリング工場は、例えば関東だと鬼怒川水系、利根川水系、富士山伏流水などを利用できる場所に位置していることが多いが、処理水をこれら一級河川に排出する手前、廃水処理には各社とも最新の設備を導入しており、これにも莫大なコストがかかっている。従って、茶殻を無理に脱水して廃棄物を減容化すると、廃水処理システムに負荷をかけることに繋がるので、茶殻は抽出されたそのままで排出される例が多い。

茶殻は、排出される時の温度が高く水分も多いから、つまり「腐り易い」。そのため、これまでは産廃処理としては堆肥化が主流で、一部、麦茶粕が周辺の畜産業者に利用されたりしていた程度で、飼料などへの再資源化は稀だった、と言える。

しかし、昨年末までの輸入飼料の異常な値上がりを背景に、利用できるものは飼料(エコフィード)として利用しようとする機運が高まりを見せ、飼料コスト上昇に経営を圧迫されるメガファームやTMRを得意とする飼料メーカーが取り組みを進めてきた。(続く)
※この頃、(続く)が多いな。
by yokuya2006 | 2009-08-26 21:29 | エサと飼料化 | Comments(0)